昨年の台風で路肩が崩れて通行止めとなった国道は今は開通している。
しかし、工事そのものはいまだに続いている。
大した台風でもなかったのに、路肩が崩れるとはほんとうにもろい地域に住んでいるというわけだ。

ガードレールごと崩れたらしい。
防災放送ではしばらく通行止めという連絡があったが、目途を言ってくれると親切だがその後連絡はない。
山を越しながらの迂回路を通らないと「まち」に買い出しにも行けない。

車を持たないで生活している人も少なくない。
深刻なのは病院通いだ。
バスの運行もわずかとなり、NPOがタクシー運営に乗り出したのが救い。

川床には重機が通れるようにしてあった。
そこから路肩を補強する工事をしている。
次の台風が来たらまた次の工事が始まるといういたちごっこが地元の経済をちょっぴり救っているのかもしれない。
< 伊勢谷友介『社会彫刻』より >
「人が生きるというのは、<他人を生かすから自分は生きている>ということであって、自分以外の人や生物が生きているからこそ、人間は生きていけるのだという状態を、一人ひとりが知らなくてはいけないと僕は思っています。」
しかし、工事そのものはいまだに続いている。
大した台風でもなかったのに、路肩が崩れるとはほんとうにもろい地域に住んでいるというわけだ。

ガードレールごと崩れたらしい。
防災放送ではしばらく通行止めという連絡があったが、目途を言ってくれると親切だがその後連絡はない。
山を越しながらの迂回路を通らないと「まち」に買い出しにも行けない。

車を持たないで生活している人も少なくない。
深刻なのは病院通いだ。
バスの運行もわずかとなり、NPOがタクシー運営に乗り出したのが救い。

川床には重機が通れるようにしてあった。
そこから路肩を補強する工事をしている。
次の台風が来たらまた次の工事が始まるといういたちごっこが地元の経済をちょっぴり救っているのかもしれない。
< 伊勢谷友介『社会彫刻』より >
「人が生きるというのは、<他人を生かすから自分は生きている>ということであって、自分以外の人や生物が生きているからこそ、人間は生きていけるのだという状態を、一人ひとりが知らなくてはいけないと僕は思っています。」