慶喜

心意気
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「行動遺伝学」「こころの遺伝の影響」

2023年11月19日 | 社会
🌸まえがき(日本人は「自己家畜化」された特別な民族)

 ☆前著『言ってはいけない 』より本書は「もっと不愉快な本」だ
 ☆世界は、 「知識社会」と呼ばれている
 ☆知能・精神疾患・犯罪は遺伝すると話すと
 *「ほんとうかもしれないけどそんな本はぜったいに出せない」
 *「そんなことを書いたらたいへんなことになる」と警告された
 ☆「言ってはいけない」を読んだ方から
 *「救われた」「ほっとした」との多くの感想が寄せられた.
 ☆「遺伝決定論」を批判するひとたち
 *どのような困難も、本人の努力や親の子育て等で乗り越えられると
 *頑強な信念をもっている
 ☆この美しい物語を否定する者を
 *「差別主義者」のレツテルを貼って葬り去ろうとする
 ☆本人や子どもが、努力しても改善しない場合の結論決まっている
 *努力しているつもりになっているだけで
 *本人たちの努力が足りないのだと

行動遺伝学での遺伝の影響
 ☆身体的な特徴だけでなく遺伝は「こころ」にも及んでいる
 *すべてが遺伝で決まるわけではないものの
 *私たちが漠然と思っているより、遺伝の影響はずっと大きい
 ☆精神疾患の場合は症状が重いほど遺伝率は高くなる
 *神経症傾向の遺伝率は46%だが、統合失調症は82%
 *双極性障害(躁うつ病)は83%だ.
 *自閉症の遺伝率(男児で82%、女児で87%)
 *ADHD(注意欠陥・多動性障害)は80%と推計されている
 ☆背の高い親から長身の子どもが生まれるより
 *高い確率で、こころの病は遺伝する
 *日本のメディアでは「言ってはいけない」ことにされている
 ☆欧米では一般読者向けの啓蒙書にも
 *「統合失調症は遺伝的な影響を強く受けている」と書いる  
 *それが差別かどうかの議論にもなっていない
 ☆遺伝の影響をいつさい認めない日本の現状が異常なのだ
 ☆現代の遺伝学が明らかにしつつあるのは
 *「努力してもどうしようもないことがある」という現実だ
 *自閉症はきわめて遺伝率の高い疾患だが
 *日本では子育てが悪いからだといわれてしまう
 
行動遺伝学(Behavioral Genetics)
 ☆遺伝子と行動との関連を研究する学問の1分野
 *遺伝的な影響と環境的な影響が
 *個々の行動や心理的特性に及ぼす影響を理解する
 ①遺伝子と行動の相互作用
 *遺伝子が個々の行動や心理的特性にどの程度影響を与えるかを調査
 *個人の遺伝子型がその人の行動にどのように関与するかを理解する
 ➁双生児研究と家族研究
 *一卵性双生児と異なる卵性双生児を比較して
 *遺伝子と環境の影響を分析する
 ③環境要因
 *遺伝子だけでなく、環境要因も考慮する
 *環境要因は、生まれつきの遺伝子以外の要因も含む
 ④複雑なトレイト(結びつき)の研究
 *知能、性格、心の健康、中毒性などがこれに含まれる
 ⑤倫理的な考慮での研究が必要
 *遺伝子情報が個人の行動や能力と関連する可能性があるため
 *倫理的な配慮が必要
 ☆行動遺伝学の研究は進化し続けている
 *人間の行動や心理学的な特性に関する理解を深めるための
 *貴重な情報を提供している
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『もっと言ってはいけない』他




「行動遺伝学」「こころの遺伝の影響」
(ネットより画像引用)

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