田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

AED講習会

2015年06月10日 | 学校風景
月曜日に教職員向けのAED講習会を受けました。

AEDとは、Automated External Defibrillatorの頭文字を取ったものだそうで、自動体外式除細動器のことです。
久留米高専にも3個設置されていますし、デパートなどの人が集まるところにもAEDという表示があると思います。

これまでにもその存在は知っていたのですが、使い方を聞いたこともなく、電気ショックの小型版みたいなものだろうな~、と考えていました。
で、映画でよく見るように、電気ショックを与えれば、心臓がドックンドックンと動き出すので、AEDさえ使えばいいものと思っていました。

が、これが大間違いでした。

呼吸がなく、心停止している場合、最も大切なのが胸骨圧迫(以前は心臓マッサージと呼んでいたと思います)と人工呼吸で、AEDを使用する前にもこの胸骨圧迫と人工呼吸を行い、AEDを使用した直後から再び胸骨圧迫と人工呼吸をを続けなければならないということでした。

AEDが万能ではないこと、胸骨圧迫と人工呼吸が非常に大切だということ、また、一人で対処するのではなく必ず誰かほかの人の助けを呼ぶこと、ということが今回の講習で学べた大事なことでした。

おそらく、誰かが倒れている状況に出くわした時、講習のように冷静な対応はできないとは思いますが、とにかく誰かを呼んで、胸骨圧迫なり人工呼吸なりを行って、AEDもしっかりと使わないといけないですね。

応急手当ての方法は自動車学校で習ったのが最後だったと思いますが、いざという時のために今後も定期的に講習を受けたいと思います。

皆さんも機会があれば、ぜひ受講してみて下さい。
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