医大生・たきいです。

医大生的独言。

「ヒポクラテスたち」を観て

2016-07-09 23:59:59 | 映画

こんな美女、医学部にいるわけ!

と思ったら往年の伊藤蘭さんでありました。「普通の女の子に戻りたい!」から2年後の復帰作とのことであります。映画の感想をば。医大生・たきいです。

ヒポクラテスたち HDニューマスター版 [Blu-ray]
古尾谷雅人,伊藤蘭,柄本明,小倉一郎,光田昌弘
キングレコード



こういう映画があることは知っていたけどこれまで観てこなかった1本。舞台は京都の医大、洛北医科大学となっておりますが京都府立医科大学がモデルとなっているそう。本作の監督の大森一樹氏も同校の出身だそうです。

本作によると昔のポリクリは6年(回)生からの1年間だったのでしょうか。それって国試対策どうすんだよというカリキュラムですが(笑)、古き良き時代という感じがします。

対して、今も昔も変わらぬ医大生の姿も。怪我人が発生した交通事故の現場に出くわしてしまったとき、「医者はいないのか!」と怒号が飛びます。そこで主人公は

「ヤバいの持ってたんや」

と白衣を隠して逃げていきますが、医大生のこの「何もできなくてすみません」感はこの時代から不変ですね。

今の時代の方が医学教育は一段と手厚くなっていると確信はします。様変わりしているといっても過言ではないでしょう。それでも、昭和のまったりとした雰囲気の中で必死に議論して生きようとする若者たちの気概はそれと取り換えに失われてしまったようにも感じてしまいました。多くを与えられて、時には与えられすぎて、受け身になりがちな平成の世の中なのであります。

お暇な時間でもあれば借りてみてください。






(Amazonで課金した人(笑))

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