無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

草刈りは楽しい~

2019-07-26 19:46:18 | 日々の自然菜園
自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~ 



本日、

関東甲信越に属する長野は、広範囲ためか、まだ東京が梅雨っぽいということもあり、まだ梅雨明け宣言されていない。
個人的には、梅雨明けしたものとして、野菜の最終草マルチを始めている。






苗代ハウスのコシヒカリも、出穂をはじめた。

一番最後に植えたコシヒカリだけれども、6月末まで朝夕寒かったので、ハウスを閉めて保温に努めた結果、一番早い出穂です。

苗代は、苗を育てる幼稚園のような場所なので、一番最初に稲刈りをしてしっかり秋起こし土づくりをしたい。
そのため、東北地方出身の師匠のお宅では、苗代田は最もいい場所に位置し、育苗の条件も調っているにもかかわらず、田植えはしないと言っていた。
田植えをしてしまうと、苗代なので一番最後の田植えになってしまい、養分もなくなり、草も生えてしまうので、田植えをせずに、夏の間中土づくりをすると聴いている。

私は逆転の発想で、一番最後の田植えにもかかわらず、一番最初の稲刈りができるハウスの特性を活かして、田植えすることで草を生やさないことにしています。
養分は減るので、苗代分の自然堆肥を畦草とワラなど田んぼ由来のもので造って準備しています。







今年は、梅雨がしっかりと雨が降ったので、去年の逆で草が伸びに伸びております。

今は、野菜の株下の草刈り、草マルチは完了しているので、梅雨明け後の、畝全体の草マルチを完成させようと、畦の草刈りを行いました。

野菜の株下や周囲に生えてきた草を刈って敷くのが草マルチの基本です。
梅雨の間、野菜の生育に合わせて草を刈って敷くことで、野菜の根の生育を促進します。

梅雨が明けると、晴天に伴って、一気に草も野菜も伸びてきます。
そして、梅雨明けと共に乾燥、高温と梅雨の湿度と低温時に伸びていた浅い根が深く潜ろうとします。

そのため、夏野菜の根を深く張らすために、浅い根が枯れないように、通路の緑肥mixや畦の草を刈って、畝全体に草マルチができると最高です。


梅雨明け宣言はまだでも、天候は、梅雨ではなく、もう真夏に入っております。
今回は、採種圃場(元田んぼ、今年初年度)に、畦の刈ったばかりの草を一輪車で運び、根の張りがよくなるように草マルチをしました。

草の量は、限りがありますし、野菜と土の状態から、加減してあげます。


草マルチがほぼ完成しそうな残り一台分の草を運んでいると、上の段の田んぼの方が、ボルドー(農薬)を散布するとのこと。

ボルドーは、有機JASでも認証される有機農薬「日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用することができる薬剤」で一般的な「園芸殺菌剤」ですが、原材料が「硫酸銅」なので、酸性土の強い日本では、有毒の農薬です。

すぐに、車と家の窓を全部閉め、避難しました。

通常の稲作では使わない農薬ですが、この地区は、長野県最大の種もみ圃場地区なので、種籾に有毒とされる「稲コウジ病」対策のための農薬防除です。

うちでは、農薬対策として、干渉地帯として、外畦や内畦を作ったり、風向き、木や季節が異なるようにしたうえで、距離ととるようにしております。

今回は間一髪でした。緩衝地帯の畦の草を刈り終わって、集め終わったときに居合わせたので、無事草も人も避難できました。

人によっては、前もって連絡くれたり、時間帯を教えてくれますが、風向きも風下でなく、今回はラッキーでした。

避難した後、避難させておいた草を時間をおいてから草マルチしました。

農村はとても良いところですが、農薬・化学肥料というおまけがついてきます。
通常の野菜や果樹、稲は農薬でしっかり防除された作物だということが痛いほどわかる瞬間でもあります。

