てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

友 遠方より来たり

2010年08月05日 | 近辺
遠方に住む友人が数年ぶりに飯田に来ることになり、かつて一緒に活動していた仲間たちも集まって久しぶりに会う機会をもった。

10年以上前、私は30代半ばで保育園に通う子どもが2人、お店の仕事もフルに働きながら地域ミニコミ紙を作っていた。
編集会議にやんちゃな息子たちを連れて行くのを、当時20代の友人たちもごく自然に受け入れてくれていた。子育てと仕事でいっぱいになりそうな私にとって、自分育てのための貴重な時間を共有できる仲間だった。

その彼女たちが今は子育ての真っ最中。
あの頃の私よりずっと余裕があってていねいに子どもと向き合っている。
そして「子どもを持ってあの頃のたまちゃんがどんなに大変だったか、やっとわかった気がする。あの時は、目の前で繰り広げられていることなのに、どこか遠い出来事だった」と言うのだ。
いやいや、私こそまわりが見えていなかった。どんなにかみんなに助けられたことか。

足元でちょろちょろする子どもたち、孫を見ている気分。
わが子が小さかった頃は遠く、あの時間をもっと大切にしていればよかった、と帰らない日を思う。

久しぶりに会う友人たちは、まったく変わらず、昨日まで一緒にいたかのように話が通じ合う不思議。
お互いによい刺激を与え、与えられる関係であることをありがたいと思う。