20年以上前の日米合作アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』をリアルで観ていた人はそれほど多くないと思うけど、自分は地元で早朝早い時間に放映していたため、学校に行く前によく見ていたものです。
で、そのアニメの方は全くの子供向けなのですが、この映画は予告編が非常にシリアスで重厚だったため、全くの大人向けストーリーに作り直されているのだろうと思って観賞しました。ところがそんな勝手な期待は見事に裏切られますw
「サエない男の子のもとにロボットがいっぱい現われて、
お前は選ばれた者だと言われ、宇宙を滅ぼす悪と闘い、
最後はかっこいい車に乗って女の子にモテるようになる。」
あきらかにそれだけの映画(^m^)ププ
全くもって男の子の夢まんま。
冒頭から30分ぐらいは強烈にシリアスSF路線で行くのかと見せかけておいて、途中からストーリーも何もあったもんじゃなくなりますw
とにかくかっこいい変身シーン(トランスフォーム)の垂れ流し。しかもなぜかほのぼのアメリカンジョークを交えながら。
「いけ、プライム!メガトロンをやっつけろ!」
「バンブルビー、敵につっこめ。どか~ん!」
この映画、マイケルベイが子供に戻ってオモチャで遊んでいる脳内を映像化したのでしょう。
しかも戦闘シーンが激しすぎて誰が敵だか見方だか。。。
ただしフォーマー達の変身ギミックがとてつもなくよく出来ており、ロボット好きにはなんともたまらない映画に仕上がっています。この映像を観るだけで満足です。ミリタリーマニアも含め問答無用で観てください。
あまりにスゴイので映像酔いに注意。ちょっと『クローバーフィールド』状態。ボクは気持ち悪くなりました。。。
少し笑えたのはトランスフォーマー達全員が映画『ショート・サーキット』の、ほのぼのロボット「ジョニー5」に似ていたことでしょうか。そういえば『ウォーリー/WALL・E』もジョニー5似でしたね。ロボ好きはあの形状が好きなんでしょ。(ボク含め)
評価:映像にだけ★★★★★
それ以外は考えないことにします。
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