中学の同級生だった画家のマリちゃんのパートナーが亡くなり 追悼展が行われると知らせが来たので お友達のボソちゃんとお出かけしてきました。
画家のお名前は和田賢一さん。 昨年突然の病で51歳の若さで急逝されました。
2007年に文化庁の新進芸術家留学制度の留学生に選ばれ、イタリアへ留学をし、帰国後は生活のために引き受けていた美術の先生の仕事を辞め、夫婦ともに制作に専念をしようとした矢先の事でした。
突然のことで呆然とし、そして悲しみにくれるマリちゃんを和田さんのお友達が励まし、みんなで彼の追悼展を企画してくださり、今回の展覧会の開催となったのだそうです。
広島出身の作家で 原爆に遭ったお母様の体験が彼を動かし、原爆を主題とした『ATOM』と題した抽象画を発表されています。
去年の同窓会の時、マリちゃんから追悼展があると聞いていたのですが 仕事の関係で今日しか伺える日がなく、ボソちゃんを誘ったところ、マリちゃんから受付のお手伝いを頼まれたので じゃあ一緒に行きましょう、と言ってくれたので ふたりでお出かけしてきました。
会場にいたマリちゃん、次々とみえるお客様のお相手で忙しそうでした。
それもそのはずで 今日が和田さんの命日だったのだそうです。
作品からはものすごいエネルギーを感じました。 作者が自分の命を削って魂を注ぎ込んだ作品のように思います。
何か感じるところがあったのか絶筆となった未完成の作品は とても暗く深いトーンで描かれていました。
今月22日まで府中市美術館でこの作品展は開かれています。
(今日の写真は和田真理さんの許可をいただいて 作品展を撮影させていただきました。)
僕は彼の同級生なのですが、たぶん画家になっているだろうと思い、気になっておりました。
まさか亡くなられていたとは思いませんでした。
僕の亡父が趣味で水彩画を描いており、小学生の頃3人で画板を持ち電車に揺られ写生した思い出があります。
彼の話は僕の亡母が彼のお母様と付き合いがあって、断片的にではありますが耳にしておりました。
彼の冥福をお祈りいたします。
もしご遺族の方にご連絡されることがございましたら、宜しくお伝えください。
さっそくTOSHIさんのコメントをご遺族にお伝えさせていただきました。
和田さんの作品、とても迫力がありました。
すばらしかったです。
この度は本当にありがとうございました。
こんな時代ですからblogの書き込みにメアドを書き込むのもどうかと思いますが、記号を変えておきますので、ご連絡いただければ幸いです。
『senbe_1cola\yahoo.co.jp』
ご遺族の方にもお伝えいただけないでしょうか。
詳しいことが分かりましたらお知らせしますね。
ありがとうございます。
現在、単身赴任で京都におります。
関東には時々仕事で訪れますので、是非お伺いできればと思います。