笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

あだ名は「ハムちゃん」。

2012-01-16 14:40:35 | 日記
今回は、大作になってしまいました

次回ブログ更新は来週月曜日にしますので、1週間かけて、じっくりと読んでみて下さい。



太もも(大腿)の前側とサヨナラしまして、今度は後側に移っていきます。

後ろで紹介するのは「ハムストリングス」これだけです。

しかし「ハムストリングス」は総称であり、細かく分けると3つの筋肉から構成されています。

その3つの筋肉とは、

「大腿二頭筋」

「半腱様筋」

「半膜様筋」


です。

まず絵で、おおまかなイメージを膨らませましょう。

身体を後ろから書いた絵です。

黄色とオレンジが「大腿二頭筋」です。

水色が「半腱様筋」、緑が「半膜様筋」です。

太ももの後側を広く覆っている事が分かると思います。



それでは、ここから筋肉を1つずつ見ていきましょう。

まず最初に登場するのは「大腿二頭筋」です。

ハムストリングスの中でも外側を占める筋肉になります。

上の絵で「大腿二頭筋」は黄色とオレンジに分けて書きました。

これには勿論、理由があります。

太ももの前の筋肉で出てきた大腿四頭筋は、4つに別れている事からこの名前がついていることを説明しました。

当然、この「大腿二頭筋」も2つの筋肉から成り立っています

「大腿二頭筋 長頭」

「大腿二頭筋 短頭」

です。

これも名前の通り、上の絵の長い黄色い筋肉「長頭」です。

そして、短いオレンジの筋肉「短頭」です。


「長頭」を取り除いて「短頭」全体を見てみます。

このオレンジの筋肉が「短頭」の形です。

「長頭」に隠れている面積が広い事が分かると思います。


他の筋肉との位置関係を見ていきましょう。

黄色が「長頭」オレンジが「短頭」。ピンクがお尻の大殿筋、紫が大腿四頭筋の1つ外側広筋です。

大殿筋の下にあり、外側広筋の後ろにありますね。


身体の表面から位置を確認してきます。
後ろから撮った写真です。

黄色が「長頭」オレンジが「短頭」です。

膝の裏です。

黄色が「大腿二頭筋」です。


黄色が「長頭」オレンジの○が「短頭」の位置です。

斜め外側から見ます。

黄色が「長頭」オレンジが「短頭」です。

方向を外側からに変えると「短頭」が見える範囲が広がります。

「長頭」が始まるのは、お尻のこの位置になります。

黄色の○で囲んだあたりから「長頭」がスタートします。

つまり「大腿二頭筋」骨盤の「坐骨」から始まります


膝の周囲を拡大して「大腿二頭筋」がどこについているかを確認しましょう。

黄色が「長頭」オレンジが「短頭」です。

「大腿二頭筋」が終わる位置がだいたい分かるでしょうか?

「大腿二頭筋」は膝の下にある「腓骨」と言う骨につきます。

「腓骨」はスネの骨(脛骨)の横にある骨です。



黄色が「大腿二頭筋」です。

斜め外側から膝を見ます。

黄色が「大腿二頭筋」です。


次は外側から説明していきます。


黄色が「長頭」オレンジが「短頭」、ピンクが大殿筋、紫が外側広筋。

上の絵から大殿筋と、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯を外します。

黄色が「長頭」オレンジが「短頭」、紫が外側広筋。

更に外側広筋を外します。

黄色が「長頭」オレンジが「短頭」です。

この絵だと、外側から見た「短頭」の全体像が把握できます。

膝をクローズアップしてみましょう。

黄色が「大腿二頭筋」、紫が外側広筋です。

「大腿二頭筋」「腓骨」についているところが分かりますか?

写真で見ると、

黄色が「長頭」オレンジが「短頭」です。

やはり横から見ると「短頭」の見える大きさが広がります。



次回は、残りの「半腱様筋」と「半膜様筋」についてです。






股関節の不安を一緒に取り除きましょう









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