よむよま

よむ・よまない、それから。

映画「オデッセイ」

2016-02-13 18:18:49 | 見る
映画「オデッセイ」を見てきた。
予告を見た感じでは興味なかったんだけど、
これは火星のDASH村だ!というツィートをしてる人が複数いたので、絶対見ようと思ったの。
たしかに!
前半はまことにDASH村でした。
火星に取り残された宇宙飛行士は植物学者。
食料として生のじゃがいもがあったので、イモを増やそうと土から畑づくりをする。

なんとか工夫して、次の火星探査ロケットが来るまで生き延びようと努力する。
彼はもう死んだものと思っていたNASAでも、ようやく彼が生きていることを知って、
両方で使える機材を生かして、なんとか通信ができるようになり、
順調に救出の時まで過ごせればという段階で事故が起きて・・・

後半はなかなか波乱万丈で手に汗握る展開。
主役のマット・デイモンがムキムキだったのが、
後半、食料が不足して痩せて肌も荒れていくのがリアル。
もう打つ手がないという段階で政治の壁を超えて協力してくれるのが中国なの。
中国の宇宙計画の人たち。
これがロシアでなく中国ってところが時代?

音楽が印象的に使われてて、船長が残した音楽を(ほかにないから)しかたなく聞いてるんだけど、
どれもディスコ音楽ばかりでうんざりの中、これはいいと彼が気に入ったのが、
ドナ・サマーの「Hot Stuff」だったり。
お話は未来なのに、この船長の聞いてた音楽がいま現在より昔のなのはなぜなんだろね。(^o^;
船長が女なんです、これも時代かな。

そして、いいところで使われてた曲が、デヴィット・ボウイの「スターマン」だったの。
Starman waiting in the skyというのが、ふさわしい映画ね。

あきらめない希望とユーモアで後味よく、おもしろかった。
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