
ジャケ買いはしない主義だが、長岡秀星先生の作画って
レコードジャケットサイズが
一番見応えがあるなぁーと感じてます。
冨田先生のアルバム8作目 1982年発売の
「大渓谷」音場に今までにはない広がりを
感じる事ができて大好きなアルバムです。


ジャケットの裏には、
このアルバムから、愛用するシンセサイザー群を
オーケストラの楽員と見立てて
「プラズマ・シンフォニー・オーケストラ」と名づけ、
アーティスト名も
「冨田勲&プラズマ・シンフォニー・オーケストラ
ISAO TOMITA & THE PLASMA SYMPHONY ORCHESTRA」とクレジット
面白い演出が冨田先生らしさを伺える。
1982年でシーケンサーがMC-8ですから
シンセマニアとしても、思わず
「おー!」と歓声を上げてしまう。
なぜなら、翌1983年頃からMIDIが
正式な国際規格として発足され
サンプラーも高価ながら高音質なものが
市場に出回ったからだ。
そんな間の1982年 MC-8を用いた
作品というところにも興味津々である。
RCA USAも先見の目が高かったなぁと思いつつ
レコードを楽しむ。
このアルバムも、US盤が存在しており
US版には「シンコペイテッド・クロック」が収録
日本版では、CDも販売があったが
発売当時、プレミアがつき数万円で取引されていた。
まぁ、最近は普通にCDが購入できます。。。
冨田先生のアルバムはCDでも所有しているが
やっぱりRCAのレコードで聴くのが通である。