キュートなバアサンになるために

映画のこと、山のこと、街の風景、家の庭、いろいろを気ままに・・・

富士山すそ野ウォーク第4回『須走~樹空の森前』

2018-12-13 23:12:13 | 富士山をめぐる
                        
 なぜか水曜日はお天気が悪いことが多く・・・・この富士山すそ野ウォークが始まってから一度も晴れたことがありません。ずっと曇り続き・・・でも曇りならまた良かったんです!
ついに雨になってしまいました。 この日富士山を見たのはたった一回、帰りのバスの中からうっすらとシルエットのみの富士山。 残念ながらこんな写真しか撮れていません。

 朝は雨でも午後からは晴れると信じながらバスに乗りました。 バスが山梨に差し掛かると外はうっすらですが雪化粧。
                       
 レインウエア着用での須走からのスタートでした。
                           
 江戸時代、民のために幕府の米蔵を解放し切腹となった伊那半左衛門を祀った伊那神社前を通り山神社を越え昼食は御殿場市のカメヤで『みくりや定食』という郷土料理をいただきました。
           
 みくりやそばという山芋を練り込んだ少し太めの具だくさんのおそばにいろいろなおかずがついているおいしいお昼ご飯でした。

 午後はさくら公園からスタート。
 富士山山頂の観測を個人で行おうとした野中夫妻の顕彰碑を見学しました。
                  
 まだ装備なども立派なものがなかった明治時代、個人の私財を投げ打って富士山の山頂に観測小屋を建てて夫婦で冬季の気象観測に挑んだそうです。 しかし、高山病と栄養失調で2ヶ月で山を降りなくてはいけなくなったそうです。 いろいろな方たちが富士山の観測に関わっていらしたのですね。以前読んだ新田次郎さんの『富士山頂』でも昭和に山頂に建てた気象ドームを造るまでのことが書かれていました。 富士山にかかわる歴史は本当に興味深いです。
 そして川柳(かわやなぎ)浅間神社の『扶桑樹』、推定500年の杉を見学しました。
                    
 本当はこれでウォーキングは終了の予定だったのですが 何も見えずひたすら国道を歩き続けただけだったので講師の先生が同情してくださったのか素通りする予定だった『印野の溶岩洞窟』を見学しました。
          
                     
 今回の富士山は信仰の歴史、気象観測の歴史などのお話を伺いましたが やはりいかにも富士山、というこういった場所の見学はうれしかったです。

 それにしても・・・・次回こそ晴れますように
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログペット