人の話を聞くというのは疲れるもので、久々の授業というのならなおさらです。3学期っていうんでしょうか。他の大学みたいにおしゃれにセメスターとか言ってみたい。3学期のはじまりはどっと疲れて爆発的な睡眠時間を記録した師走の始まりでありました。医大生・たきいです。
授業はマイナー科目のオンパレード。詰め込み感がハンパない。整形外科、耳鼻咽喉科に眼科。全部過去にお世話になった系診療科なので親近感があります。
まず整形外科。筆者には前十字靭帯断裂と半月板の損傷で2回手術をしているという既往歴があるので膝の解剖をはじめ、検査、手術含めてこの辺りは完璧です(笑)。ラックマンテストっていうのがあるんですが、1年生の時に先輩に実験台にされたよね。医学部あるある。入院中無駄に主治医の先生に質問していたから部分的には知識は教科書を凌駕しております。
耳鼻咽喉科。小さいとき鼻づまりでお世話になりました。あの鼻水吸引機欲しいよね。
眼科。わたくし色覚異常なのです。色盲というより、色弱らしい。検査キットがレジュメに載ってましたが、あれやったことある! 非常に懐かしかった。15色くらいの色ついてる丸いパーツを順番に一列に並べるんですよね。色覚異常があるとハチャメチャな並びになる。当時は検査一回だけやって、パイロットとか配線工とかキミ向いてないよと言われる幼少期にしてはショックな出来事が脳裏に蘇ります。あれって感度特異度どの程度なのかなと思ったり。もう一回やってみたい気もしますね。今なら「赤橙黄緑青藍紫」っていう高校物理で学んだ知識もあるのでもうちょっとまともに並べられるかも。笑
ふと思いました。医者の目線から見ると一般に「マイナー」と呼ばれている診療科も、多くの一般市民の感覚するとむしろ「メジャー」なのかもしれません。
(部屋を片付ける気力が起きないのが悩みな人(笑))