家庭菜園や自給菜園が無農薬で営んまれるようになると、いいなーと思っております。


自然菜園スクール『自然菜園フルコース』夏休みの開催の予定
8月10~11日(土・日)
夏野菜の収穫、秋野菜の種まき、ピザ窯づくり、ウッドデッキ改装



◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

8/ 7(水)-「ダイコンのコンパニオンプランツ」「ハクサイのコンパニオンプランツ」
9/ 4(水)-「カブのコンパニオンプランツ」「キャベツのコンパニオンプランツ」
10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」




次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)




次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




自然菜園スクール2019 募集中~ 



『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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14 コメント

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コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2019-08-18 19:14:07
貴文さんへ

早速のご報告ありがとうございます。
効果があって、被害が減ったのなら、よかったですね。

生物は、適応性が高く、1つが長く効くことはあまりなく、3つ以上慣れないように組み合わせていくといいですよ。

また、アリがどうしても巣をつくりたいところのようなので、もう一つ裏技をご紹介しますね。

ワカメを煮詰めたワカメ液をアリはまたぐことはできません。

そこで、オクラの株下に円を描くようにワカメ液をぐるっとやるのもありですね。

また、その後の結果を教えてください。
返信する
Unknown (貴文)
2019-08-18 16:33:15
こんにちは
以前蟻の撃退法について質問させていただいたものです。
その後、重曹とシュガーペーストを混ぜて試してみたところはじめの数日のうちはみるみる蟻が減ってきてオクラへの被害が少なくなりました。

ただその後は蟻も慣れ?てきたのか重曹とシュガーペースト混合トラップをおいているビンの蓋の側に巣を作るようになり数が段々増えてきました。ですがオクラへの被害はかなり減ったので結果的にはプラスになったのかなと満足しています。巣はあまりにひどい場合は熱湯をかけるようにしました。

まだ重曹とホウ酸、コーンミールは試していないので後日また試してこちらでご報告させていただきたいと思います。
返信する
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2019-08-04 19:28:42
貴文さんへ

どういたしまして。どれが効果的だったか、やってみて気になった点など後日のご報告楽しみにしております。

良かったです。
返信する
Unknown (貴文)
2019-08-04 12:27:04
竹内孝功さん

もうすぐ秋野菜の種まきをおこなう予定ですのでその際に巣があれば熱湯を試してみようと思います。蟻の巣は野菜の株元に時々砂が盛り上がったような所があり、そこから蟻が出てきていたのでそれが蟻の巣かなぁと今ふと思いました。

気長作戦については、重曹とホウ酸が自宅にあるので、シュガーペーストとコーンミールを後日スーパーで探してみて試してみようと思います。

おっしゃられる通りまずは野菜が自然に育つ環境を整える所を目標にやっていこうと思います。
試した結果を後日またご報告させていただきます。

お忙しいなか回答していただきありがとうございました。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2019-08-03 20:13:52
貴文さんへ

そうですね。いろいろな方法があるので、どれか試してみて、結果教えてくださいね。

根本的には、アリはエサがあるそばにコロニー(巣)を作るので、畑にアブラムシが多い、巣にしたくなる環境が調っている、エサの虫が豊富など何か偏っている感じもあるので、野菜が自然に育つ環境に切り替え、アリの出番を減らすのが王道です。

また、アリは、巣の上にある異物を運び出してしまうので、食べるほかに、持ち出すこともあります。

1)種まき直前(前日)にできる対策
種を播こうと思っているところに巣があった場合、熱湯を巣にかけることで、巣のアリ全体を殺すことができます。

2)気長作戦(栽培中でもOK)。結果が出るまで2週間位。餌付けする必要がありますが、効果絶大です。
①重曹とシュガーペースト
シュガーと重曹を1:4で配合した粉を作り、少量の水で練っておき、容器に入れてアリの行列や巣の近くに置きます。

