山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

今年初めての耕運機参上

2017-03-03 21:19:34 | 農作業・野菜
 畑作の開始だ。
 陽当たりが一番いい畑に鶏糞をまず運ぶ。
 鶏糞が雨に打たれていて重くて、斜面や凸凹を一輪車で運ぶのがひと苦労なのだ。

                             
 それだけで一日かかってしまう。
 久しぶりの畑仕事でハアハア言いながら汗をかく。
 運んだ鶏糞をレーキで均してから、油粕や有機石灰も撒いていく。

                                    
 それまでの畑は雑草だらけで、ホトケノザたちの解放区だった。
 ツルハシでがっつりした雑草を掘り出して一輪車で堆肥所まで運ぶのに何回も往復する。
 鍬では雑草に負けてしまう。
 耕運機を主人公にするにはその準備に数日かかる。

      
 そうしてやっと、耕運機の出番となる。
 久しぶりの始動でさすがに彼も戸惑っていた。
 朝から一日中動いたので午後はしばしエンコするが、だましだまし仕事をしてもらう。
 夕方にはなんとか終了する。

 数年前はこの広さを鍬だけの人力でやっていたことを不思議に思う。
 「いまから人力でやれ」と言われたら、お手上げするのは間違いない。
 加齢もあるが人間、ラクを覚えてしまうと戻ることができなくなる。

 前歯がおよそひと月ぶりに復活。
 これでバナナはふつうに嚙みきれる!
 普通であることの範囲がだんだん少なくなっていく。
  
コメント
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