無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ニンジンの種まき

2009-06-24 23:33:32 | 自然菜園の技術 基本
本日、

夏至を超え、真夏日和でした。
本来は、この地域では7月初旬に蒔くといいとされるニンジンですが、
裏山が近く西日が短いせいか、6月末に蒔いたニンジンが一番生育がよかったので、
今年も6月下旬に蒔きました。
去年の成功例と、失敗例は大切な財産です。

ニンジンは、発芽さえうまくいけば、あとは間引きだけで育ちます。

そもそもニンジンはセリ科なので、水が大好きです。
多くの家庭菜園家は、ニンジンは発芽まで水をかけるらしいです。
しかし、上手に水をかけないと、発芽障害や、種が流れてしまう危険性も高くなります。

うちは野菜の直播きすべて、種まき後水をかけずに育てているので、
ニンジンも水をかけずに発芽させます。

ニンジンの栽培【ポイント①】種をたくさん蒔く。


その後乾燥しないように種を蒔いた後、しっかり鎮圧すること。

【ポイント②】発芽まで土が乾燥しにくいように、何かで被覆する。

生えている草や、写真のようにお米のもみ殻や、新聞紙などなんでもいいので、土の上、発芽するまでピッタリ敷いておくといいでしょう。

【ポイント③】あとは、生長に合わせて、間引きをしながら根を太らす。


今回も『現代農業』で紹介させていただいたニンジンの脇に、枝豆を蒔いてみました。

今回も『現代農業』
紹介させていただいたニンジンの脇に、枝豆を蒔いてみました。

●お知らせ
NHKカルチャーセンター(松本iCity教室)では、
毎月一回ほど以上のような実践的な無農薬栽培の講座を開いています。
もっと勉強したい方は無農薬栽培のコツを学ぶ短期講座↓

●『無農薬家庭菜園の法則』7/8~9/9 (水曜 13:30~15:30)
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html


★☆このブログで、取り上げてほしいことや、
知りたいと思うことなどございましたら、コメント欄にお書きくださいね。★☆



コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梅雨本番、草も野菜もぐんぐ... | トップ | 麦の収穫第一弾!!(大麦編) »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
間引き (ヒロ)
2009-06-25 09:25:51
ニンジンはある程度密集させて最初は育てたほうがいいときいたことがあります。

間引きはどのような感じで行うといいのでしょうか?

気候などによっても変わりますか?

教えていただけるとありがたいです。
返信する
Unknown (ごーや)
2009-06-25 10:07:57
栽培方法もいろいろ聞きたいですが、まずはの質問は

☆去年の人参の時期と比べたりと おそらく記録されているエンマ帳を ちょこっとのぞかせて欲しいです。 畑の利用図?も 毎年記録されていますか? 大雑把に記録しているのですが、いまいち 形にならないので 参考にさせていただきたいです。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2009-06-25 20:26:25
ヒロさんへ

いい質問です。
セリ科のニンジンは、陸に上がったセリです。
徐々に、「水場から上陸に慣らす」と根の肥大がうまくいきます。

つまり、はじめは、乾燥しないように密に育てます。

葉と葉が触れ合ってきたら、3~4回に分けて間引きながら育てると良いと思います。

気候よりも、土質の方が大切だと思います。


ごーやさんへ
閻魔帳は、頭の中なので、お見せできませんが、最初の3年くらいカレンダーに、栽培記録をつけておくと、
去年何をやったか、思い出せますよ。

僕の頭は、かなり大雑把なのですが、野菜のことに関してはかなり印象的に覚えているみたいです。
返信する

コメントを投稿

自然菜園の技術 基本」カテゴリの最新記事