笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

整形内科!

2016-10-03 11:13:06 | 日記
10月1日は銀座で「松本深圧院10周年記念パーティー」が開催されました。

多くの方にお集まり頂きまして、誠に有り難う御座いました。

今後とも、松本深圧院グループを宜しくお願い致します。



来週のブログは札幌出張中となりますのでお休みさせて頂きます。

次回の更新予定は10月17日になります。

宜しくお願いします。




以下は私が最近読んだ「THE 整形内科」という医学書の「あとがき」に書かれていた文章です。

とても素晴らしい内容が書かれていたので、そのまま引用させて頂きました。

医学書なので、少し難しい分もあるかもしれませんが、

これからの整形外科が向かっていかなければならに方向を、

ズバリと指し示しています。

是非、読んでみて下さい。

このような考え方の整形外科医が増える事を強く望みます。





身体の声が聴こえますか?

痛みの語りはあなたに届いていますか?




「痛みは気のせいだよ」

「レントゲンには異常がないし」・・・。

とくに医師は、可視化できない、

あるいはデータ化できない「痛み」に目をそむけている事が多くはないか?

「痛み」と聞いても、それを直接見ることができないので、

「何かの薬」を処方し続けることで、お茶を濁してきてはいなかっただろうか?


「痛み」をもつ患者、

「痛み」を扱う治療者に新たな時代がきた。

「痛み」と治療の可視化である。

エコと生食による筋膜リリースは、軟部組織の痛みを可視化し、それを患者と共有することを可能にした。


本書でご覧になったとおり、ある場合は非常に速いスピードで痛みの部位を示し、

直接(しかも、時には生理食塩水の)注射で痛みが治っている。

または痛みの語りを真摯に受け取って、施術や対話により、たいへん丹念に痛みと心を解きほぐしていっている。


身体の痛みは、少なからず心の痛みを伴い、

心の痛みは、身体の痛みに投影され、

それが理解されないときは、まるで筋膜がはりついて重積していくがごとく、身体も心も硬くなっていく。

目の前のエコー画像は、時に生活や人生における「痛みの歴史」をそのまま示すように見えることがある。

エコーで診ながらの筋膜リリースでは、しばしば目の前で、筋膜がぱらぱらとはがれていくのが見える。

その人の痛みの歴史が、ひも解かれて、解読されていくかのように。

そうして痛みが楽になっていくのとともに、心も解き放たれていく。


身体の治療と対話、

「丹念に聞き、ともに見て、施術すること」は、

医療者側にとってみれば「治療」であるが、

患者様にとっては「細やかに、はがされ、ほぐされること」を意味する。

患者様はいう。

「筋膜リリース」は楽にもなるけど、

「やっぱり痛いんだ」ということを認めてもらえたことが何よりも楽になる、と。


『THE整形内科』は、医療者にとって、

あらためて「患者様の痛み」にひとつひとつ寄り添える時代の到来を告げている。

患者と医療者とが、

同じ地平に立って、

知見と所見を共有し、

協力し合って治療できる「真のパートナーシップの実現」が本書の隠れたテーマである。

古屋 聡






私も、この先生と同じ気持ちを持って、日々の施術をしていこうと思います










股関節の不安を一緒に取り除きましょう





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