山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「石」は語る

2017-03-30 18:15:12 | 農作業・野菜
 この土地にしがみついて9年目となる。
 やってきた当初は河原の丸石のような石がザクザクだった。
 このところ畑から出てくる石はずいぶん小さくなってきた。

                             
 げん骨くらいの石もすっかり影を落とした。
 10年近い歩みは石拾いの連続にあったと言っても過言ではない。
 そんな処から、野菜たちの命が生まれ、オイラとその家族の生命を支えてきた。
 母なる大地はいのちの創造の神なのだ。

                             
 その土が少しづつ流れて、今までの石垣の高さを越えるまでになった。
 掘り出した石をさらにその上に積んでみる。
 石も無駄なものはない。
 石垣づくりも石の可能性を見つける作業でもある。
 石を生かせる作業も楽しい。

 人間もそうありたいものだ。
コメント
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