竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

京にても京なつかしやほととぎす 芭蕉

2017-07-13 | 芭蕉鑑賞
京にても京なつかしやほととぎす



(季語:ほととぎすー夏  出典:己が光  年代:元禄3年(1690年:46才位)
ホトトギスの声を聞いていると、
現在京都にいながら
いまさら京都が懐かしくなる、の意。

流伴鑑賞
芭蕉は京都をことのほか好んでいたのだろう
たくさんの知己もいて
さまざまな出来事、そして京の街並みや歴史
京に居るからこそそんな感慨がふかまるのだろう
そしてこのほととぎすの声
まちがいなくここは京都なのだ

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