山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

廃校の元運動場に赤く実る

2016-01-13 21:07:31 | 風景
 ムラの神社の本殿となりに若宮神社が合祀された。
 この隣には地元卒業生を輩出した元小学校の校舎がある。
 校舎前の校庭はバスケットボールコート一面くらいしか取れない狭さだ。
 この校舎の上側に運動場があった。

                                
 今はがらーんとした原っぱのたたずまいだが、地元の人が土地を提供し整地したりして実現した運動場だ。
 ここでも狭いが運動会はなんとかできたようだ。
 現在のムラの中心的なリーダーの多くはこの山の学校から育っている。

                               
 この運動場の周りは、赤い実の植物が多く実っているのが不思議だ。
 目立ったのが、「フユイチゴ」。
 イチゴジャムを作るにはここに来ればいいんだ。

            
 次に多いのが、「マンリョウ」の赤い実。
 山里の自然で見られるのは、センリョウよりマンリョウのほうが圧倒的に多い。

                
 そして、庭でよく見られる「ナンテン」。
 というのも、「難を転じる」という意味があるため玄関や庭に植える人気樹種でもある。
 なぜここに多く見られるかはわからない。

                                
 「サルトリイバラ」は人が植えたものではない。
 園芸店では実がいっぱいついたものが売られているが、自然のものは実はすくないことが多い。

 人影がまったくないムラの元運動場には、秋・冬に鮮やかに実る赤いいのちがあった。

 
      
 
コメント
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