🌸密教と闇の日本史(中世編)1(源頼朝)(北条時宗)
⛳源頼朝は鎌倉幕府を開いた
☆頼朝は、流罪となっていた場所で密教僧”文覚”に出会う
☆源頼朝は平氏によって父や兄たちを殺された
☆源頼朝は平氏によって父や兄たちを殺された
*みずからは丸裸同然で配流の身
*名門廃絶の危機にあった源氏の若大将
☆文覚は、源頼朝を叱責する
*見よ― これはそなたの父のドクロだ
*ここまで蹂躙されて、貴殿はなんとも思わぬのか
*平氏の横暴をただ黙って見ているだけの腰抜けなのか
☆文覚は悲しみの頼朝に、源氏再興と平氏打倒の挙兵を追った
☆挙兵した頼朝は、破竹の勢いで勝利を重ね、平氏を滅亡させた
☆文覚は悲しみの頼朝に、源氏再興と平氏打倒の挙兵を追った
☆挙兵した頼朝は、破竹の勢いで勝利を重ね、平氏を滅亡させた
*奥州藤原氏を平定して征夷大将軍となった
☆頼朝は、鎌倉に幕府を開く
*日本初の武家政権を誕生させた
⛳源頼朝が帰依した荒法師・文覚上人の法力
☆文覚は、俗名を遠藤盛遠といい、出自は武士
*文覚は、人妻に道ならぬ恋をしその人妻を殺してしまう
⛳源頼朝が帰依した荒法師・文覚上人の法力
☆文覚は、俗名を遠藤盛遠といい、出自は武士
*文覚は、人妻に道ならぬ恋をしその人妻を殺してしまう
*文覚は、ショックのあまり出家したという変わり種
*もともと粗暴で思慮が足りない男だった
*深く悩まず壮絶な修行を重ね那智滝での荒行で死にかけた
*深く悩まず壮絶な修行を重ね那智滝での荒行で死にかけた
*不動明王の眷属(けんぞく)の2童子に命を救われた
*とんでもない法力を獲得する荒法師となった
(飛ぶ鳥を自在に落としたり、一喝で荒波や防風を鎮めるめる)
☆頼朝が政権の座につくと文覚を重用
(飛ぶ鳥を自在に落としたり、一喝で荒波や防風を鎮めるめる)
☆頼朝が政権の座につくと文覚を重用
*文覚の希望通りに空海ゆかりの神護寺を復興させる等
*惜しみない支援をほどこした
☆文覚は、後白河法皇からも絶大な信頼を寄せられる
☆文覚は、後白河法皇からも絶大な信頼を寄せられる
☆文覚は、真言僧として頂点をきわめる
*文覚は、頼朝が逝去すると運気は一気に下降し政争に巻き込まれた
*文覚は、頼朝が逝去すると運気は一気に下降し政争に巻き込まれた
*流罪となるなど、波瀾の一生を送ったと伝えられる
☆頼朝が拝んでいた愛染明王像、今でも高野山に残されている
*頼朝の死後、密かに高野山に運ばれた
☆文覚は愛染明王法で、頼朝に政権をとらせた
☆頼朝が拝んでいた愛染明王像、今でも高野山に残されている
*頼朝の死後、密かに高野山に運ばれた
☆文覚は愛染明王法で、頼朝に政権をとらせた
⛳「怨敵降伏の祈祷」で元軍を撃退!
☆西大寺の高僧叡尊と忍性
☆鎌倉時代の中期、日本は最大の危機にさらされる
*元寇、モンゴルによる日本侵略
☆2度にわたる元軍の襲来は失敗に終わる
☆鎌倉時代の中期、日本は最大の危機にさらされる
*元寇、モンゴルによる日本侵略
☆2度にわたる元軍の襲来は失敗に終わる
*幕府軍が善戦と2度とも、突然起こった暴風雨が原因
*元軍の大艦隊は総崩れとなり、撤退を余儀なくされた
☆暴風雨を称して「神風にが吹いた」という
☆暴風雨を称して「神風にが吹いた」という
☆仏教界には、日蓮が「神嵐を吹かせた」という説がある
*日蓮は『立正安国論」で、外国の勢力が日本に攻めてくると予言
*日蓮は『立正安国論」で、外国の勢力が日本に攻めてくると予言
*『法華経』の題目を唱えないと日本は滅ぶと警告していた
*しかし、祈祷を行なったというのは真実ではない
*しかし、祈祷を行なったというのは真実ではない
*江戸時代に日蓮を神格化するために創作された伝説
☆祈祷を行なったのは、日蓮が批判していた法敵2人の密教僧
*真言律宗の叡尊と忍性で、その時期、日蓮は無名な存在
☆祈祷を行なったのは、日蓮が批判していた法敵2人の密教僧
*真言律宗の叡尊と忍性で、その時期、日蓮は無名な存在
*叡尊と忍性は、貧民や病者を救済する社会活動を行なっていた
*スーパースターのような人気があった
☆2人は、幕府の依頼で伊勢神宮や石清水人幡宮で祈祷を行なった
☆「怨敵降伏の祈祷」
☆2人は、幕府の依頼で伊勢神宮や石清水人幡宮で祈祷を行なった
☆「怨敵降伏の祈祷」
*東風を吹かせて蒙古を撤退させ、
*相手の兵士がひとりも傷つくことなく、船だけを失わしめよと祈祷した
*2度とも実際に神風は吹いた
☆鎌倉幕府の執権北条時宗は、2人の師弟を厚遇した
*真言律宗の総本山である奈良の西大寺
*2度とも実際に神風は吹いた
☆鎌倉幕府の執権北条時宗は、2人の師弟を厚遇した
*真言律宗の総本山である奈良の西大寺
(現在、東大寺にくらべると影が薄いように思えるが)
*鎌倉時代には、2人による再興と活躍で非常に隆盛を誇っていた
(敬称略)
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⛳出典『眠れないほどおもしろい「密教」の謎』
密教と闇の日本史(中世編)1(源頼朝)(北条時宗)
(『眠れないほどおもしろい「密教」の謎』記事、ネットより画像引用)
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