よむよま

よむ・よまない、それから。

象山うもれびと

2013-03-18 19:04:44 | 見る
大河「八重の桜」佐久間象山の暗殺

「いったい誰が象山先生をッ!」という悲痛な声に、
つい、「河上彦斎ですよ、河はさんずいのほう」と答えてしまう私。(^^;

佐久間象山は、「いまは理解されなくとも、百年ののち、我が心事を知るであろう」と言い残していたらしいが、
しかし、百年後、象山の功績は、義弟の勝海舟や弟子の吉田松陰あたりに乗っ取られた形ではないか?

そういう「うもれびと」になってしまった人って、ほかにもいるよね。
なってしまったというか、されてしまった?

幕臣の小栗上野介や薩摩の小松帯刀なんて、まさにそうじゃないかな。
似たポジションや周辺にいた人に消された感じがする。
小松帯刀の場合は西郷隆盛や大久保利通。
勝海舟なんて、自分でもうそぶいているように、「ひとの手柄も自分の手柄にしてやった」という人だもの。(>_<)

秋月さまの北村有起哉が、わりと低い太い声で演じてるので、
そのしゃべりも、横顔も、お父さんの北村和夫そっくり。
だんだん似てきたね。

今回は松重豊のお父っつぁまがカッコよかった!
焦る次男坊と苦労人の父上。ふたりとも、あと数年で死んでしまう。

尚之助がその次男坊に理解を示すところは、お、鈴木先生みたいと思っちゃった。
次回は結婚か?

それにしても、長州勢が「奸賊容保を討て!」と言うと、むやみに腹が立つぞ。
どっちが奸賊じゃ!( `ー´)ノ

覚馬と梶原と山川大蔵が町人姿に化けて、探りに来るの。
梶原が池内博之ですから、ダブル久坂玄瑞の共演!ふっふっふ。
ほんとは、こういう仕事こそ新選組がやったんじゃないかしらね。
新選組の最も力を発揮した仕事は「探索」だったらしいから。
(でも、新選組が出ないと、安心してドラマを見ていられる)
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