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映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン

2012年11月28日 | 映画(は行)
やっぱり女もおバカでした



            * * * * * * * * *


花嫁介添人(ブライズメイズ)たちが繰り広げる騒動を描くおバカコメディ。
つまりこれは「ハングオーバー」の女性版とでもいいましょうか。



仕事も恋愛もうまく行かず、
人生に行き詰まった30代独身のアニー。
親友が婚約し、その花嫁介添人のまとめ役(メイド・オブ・オナー)を務めることになりました。
ところがもう一人、彼女の親友を自称するセレブ妻・ヘレンとめちゃくちゃ対立。

顔を合わせるたびにとんだ騒動が持ち上がります。
ただでさえ落ち込んでいたところへ、
母のツテでやっと得た職はクビ。
住むところも追い出され、
車はポンコツ。
ストレスが溜まりまくったところで、ついには親友と破局!?


これ以上のどん底があるか、というところまで落ち込んだアニー。
さあ、どうなる?


いやはや、「ハングオーバー」では、
ほんと男はバカだよねー、と単純に笑っていましたが、
これを見ると女も同じにバカでした。
妙に張りあってしまうところが余計にバカ。
しかも今作は、女だからといって容赦しないお下品さ炸裂。
ちょっとこれは行き過ぎだし、どうなのよ・・・
と思い始めたところで、意外な光が差し込みます。
それは、どうしようもなく落ち込んだアニーのところへ現れた意外な人物。
これがなかったら、本当にただのくだらない作品になるところでした。
なんだかんだ言っても人とのつながりはやっぱり大切なんだな。
ま、いいか~と思わせるラスト。
さほど悪くはありません。



「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
2011年/アメリカ/125分
監督:ポール・フェイグ
出演:クリスティン・ウィグ、マーヤ・ルドルフ、ローズ・バーン、ウェンディ・マクレンドン=コービー、エリー・ケンパー、メリッサ・マッカーシー