今日もまた螺旋上昇

たまりや社長の食いしん坊blog

Happy Birthday

2005年09月22日 19時10分43秒 | 今日の私
週末は3連休のため仕事はメチャ忙しかった。おまけに午後は岐阜市PTA連合会の評議員会(小中学校のPTA会長の集まり)がありドタバタに拍車が掛かった。市連の副会長として提出する議案もあり、評議員会はちょっと緊張。想定外の質問に四苦八苦してしまった。
 夕方事務所に戻ると、女房が携帯を差し出して「これ」と一言。画面を読むと高二の長女がメールで「学校の帰りにお父さんの誕生日にケーキを買って帰りたいから迎えに来て欲しい。」という内容。いつも怒ってばっかりだし、ろくに会話も無いけど覚えていたんだと、ちょっと嬉しかったりする。女房の誕生日にも1個だけ買ってきたけど、今日も1個だけスペシャル・モンブラン。父親の好みを良く考えたのかな? 今日は47回目の誕生日。もはやおめでたくもない年だけど、ちょっとした心遣いは幾つになってもやっぱり嬉しい。

美しき敗者

2005年09月22日 00時16分43秒 | PTA
 今日は好天に恵まれ中学校の運動会が行われた。PTA会長として来賓挨拶のため朝8時過ぎには会社を出た。近頃の運動会は昔と違って、色々と小道具を使ったり、嗜好を凝らした面白い種目が多い。個人競技より団体競技が多かったり。これはうちの中学だけのことなのか、他所でも同じ様な傾向にあるのだろうか?少し前にある雑誌で読んだ記事では、東京では参加する子供の優劣が付かないように、個人種目の競争では1コースから最終コースまで全員で1本の長い棒を持って走る学校があるとか。いくらなんでもそれはまずいんじゃないの?って思った記憶がある。勉強が得意な子がいるように、スポーツの得意な子もいるわけで、それはそれぞれの個性じゃないのって思うんだけどね。何でも出来る限り平等にというのは学生の間だけであって、社会に出ればいつも競争に晒され、勝者と敗者がいるのは当り前の光景である。勝って学ぶことよりも、負けて学ぶことの方が多いことは誰もが知っているのではないだろうか。
 今日の運動会では負けたチームの応援団の女の子たちの涙が印象的だった。暑い夏の炎天下の下で練習をしたり、仲間をリードしたり、きっと100%打ち込んでいたのだろう。悔しそうな顔をしている男の子やうなだれる女の子や勝利にひたる相手チームの応援団員の中で、涙する女の子の姿がやけに綺麗に思えた。その涙は悔し涙だったのかもしれないが、私には一つのことにとことん打ち込んでやりきったからこそ溢れ出た涙のように思えた。こういうことをいっぱい積み重ねながら大人になっていくんだよね。