山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

耕運機の金属疲労か

2017-03-17 20:37:22 | 農作業・野菜
 連日、耕運機が活躍する。
左右の進行を調節するダイアルの調子が悪く、真直ぐに進めなくなった。
 無理に真直ぐにすると中心のボルトが折れてしまう。
 だましだましなんとか下段の畑の荒耕を終える。

                                    
 次は中段の畑の荒耕も開始する。
 以前は鍬一本で一日がかりで畝を作ったが、機械化で数十分でできてしまう。
 農業で暮らしていける収入を得るには機械に頼らざるを得ない仕組みがそこにある。
 従来の零細農業で暮らしていける仕組みにするには、企業経営の導入・加工化作業・相互の法人化などが考えられるが、高齢化と共に現実はきわめて厳しい。

     
 そんな現実の中で、マスメディアは連日「森友学園」問題に終始している。
 その登場人物の、安倍総理・阿部総理夫人・稲田防衛相・鴻池元防災相は森友学園の教育勅語教育に感動していたところは共通している。
 つまり政権の中枢部分は、国民主権を否定する戦前の皇民化教育を賛美しているわけだ。
 これはヨーロッパの極右政党の台頭やトランプ大統領誕生と同じ潮流が日本でもひたひたと侵攻していることにほかならない。
 だから、トランプ大統領と阿部総理は相性がいいわけだ。

                                  
 問題は、日本人自身がそういう阿部内閣の本質を見抜いていないことだ。
 安倍総理の優れているところは、極右的な尻尾を隠匿し続けている現実的なカリスマであることにある。
 そしてこれに代わる政治家が不在であることについては国民はよくわかっている。
 草の根民主主義は日本にはまだまだ発展途上にある。


 
 
 
コメント
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