10月1日は銀座で「松本深圧院10周年記念パーティー」が開催されました。
多くの方にお集まり頂きまして、誠に有り難う御座いました。
今後とも、松本深圧院グループを宜しくお願い致します。
来週のブログは札幌出張中となりますのでお休みさせて頂きます。
次回の更新予定は10月17日になります。
宜しくお願いします。
以下は私が最近読んだ「THE 整形内科」という医学書の「あとがき」に書かれていた文章です。
とても素晴らしい内容が書かれていたので、そのまま引用させて頂きました。
医学書なので、少し難しい分もあるかもしれませんが、
これからの整形外科が向かっていかなければならに方向を、
ズバリと指し示しています。
是非、読んでみて下さい。
このような考え方の整形外科医が増える事を強く望みます。
身体の声が聴こえますか?
痛みの語りはあなたに届いていますか?
「痛みは気のせいだよ」
「レントゲンには異常がないし」・・・。
とくに医師は、可視化できない、
あるいはデータ化できない「痛み」に目をそむけている事が多くはないか?
「痛み」と聞いても、それを直接見ることができないので、
「何かの薬」を処方し続けることで、お茶を濁してきてはいなかっただろうか?
「痛み」をもつ患者、
「痛み」を扱う治療者に新たな時代がきた。
「痛み」と治療の可視化である。
エコと生食による筋膜リリースは、軟部組織の痛みを可視化し、それを患者と共有することを可能にした。
本書でご覧になったとおり、ある場合は非常に速いスピードで痛みの部位を示し、
直接(しかも、時には生理食塩水の)注射で痛みが治っている。
または痛みの語りを真摯に受け取って、施術や対話により、たいへん丹念に痛みと心を解きほぐしていっている。
身体の痛みは、少なからず心の痛みを伴い、
心の痛みは、身体の痛みに投影され、
それが理解されないときは、まるで筋膜がはりついて重積していくがごとく、身体も心も硬くなっていく。
目の前のエコー画像は、時に生活や人生における「痛みの歴史」をそのまま示すように見えることがある。
エコーで診ながらの筋膜リリースでは、しばしば目の前で、筋膜がぱらぱらとはがれていくのが見える。
その人の痛みの歴史が、ひも解かれて、解読されていくかのように。
そうして痛みが楽になっていくのとともに、心も解き放たれていく。
身体の治療と対話、
「丹念に聞き、ともに見て、施術すること」は、
医療者側にとってみれば「治療」であるが、
患者様にとっては「細やかに、はがされ、ほぐされること」を意味する。
患者様はいう。
「筋膜リリース」は楽にもなるけど、
「やっぱり痛いんだ」ということを認めてもらえたことが何よりも楽になる、と。
『THE整形内科』は、医療者にとって、
あらためて「患者様の痛み」にひとつひとつ寄り添える時代の到来を告げている。
患者と医療者とが、
同じ地平に立って、
知見と所見を共有し、
協力し合って治療できる「真のパートナーシップの実現」が本書の隠れたテーマである。
古屋 聡
私も、この先生と同じ気持ちを持って、日々の施術をしていこうと思います
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
多くの方にお集まり頂きまして、誠に有り難う御座いました。
今後とも、松本深圧院グループを宜しくお願い致します。
来週のブログは札幌出張中となりますのでお休みさせて頂きます。
次回の更新予定は10月17日になります。
宜しくお願いします。
以下は私が最近読んだ「THE 整形内科」という医学書の「あとがき」に書かれていた文章です。
とても素晴らしい内容が書かれていたので、そのまま引用させて頂きました。
医学書なので、少し難しい分もあるかもしれませんが、
これからの整形外科が向かっていかなければならに方向を、
ズバリと指し示しています。
是非、読んでみて下さい。
このような考え方の整形外科医が増える事を強く望みます。
身体の声が聴こえますか?
痛みの語りはあなたに届いていますか?
「痛みは気のせいだよ」
「レントゲンには異常がないし」・・・。
とくに医師は、可視化できない、
あるいはデータ化できない「痛み」に目をそむけている事が多くはないか?
「痛み」と聞いても、それを直接見ることができないので、
「何かの薬」を処方し続けることで、お茶を濁してきてはいなかっただろうか?
「痛み」をもつ患者、
「痛み」を扱う治療者に新たな時代がきた。
「痛み」と治療の可視化である。
エコと生食による筋膜リリースは、軟部組織の痛みを可視化し、それを患者と共有することを可能にした。
本書でご覧になったとおり、ある場合は非常に速いスピードで痛みの部位を示し、
直接(しかも、時には生理食塩水の)注射で痛みが治っている。
または痛みの語りを真摯に受け取って、施術や対話により、たいへん丹念に痛みと心を解きほぐしていっている。
身体の痛みは、少なからず心の痛みを伴い、
心の痛みは、身体の痛みに投影され、
それが理解されないときは、まるで筋膜がはりついて重積していくがごとく、身体も心も硬くなっていく。
目の前のエコー画像は、時に生活や人生における「痛みの歴史」をそのまま示すように見えることがある。
エコーで診ながらの筋膜リリースでは、しばしば目の前で、筋膜がぱらぱらとはがれていくのが見える。
その人の痛みの歴史が、ひも解かれて、解読されていくかのように。
そうして痛みが楽になっていくのとともに、心も解き放たれていく。
身体の治療と対話、
「丹念に聞き、ともに見て、施術すること」は、
医療者側にとってみれば「治療」であるが、
患者様にとっては「細やかに、はがされ、ほぐされること」を意味する。
患者様はいう。
「筋膜リリース」は楽にもなるけど、
「やっぱり痛いんだ」ということを認めてもらえたことが何よりも楽になる、と。
『THE整形内科』は、医療者にとって、
あらためて「患者様の痛み」にひとつひとつ寄り添える時代の到来を告げている。
患者と医療者とが、
同じ地平に立って、
知見と所見を共有し、
協力し合って治療できる「真のパートナーシップの実現」が本書の隠れたテーマである。
古屋 聡
私も、この先生と同じ気持ちを持って、日々の施術をしていこうと思います
股関節の不安を一緒に取り除きましょう