働きアリのエサは、、液体なので、ペーストにすると即効性があり栽培中は、効果的です。巣に持ち帰らせる場合は、粉末でOKです。

重曹を食べたアリの胃袋では、重曹と酸が化学変化を起こし、二酸化炭素を発生するので駆除できますが、重曹だけだと食べてくれないので、シュガーを混ぜます。

②ホウ酸とシュガーペースト
ホウ酸は、ゴキブリだけでなく、全ての害虫に効果がある薬品です。
ホウ酸を体内に取り込むと、脱水症状を起こすため、死に至らせることができます。

③コーンミール(遺伝子組み換えでないもの)
甘い香りのするコーンミールですが、アリはこれを餌として持ち帰り食べてしまいますが、
アリは消化することができないので、いつまでもお腹の中にあり、新しい食べ物が食べられないのでどんどん駆除されていきます。

働きアリには即効性がないので、巣ごと壊滅させるときに使います。

いずれも地面に直接置かずに、小皿や段ボールなどに入れて置き、子供やペットが食べないように、エサ付けができているかチェックし、なくなったら補充しましょう。

畝以外に巣があるアリは、害虫も食べてくれるので被害に遭いそうな場所のみにして、野菜が育ちやすい環境づくりも同時に行うと効果的です。
返信する
Unknown (貴文)
2019-08-03 19:21:47
こんにちは!
質問させていただきます。
畑の蟻についてです。
竹内さんの「これならできる自然菜園」を購入してから無理のない範囲で家庭菜園で自然農を実践しております。
その中で、毎年種まき後にかなりの数の種が蟻に食べられてしまう?のですが何か対策等はありますでしょうか?今年はオクラとトウモロコシを直まきしましたが案の定蟻にかなり種が食べられてしまい後日ポットで育苗してから植えました。ただ直まきしかできない野菜(だいこん、ニンジンetc)等はそのようなことができないのでどうしたらいいか悩んでいます...

お忙しいとは思いますがご教授のほどよろしくお願いいたします。
返信する
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2019-08-02 05:31:23
すももさんへ

そうですね。暑いので、最高気温28℃を割って涼しくなったら霜が降りる(寒くなる)前に、行うと微生物の働きが十分に生かせるし、野良仕事も無理がなくいいですよ。

お子さんと菜園楽しんでくださいね~。
返信する
Unknown (すもも)
2019-08-02 00:35:37
質問への回答ありがとうございます。
今期が終わりましたら、教えて頂いた簡易な方法で土の改良をしたいと思います。
美味しい野菜が子供と食べられるように頑張ります!
返信する
ご質問ありがとうございます。2 (竹内孝功)
2019-07-31 19:58:08
すももさんへ

そうですね。
庭での家庭菜園は、大きなプランターだと思ってください。

家が沈まないように、鎮圧してある土の上に、家が建ち、それ以外を庭木が育つ(大きな盆栽)庭土が入っている感じです。

1)一番いいのは、畝の30㎝位深く掘って硬い層をスコップで破壊(テコ入れ)して、その上に、赤玉土(大)と腐葉土を半々で混ぜたものを3~5㎝ほど敷き詰めた後に、先のコメントのものの倍の量を混ぜるのがベストです。
→こうすることで、硬盤層を破壊し、鉢底に空気が入り、水はけが根本からよくなるのですが大変ですので、

2)簡易方法として、畝の上から15㎝位のところに、先のコメントの量を混ぜるところからはじめてみると、野菜の根が一番中心に働く深さ15㎝が改善され、水はけがよくなり空気中がある土になるので、畑に近くなるのでよく育つようになります。

3)養生というのは、基本、有機物を混ぜ込んで冬場で1か月以上、夏場で2週間、微生物がある程度分解に必要な期間のことで、ビニールは特に必要ありません。

庭の場合は、微生物の動きがほとんどないこともあり、倍の期間1~2か月以上養生期間を取って、しっかり馴染ませてから種まき、植え付けが必要になります。
返信する
Unknown (すもも)
2019-07-30 19:47:09
追加のアドバイスありがとうございます!
庭はあまり野菜が育たないのですね。勉強になります。

