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大河ドラマ「新選組!」第37回

2015-09-13 22:04:48 | 慎吾
大河ドラマ「新選組!」第37回 薩長同盟締結!

いきなり、勘ちゃんが舌べぇーっと出してる、白目剥いてる。
松本良順先生の診察風景なのでした。
良順先生は近藤局長の求めに応じて、新選組隊士の健康診断に来てくれました。
総司を診た先生は、ああ、この人がと思い当たる。
その後、山崎が呼ばれ、この者は医学の心得があるので、西洋医学の手ほどきをしてほしいとお願いされる。
刀傷の縫合について教えましょうと話をしているのが、ドキドキする、
のちの墨染の銃撃を思って。

良順先生はなんで新選組がお気に入りだったのかなぁ。(史実のほう)

下関では龍馬に呼び出されて、桂が西郷の到着を待っているのだが、
やって来たのは中岡慎太郎に連れられた黒田清隆。
西郷先生は来ません、京都に行ってしまいました。
会いたければ京へ来いという薩摩側に、憤然、席を蹴って立つ桂。

西本願寺では、破れた掛け軸を手にした局長の前に、やんちゃ三人衆。
なんでわかったんですか?と聞く総司、おまえたちの顔しか浮かばなかったと言う近藤。(^-^;
同席しているのは、西本願寺の寺侍・西村兼文。
(西村をやってる本間憲一さんてダンサーで演出家なのね、びっくり)
五十両でせめてものお詫びとしよう、自分たちで何とかしろと言われ、
左之助は勘定方の河合に借金を頼んだ。

五十両を受け取って喜ぶ左之助、永倉もいる、そこに松原忠司が来てあの長州浪士の女房のことを話す、
みんなでワイワイ言ってるところへ、土方。
「斬った男のカミさんに手を出したんだ」
みんな、一瞬で、氷水を浴びせられたような空気になった。
女を手に入れるために亭主を斬ったと噂になっていると言われ、
ここで腹を切ると刀をかまえる松原、それを止める左之助と永倉。
土方を見る永倉の目が怒りに燃えている。
「隊の規律を守るのが俺の役目」と見返す、土方の冷たさ。

土方が屯所の廊下を行くと、隊士たちがサッと道を開ける。
総司が「土方さんが怖いからですよ」と声をかけるが、
土方は「気がつかなかった」
彼が見やったのは、龍の絵(近藤さんだ!)の前に掛けられた真紅の誠の旗。

近藤の妾宅に来て現状を訴える総司、お幸がお茶を出そうとすると、あわてて帰ってしまう。
「ウチは後添えみたいやなぁ。沖田はんは近藤センセの息子はんや」
なるほど。
苦笑する近藤。
ここの慎吾くん、いいね! 女に「ウン?」とか聞いたりして。(^-^)

会津本陣に呼ばれた近藤、広沢さまと向かい合って座っている。(すごく近いね!)
薩長が接触しているらしいとのことで、動いている連中のブラックリストを見せられる。
その中に「坂本龍馬」の名も。
探索して捕らえよと命じられる。

松原は例の女房に呼び出されて行った。
それを聞いた斎藤が危惧したとおり、
女房は松原を油断させ、しなだれかかると包丁を突き立てた!
やはり憎いと思う気持ちは消えなかったのか。
駆けつけてきた斎藤が、松原にとどめを刺し、女も一太刀に斬り捨てる。

後の始末をつけに来た土方は、女に刺されたではまずい、
「俺にとがめられたために心中したことにしろ」
それでは土方さんが悪者になってしまうと心配する斎藤に、
「願ってもない筋だ」

そういう内容の文書にして局長に報告を上げる土方。
(ここ、局長は一段高いところに座り、土方は下段に正対してるのよね)
局長は落ち着いて了解してから、
「俺の聞いた話と違うが、まあいい」
柱の陰から現れる斎藤一。
斎藤くん、局長になついてるからねー、先にしゃべっちゃったのね。

局長は、土方の思い、斎藤の思い、それぞれ「しかと受け止めた」
なんて時代劇みたいなセリフを言い、そして、
「時代はわけのわからないところへ進んでいく。俺たちはこれからますます鉄の結束が必要だ」と。

龍馬を捕らえるべく、伏見・寺田屋へ行った局長の一隊。
鎖頭巾をかぶった武装で、ものものしい。
しかし、龍馬はいないというお登勢のウソに対し、近藤はじっとその顔を見た後、
「今日は引き上げよう。これで借りは返した」と。
外に出た近藤に左之助が聞きます、
「借りって?」
言えないわよ、あの大騒動の日のことだもん。

龍馬は寺田屋から薩摩藩邸に行こうとしていた。
大久保一蔵(利通)が、新選組が見張っているからと捨助をおとりに使う。
(この大久保だ! 中岡慎太郎とちょっと似てて、どっちだか混乱する人!)
新選組に追われて命からがら助かった捨助は、自分が持たされた手紙が白紙と知ってプンプン丸!

薩摩藩邸では、桂と西郷が突っ張り合ってまとまらない。
大義が必要なのだと言う西郷に龍馬が説得して言う、
「すべてはみかどのため、とかなんとか、そう言っておけば大義は立つ」
このセリフはすばらしいね、
みかどのためとかなんとか言っときゃいいんだという、
実際、彼らの尊王なんてそんなものだったんだから。

桂さんは改名して木戸さんになってる。
「もう桂ではない」と言われて龍馬が
「水戸さん!」
「木戸だ!」のやりとり、笑うとこ。

同盟なった二人を、龍馬がむりやり握手させ、ついで頬ずりさせる爆笑シーン。
宇梶さんの、いかにもジョリジョリしそうな濃いお顔。(>_<)

会津本陣では、薩長が極秘会談を持ったという情報に、容保公が、
「300年の時を経て、再び毛利・島津と相まみえようとは」と言うの。
このセリフ、当時、膝を打つ感じでした。
そうだ!戦国時代の再来だよね!って。結局また、東軍と西軍の戦いになったのだ。

ここのシーンで、座敷から縁先へ出ようとする殿のために、
近藤が、正座したまま障子を開け、脇へよけて、殿が出たあと、また向き直る、
膝行して動くシーンがあるの。
この「膝行」が、慎吾くんはとっても美しくて、感心しましたね。

この回の歴史紀行は同志社大学だった。
薩摩藩邸跡ということですね。
まさか数年後に、同志社を作った人になるとはねえ、斎藤くん。
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