eskapi-blog (てくてく京都♪)

京都にある多国籍料理店、eskapi店主の徒然日記です。

欲しいのは瞬発力

2014-09-21 | ひとりごと

なんとなく文を書きたくなったのでひさしぶりに独り言。

 

『言いたい事があるんだったらはっきり言いなさい!』

昔からよく言われてきた言葉。

怒られた時とか、喧嘩した時とかによく使われるのですが、

そういう時になるといつもだんまりを決め込んでしまって、結局言われっぱなし。

後になって思い出してムカついてきたり、へこんだり・・・

 

言いたい事はある。何も考えてない訳じゃない。

でもはっきり言えないのは、言いたい事が頭の中でまとまって口から出てくるまでに時間がかかるから

そうして頭の中で整理してるうちに相手からがんがん言われるもんだから

頭の中ごちゃごちゃのまま言えずに貯め込んで、後でもやもやしだして、いつか爆発するパターン。

『爆発する前に小出しにしてくれればいいのに・・・』とか言われますが

言おうにも言えないから困ったもんです。

 

喧嘩の最中とかに『ちょっと待ってね、今頭の中を整理してるから・・・』とか言えたらいいのだけれど、

整理する時間も数秒数分じゃ無理だし、へたすりゃ1日、1週間経ってもまとまらなかったりするもんだから

余計相手を怒らせたりとか・・・

 

自分の行動に関しては思い立ったが吉日で、瞬発力はあるほうだと思うけど・・・

頭と身体の連携はうまくいっていても、頭と口の連携がいまいちうまくとれていないようです。

 

とは言うものの、最近少しずつ言いたい事がその時に言えるように、若干ではあるものの

なってきてるのではないか?と思う節が多々あって、なんでだろう?と考えていたのですが、

おそらくその原因はお店を始めてから営業の電話が多々かかってきたことによるものと思われます。

 

今となっては営業の電話がかかってきて『今お時間よろしいでしょうか?』とか言われたら

『時間ないです。』とすぱっと切れるようになったけど、

昔とかは『はぁ・・・はぁ・・・』とやる気のない相槌を打ちながらも話を延々と聞くようなそれはそれは良い人だったのです。

 

そういう点では営業の電話というものは瞬発力を鍛える良い訓練になっていると思います。

必要か不要かを瞬時に判断し、瞬時に決断を下して口に出す。

自営業はやることいっぱいありますからね。他のお仕事だってそうでしょう。

しょうもない話を聞いてる暇なんてないのです。

 

最近は迷惑な営業の電話も少し考え方を変えて、

瞬発力を鍛える練習だと思えば良いという結論に達しました。

頼んでもないのにかかって来るんだし、使えるものはとことん使わないと!ですからね

 

でも、やっぱり相手の顔が見えない電話は苦手で

予約の電話がかかってくるたびにビクッΣ(゜ω゜)てなるのは

オープンしてから1年以上経っても未だ変わっていません。

今度は着信音恐怖症を治さないと・・・