2つ質問なのですが、
畝の上で混ぜるのは今の土に対してどれぐらいの深さまで混ぜ込んだら良いのでしょうか。
また、養生とは透明なマルチシートをかぶせておけば良いのでしょうか。

初心者で何も分からずすみませんm(_ _)m
返信する
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2019-07-29 11:03:30
すももさんへ

そうでしたか。「野菜は何とか育っているのですが、栄養不足なのか花が咲いても実がつくまえに落ちてしまう事が多い」のは、お庭だからだと思います。

お庭は、庭木にはいいのですが、野菜となると結構水はけが悪く、水持ちが悪いこともあり、畑の微生物も元々いないので、今期の栽培が終わったら、1㎡あたりプランターの土2~3ℓ、クン炭1~2ℓ、腐葉土3ℓ、米ぬか1ℓ、バッドグアノ100gを畝の上で良く混ぜてから1~2月間養生後、野菜を育ててみてください。

プランターの土が入ることで、水はけがよく水持ちがよくなり、保肥力の基本が取り入れられます。

土壌分析をするとよくわかるのですが、一般的な傾向として、庭はリン酸欠乏が多いので、バッドグアノは実付きがよくなるので、是非お勧めです。
返信する
Unknown (すもも)
2019-07-28 23:35:30
丁寧でわかりやすい回答ありがとうございます。

雑草もほとんど生えない庭に少しテコ入れした状態なので、まだまだ畑として未熟なのだと思います。
野菜は何とか育っているのですが、栄養不足なのか花が咲いても実がつくまえに落ちてしまう事が多いです。
教えていただいたお米のとぎ汁をやってみたいと思います!
返信する
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2019-07-28 01:26:30
すももさんへ

そうでしたか。大丈夫ですよ。
基本的に草マルチは、野菜の周囲に生えてきた草で十分です。生えてきた草が多ければ、元気な畑ですし、生えてくる草が少ない場合は、まだ畑でなかったり、野菜の根がしっかり張った結果生えてこないので、それが自然な状態です。

野菜が育っていれば、十分というわけで、草マルチの量は多いほど良いわけではなく、野菜の根が張るお手伝いとして草マルチがあるので、

まだ菜園が未熟な初めて間もない時期は、緑肥mixや草マルチの上から米ぬかを補っておくと、野菜が育ち、草も育ってくれます。

もし緑肥作物が足りない、野菜が育たないというのであれば、週に一回お米のとぎ汁を薄めたものを草マルチの上から補ってみたり、空いたスペースに、エン麦やクリムソンクローバーなど緑肥作物を育てる補い方もありだと思います。

猛暑に対して有機物マルチをお考えであれば、有機物マルチとして、購入した腐葉土とクン炭を半々で混ぜたものを野菜の株下に敷き詰めてから草マルチをするのもありかと思います。

ただし、庭の生の落ち葉などは、まだ畑には早いので(生の落ち葉は、キノコ菌など特殊で畑にいない働き出ないと分解できないので、)、3~5年、腐葉土にしてからご利用くださいね。

来年のために、今年の秋に、エン麦、ライ麦など空いたスペースで育てておき、ワラを自給すると、草マルチの後に、麦わらをマルチすると最高の夏用マルチになるのでお勧めです。
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Unknown (すもも)
2019-07-27 20:12:05
初めまして。
草マルチについての質問がございます。

今年から庭で1坪ほどのスペースで、竹内さんの本をもとに自然菜園を始めてみました。
しかし、通路や空いたスペースに緑肥ミックスをまいたのですが、この量では草マルチが足りません。
これからの猛暑に備えて、足りない緑肥の代わりに草マルチに使用できるものは何かありませんか?
よろしくお願いします。
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