その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

ジ・エンド

2010-10-17 07:56:07 | 潰瘍性大腸炎-入院日記5-
第8話「ジ・エンド」



漢字ばかりの堅苦しいタイトルが続いていたが、ここで一変、カタカナのタイトル。話の内容は少し遡る。



8/25

月一の検診。すでに体調は荒波に乗っていた。トイレの回数が3~5、毎回血が混じるようになってしまった。ここまで来ると抜け出せない。日を追うごとに症状がみるみる悪化して、最後には手に負えなくなり《入院》ということになる。今までがそうだ。



副作用の上からも、くそ苦いことからも、僕が勝手に《毒薬》と称している薬がある。「プレドニン」というステロイド剤だ。

事実、この薬は飲み続けることのリスクが高いため減らさなければならない。しかしながら、強力な分ごく少量ずつ慎重に減らさなければならない。実に厄介な毒薬だ。


約1年半かけて最大量の40mgから12.5mgへ減量してきた。ここで15mgへと増量になる。


外来で出せるのは20mgまでらしい。それ以上は副作用の関係か入院でないと処方できない。少なくともここの病院ではそうしている。

逆にいうと20mgでダメなら入院ってことだ。

良くなる気が全くしないが、これで4週間様子見だ。


…憂鬱だ。


…憂鬱だ。


…憂鬱だ。



…やはり落下スピードはただただ加速するばかりだった。


トイレの回数も10回を越え、何をするにもまずはトイレという生活。

仕事帰りの便失禁も繰り返すようになった。
仕事中は自由にトイレに行けないし、気を張っているため、相当な負担がかかっているらしい。しっかりトイレに行ってから帰っているが、猛烈な痛みが突然襲いかかり、トイレまでの猶予時間は30秒もないと体が訴える。


ジ・エンドだ。



帰りは深夜1時くらい、人は多いが電車を降りて駅から歩いている最中におこるということが、せめてもの救いだ。便失禁をしたまま急いで帰る。

当たり前のことのように繰り返す。


遂に職場でもしでかした。突然襲う猶予30秒の激痛。もちろんジ・エンドだ。


●■〓



9/22がやってくる。
…入院しかない。


ジ・エンドだ。

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