よむよま

よむ・よまない、それから。

ドラマ「小林一三」後編

2016-01-30 21:55:12 | 見る
「経世済民の男・小林一三」後編

宝塚の生みの親としか知らなかったが、
大変な後半生なのね。
大博打は打たないはずの人が、いったん打ちはじめたら止まりません!
上司だった岩下(奥田瑛二)を尊敬し、彼の「この国を一等国にしたいんだ」という夢に共感し、
阪急鉄道のために、借金が膨れ上がる。
ゆるキャラ・借金だるま(彼にだけ見える幻)が2体に増えてしまいました。

戦争がはじまって、軍部支配が強まって、
近衛文麿内閣から声がかかって内閣入りすることになる。
大反対する長男を井上芳雄がやってる。
商工大臣になったが、企劃院という役所が全部取り仕切っていて、
何もできない。
この企劃院の官僚を大東駿介がやってて、なんだか甘粕大尉か?という非情な男。
経済を統制しようとする彼らに抵抗するも、結局足をすくわれて辞任。
でも、戦後すぐ、焼け残った宝塚劇場で公演をやってる。
「いまこそエンターテイメントが必要なんだ」
おお!

阪神電鉄とは泥沼の戦いをした、と。
そうだろうね、並んで走ってるんだもんね。
阪神より早いから「阪神急行電鉄」にしたんだって。
あきらかに喧嘩売ってるよね。(~_~;)

東宝をつくり、デパートをつくり、デパートの食堂で安い肉を出すために直営の牧場を作った。
岩下と一三が思っていた「一等国」とは、
働けばいいことがある、努力すれば報われる国、
「この国に生まれてよかったと思える国」
ううむ。
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