いじめは夏休み明けから始まったというのは、間違いで、事件は昨年夏休みから始まっていた。
被害者の家は両親共働きで、昼間は子供だけだった。
加害者の生徒3名は被害者の家に入り込むようになった。
ゲームをして失敗すれば、罰金として金を請求したり、万引きを強要した。
被害者はそのため、夏休みには、まず自分の銀行口座の全財産12万円を使ってしまった。
手持ちの金が底をついてしまったので、困って親や親族のお金に手を出した。
合計金額40万円と言われている。
また仕方なく万引きもしていたようだ。
金使いが荒くなったので、被害者の親が咎めた。
被害者の生徒は「いじめ」の話をしなかったのが、事件を大きくしてしまった。
(教育委員会が被害者の家庭環境と言っているのは、このことだと思われる)
加害者は金払いの悪くなった被害者へのいじめをエスカレーションさせた。
担任は加害者の親から相談を受けていたが、何もしなかった。
それどころか、加害者は金を盗んだり、万引きする悪い生徒と思ってしまったのではないか。
また、学校でいじめが目撃され、生徒から申告があったが、単なる喧嘩だという先入観で、加害者と被害者の両方を同時に呼ぶという失態を起こしてしまった。
こういう時は、加害者から事情を聞くのは最後にしなければいけない。
加害者が加害者かどうか、慎重に調査をしてから、加害者が言い訳できない事実をつかんでから、加害者から事情を聞かないと、うそをつかれるし、被害者への報復を行う可能性が高い。
また被害者の保護を考える必要がある。
会社では、加害者の配置転換(左遷)が行われることが多い。
いずれにしろ加害者が悪いのは事実だ。また非常に悪質だ。
金を要求したことがばれるとまずいと思って、自殺して欲しいと思ったのだろう。
自殺(他殺?)した日は、いじめのアンケート調査の日だった。
加害者は、アンケートの前に死んでもらうことが最良だったのだろう。
そのため、アンケートの日の前に、徹底的にいじめを行い、自殺(他殺?)に追い込んだ。
ある意味、計画的殺人(自殺強要)だったのではないか。
親もからんでいたとすると、歴史に残る衝撃的な事件となる。
警察は真相を明らかにしてもらいたい。
また大津市は教育委員会とこの学校の再建を行ってもらいたい。
大津の事件を契機に教育改革が進むことを期待したい。
自殺の中2生徒、親類の店から数十万円持ち出し(読売新聞) - goo ニュース
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