山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

地すべり現場いよいよ焦点の工事へ

2016-01-07 21:26:41 | 風景
 知り合いの茶園の一部が崩れた、大規模地すべり現場の工事がいよいよ難しい壁に挑んでいる。
 ここを着手するのにけっこう時間がかかっている。
 現場を見ると米粒より小さく人間が作業しているのが見える。

    
 肉眼では見えなかったが、命綱なしにはできない作業だ。
 今までの作業より起伏のある場所だ。
 ここができていくとずいぶんゴールが見えてくる。

                             
 作業しているのはきっと若い労働者が担っているに違いない。
 忍者か、いやスパイダーマンか、ハイパーレスキューか。
 そんな空想が沸き立つほどにかっこいい。

   
                            
 災害があるから自然を畏敬する。
 自然を征服しようという傲慢な権力が登場しなかったのが日本の幸いなのかもしれない。
 「祟り」の思想が支配者を厳粛とさせた。
 ときには敵を殺害してもその鎮魂のための寺院を建立することもあった。
 「畏れ」を失ってしまった現代の行く末はどうなっていくのであろうか。
 
コメント
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