https://movies.shochiku.co.jp/mimisuma-movie/
故近藤喜文監督が唯一残したジブリ作品『耳をすませば』の実写版で１０年後の雫と聖司を描いています。
どちらかというと不安でした。 あのキュンとなるふたりの恋がどうなっているのか？ それに実写版って演じる俳優さんのイメージが自分の思い描いたのと違っているとがっかりするし・・・
ジブリの『耳すま』をベースにした別の新しい物語と思って観ようと思いました。
だけどあのふたりなら１０年後はこうなっているかも、と思える作品でした。
演じた俳優さんもすばらしかったです。特に中学生時代を演じたふたりは本当にイメージがぴったりでした。
それから聖司のおじいさんを演じた近藤正臣さんが まるでアニメの中から出てきたようでした
主役もあのふたりが成長したらこんな感じになるんだろうな、とすぐに想像できました。
私、もともと松坂桃李さんのファンですし・・・聖司のファンですし・・・
映画の時代設定が1998年というのも良かったと思います。
最近なら離れているふたりが手紙でやりとりなんてしないで すぐにメールになると思うのですが じれったいけど手紙のやりとりって心があたたかくなるなあ、と思いました。
すぐに声が聞けたりしなくても相手をそっと想う時間も愛おしいと思うのです
