「修行は無駄な時間」と言われるけど、無駄な時間というのは「結果」から本当に来ているのだろうか。。。

とある著書に、「すし職人」の修行は無駄な時間と、唱えている著書がある。
誰でも知っている、あの人の著書である。

修行という考え　思考だから時間の無駄ということなんだなと私は思う。

まぁ、一個人の私の言うことなんだけどね。
修行って、ある意味、師匠からの受け身の体質でしょ。

大概、そんな弟子って「言われたことしかできない」って
いう事に、「時間の無駄」っていう逃げ道を作るんだと思うんですよね。

よくある例が、芸大とか専門学校とか、「その道の専門分野」の
学校に行ったからって、必ずしもその分野に進むとは限らないし、
もしかしたら、家業を受け継いでいくかもしれない。

わかりやすく言うと、洋食屋さんで修行しても
実家が蕎麦屋で、蕎麦屋を継ぐことだってよくある話なんですよね。

まぁ、そんなことを含め「単純に修行で過ごす時間は無駄」と
言えるのだろうか。。。

確かに、由緒あるお店で修行することは
それこそ皿洗いから始まり、徐々に包丁の扱い方、焼き方、蒸し方を学ぶ。

現在、そんな技術的なことは、スマホで情報として知ることを
効率として、知識として、得ることはできる。
が、しかし、知ればそれで良いのか？　

情報だけの知識で美味しい料理ができるのだろうかと考えてしまうのは
古い人間の悪い癖なのだろうかと感じてしまう。

まぁ、「修行」という行為に変わる適当な言葉を知らない
自分ではあるが、無駄な時間なのか判断するのは
当の本人であり、他人が言うべきととではないとも感じる。

著者は刺激的なタイトルで本が売れれば
良いだけなんだと思っているようだけどね。
中身に厚みがないと感じた。（実際、読んでみての感想）

最近はそんな著書、著者が多いので
即、ブックオフで売ってしまい。
本箱に残る本なんて、年間、何百と本を買う中で数冊程度である。

話を戻すと、、、

知識はあっても、経験値の数は少ないので「知識の引き出し」は
圧倒的に少ない。

まぁ、年中、仕事をする上で順風満帆が保障されていれば
引き出しなんていらないけど、絶対、「壁」にぶつかることって
あるんですよね。

そんな、「壁」を乗り越えるには
無駄に感じている「修行」って役立っている。

修行って、ある意味「お試し期間」として
間違えても許される瞬間なんですよね。
突然、未経験者が知識だけで完璧に本番を望めるなんて
考えただけでも、ちょっと怖いし勇気がいる。（少なくても自分はそう感じる。。。）

センスがある人は器用にできるけど
「修行」の有無を単純に無駄と切り捨てるのは
人間として、人生を歩んでいく中、そんなに急いでどうするのだろうかと感じるのは
私だけだろうか。

もっと、ゆったりと構えて物事に取り組む姿勢が
あっても良いのではないだろうか。

どこまで異論を唱えていいのかぁ〜、と感じつつも、結局、友人、仲間という壁は越えられない自分がいる。

特定の人に対する話ではなく、
自分が今、思っていることを正直に書きます。

「他人の表題における異論の伝え方、感じ方」と、
書くと表現が荒いけど、
常日頃思うことに、「こうしたほうが良いのでは」とか
思うことが少なくない。

できることなら、円満に暮らせて仕事をしているのが良いけど、
様々な業種の友人　知人がいると簡単に、ツッコミを書いたり、
言葉として発することを躊躇する自分がいる。

こんなこと言ったら嫌われるよね、という所である。

言い方もあるかと思うけど、
優しく言うばかりが能じゃないというのも理解している。

言いたいことが言えないという辛さよりも
他人を傷つけていることに気がつきにくい事が嫌である。

本当、４７歳で考えるべきことではないけど、
傷つけるなら自分が傷ついたほうが、何倍も楽でけど、
言えない葛藤、言える葛藤の間で、いろんなことを考え
言葉にしている自分がいる。

３歳児の思考が丁度いいのかもしれない。本当、歳を重ねることは自営業には不利なのかも

まぁ、３歳児に戻って、怪しげなプレイをしよう！と、いうことではなく。
好奇心が薄れている一人親方なんて、仕事をしていくうちで
これほど、価値がない人間だなぁー、と悟ることが増えている。

と、言うと、どうせ横槍を入れてくる方も多いけど、
３歳児の時って、素直に好奇心を表に出すでしょ、あのストレートさが
妙に懐かしくもあり、いろんな事情を経験してくると
億劫になってきている代償として「安定感」へと変わるんだと思う。

そりゃ、そうだよね。
結婚して、好奇心だけで収入を安定してできるなら
苦労はないしね。

だも、固定観念にしろ好奇心しろ、
仕事の環境が変わるのだから、原点回帰とうたっても
いいのかもしれないと感じ実行している。

今、以前のように仕事のレギュラーを敢えて外し、
好きなジャンルの撮影ばかりしている。

おかげさまで、ちょっと、不安定要素はあるけど
カメラマンとして、一人親方として、父親として
人間らしく暮らせていると思う。

要は、好奇心を強くしながら、心細いことはあっても
自分を信じ進めていることに誇りが持てているということかな。

独身じゃないので無茶はしないけど、かといって
一箇所に留まらず、でも、仕事はきっちり、的確に創り上げる。

本当、１０年早く気づいたらよかったなぁーと感じる。

本当、今年はショッキングなことばかりだけど
好奇心で乗り越えていく自信はある。