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今回は久しぶりに夢の写真から。
正面からかわいい夢の写真が撮れました。
ブログの最後に、この時の夢を後ろから撮った写真があります。
いったい、どんな格好をしているのか、ブログを読んでから確認してみて下さいね。
先週は札幌に出張に行っておりましたが。
札幌の皆様、足元が悪い中、有り難う御座いました。
帰りは予約していた飛行機が欠航するなど、てんやわんやでしたが、どうにか終電で家に帰れました。
今回は、久しぶりに股関節の話です。
当院にお越しいただいている方の話を伺っていると、タイトルのような訴えをされる方がいらっしゃいます。
その後に言われることが、
「だから筋力が落ちてきてしまっているので筋トレを始めました」
です。
一般的には「うむうむ、当然だ」と思われることかもしれません。
しかし原因が筋力低下だけでは無い事が、多いように感じています。
何故なら、筋力が落ちれば、足が上がりにくくなるのは、当然です。
しかし、この訴えをされる方のポイントは、
「何もないところで」
「小さな段差で」
と言う状況がポイントです。
何が言いたいかというと、普通の階段は個人差はありますが、それなりに登れているのです。
普通の段差の階段には、足が上がっているのに、
屋内の敷居くらいの、わずかな段差では足が上がらずにつまづくのは矛盾していませんか?
小さい段差は、高い段差よりも筋肉量は必要ないはずです。
それなのに、高い段差は上がれて、小さな段差でつま先が引っ掛かってしまう・・・。
いったい何故でしょう?
筋肉の能力の1つに、あまり知られていませんが「感覚の能力」があります。
感覚とは、味覚や聴覚・嗅覚など身体が感じるものですね。
よく五感や第六感など言葉が使われます。
これらと同じ能力が「筋肉」にもあります。
名前を付けるのであれば「3次元重力空間統一能力」とでも言いましょうか。
ちょっと長い命名でしたね・・・。
詳しく言うと
「筋肉は重力にさらされた地球上の空間の中で、自分の身体が今、どこにあるかを察知する能力」が備わっている。
と言う事です。
具体的には、階段を昇る際に、上の段に片足をまず乗せます。
その時、どのくらい足を上げれば良いのか。
今、どのくらい足が上がっているのか。
という具合に、足がどの位置にあるのかを筋肉が察知して微調整しています。
足に何も問題を抱えていない方が、階段を昇る時には、目線はやや上の方に送られていて、足元を見てはいないはずです。
それは、上記の筋肉の能力がしっかりと発揮できているからです。
しかし、股関節と限らず足に痛みなどを抱えている人は、どうでしょうか?
目線を足元に落とし、しっかりと目で確認しながら階段を昇っていませんか?
これは、筋肉だけでは足の位置を察知できないため、目でその能力を補っているからです。
では何故、筋肉の空間察知能力が低下してしまうのでしょうか?
それは、筋力が低下したからではありません。
先月末のブログ「筋硬結をやっつけろ」で書かせて頂いたように、
筋肉の中に硬結ができ、過剰に収縮した状態で、循環障害が起きているからです。
つまり、筋肉が病気になっているために能力が発揮できないと言えます(筋筋膜性疼痛症候群)。
最近、タイトルと同じような身体の変化を感じている方は、
筋トレの前に、筋肉の病気を治してあげる事から始めましょう。
筋肉の質を治す方法も、前回のブログに書いてありますので、参考に見て、試して下さい。
じゃん!
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この股の広げよう!
ひどいでしょ~
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股関節の不安を一緒に取り除きましょう
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