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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

エゴマの増収法(今のところ)

2008-10-14 08:57:52 | 自然菜園の技術 応用
本日。午後降りそう~。

さて、ぼくの大好きなエゴマちゃんについて質問が寄せられたので、喜んでコメントを書いていたら、かなり詳しくなりそうだったでの、今日のブログにしました。

エゴマの収獲法は、いろいろあります。

伝統的には、穂が3分の1ほど黄色くなったり、ちょっと触れただけで葉が落ちるで程度になったときが刈り時。

そして、増収させるには、、、5つポイントがあります。

【エゴマの増収法】
1)肥えた農地がいい。肥えていたら土の力に応じて株間1m以上離す。(しかしナタネ油カスの施肥は良くありません)
2)苗をつくり、定植後2~3回土寄せ。
3)エゴマがひざ下くらいに達したとき、一番頂点の新芽を摘み取る。
4)穂が3分の1ほど黄色くなったり、ちょっと触れただけで葉が落ちるで程度になったときが刈りとり乾燥。
5)天気のいい日に2回ぐらいに分けて同じ枝を叩く。枝の移動時にこぼさない。

エゴマの実栽培は、生長を増やすことも大切ですが、いかに落とさずロスをなくすかが大切です。

まだまだはじめたばかりでわからないことも多く、不勉強ですが、今年はいろいろ教わりました。

本来えごまはその土地に適った分の実をつけこぼします。
あまり肥えていない土地では、増収法はかえって不向きです。

肥えていない(エゴマが1mに達しない場合は)、来年から土寄せをした後、エゴマ油カス(ない場合は米糠)を株下に、蒔きます。そして先端は摘み取らずそのままにしておいた方が実が充実します。

難しい場合は、乾燥後極力こぼさないように
その場でビニールシートの上などで叩きます。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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増収後のこと (romance)
2008-10-14 18:45:29
ご丁寧な回答ありがとうございます。
株間が1メートルとはびっくりしました。少ない面積では何本も育てられませんね。確かに自分の畑では重なり合って上へ上へと伸びて自分の身長を軽く超えたものもありました。来年へ向けて教訓にします。
せっかくですので、もうひとつ教えてください。
刈り取り後の残滓は、どうしたら一番よいのですか。枯らして畑に肥料として埋めてもいいですか。
返信する
刈った跡の残渣 (竹内孝功)
2008-10-14 20:06:35
romanceさんへコメントありがとう。

えっといろいろなやり方がありますが、一番いいのは、

来年生えてきてもいい場所に敷いて置くことです。

置いておくと、来年勝手に芽が出てきます。

その中で一番いいのを残して間引きしながら生育させます。

もったいないかもしれませんが、残したい株以外は早めに間引き、残す株の周りに土寄せしてあげると大きく育ちます。

葉っぱを食べる場合や、痩せた土地の場合は間引きが少なくても大丈夫です。様子を見ながらやってみて下さい。

裏技としては、
生えてきたエゴマを植えたい場所に移植してあげると、苗を育てる手間が要りません。植えた跡はたっぷり水をあげましょう。
返信する
Unknown (romance)
2008-10-15 18:50:24
竹内孝功様 
貴重な体験からの度重なるご返事をいただきありがとうございました。
裏技を含め、今後の参考にさせていただきます。
返信する

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