無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ダイコンの自家採種

2014-08-02 19:23:25 | 自家採種
本日、ときどき




お気に入りの打木源助ダイコンも種が充実したので、いよいよ自家採種最終段階です。

打木源助ダイコンは、金沢の早生の青首短系ダイコンです。
とても育てやすく、きめも細かいため煮物などにむいております。

今回は、今まで育てていた火山灰土から新しい自然菜園の粘土の強い土に合うダイコン再育種するために、去年の秋に新しい自然菜園でそだったものから厳選し20本埋め戻しました。
しかし、冬の間埋めておいたら鹿にほとんど食べれれてしまい、残った2貴重な本から自家採種します。

生き残る運の良さも自然力の高い野菜の特徴です。




土の中の大根の部分は、すっかりミイラになっており、中身は空っぽで繊維のみがきれいに残っています。

自然に育てた野菜は、溶けにくくミイラになりやすい傾向があります。


ダイコンのタネは莢の中に5~6粒入っています。

莢がとても固いので、









土の上で、踏んだり、木槌で叩いて莢を割って種を出します。




叩いて割った莢から種と粉々になった莢を箕と風の力を借りて飛ばします。




きれいなダイコンの種が自家採種できました。

ダイコンは種子が大きくしっかりしたものが極上です。
種子が大きいと、発芽した双葉も大きく、その後の生育が良いからです。

新しい自然菜園で2~3年選抜を繰り返しながら自家採種を重ね、新たな地域風土にしっかり根を張る根性のダイコンに生まれ変わってほしいものです。




コメント (10)
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