入院日記14話「虚弱体質不完全体OGW」
これは、入院一週間目ぐらい10月初旬の話である。
先日、錆びた釘を飲み込むという苦しい夢の話をしたが、そこに登場してきた看護師の話。
マジ殺されかけたから…(-o-;)
**************
10月は異動の時期であるが、看護師の世界も同じらしい。ひとりの看護師がやってきた。Oさんだ。「主査」とかいう役職が付いている。
名前は、今風の略し方でいうと「OGWさん」ということになるが、面倒なので「Oさん」とする。
よくわからない役職名だけれど、「看護師歴長い=若くない」ということは言えるだろう。
残念である( ̄∧ ̄)
入院して7日目ぐらいだろうか、まだまともに眠ることができず、入院中で最も体調が悪い日だったと思う。熱も38度近くあった。
Oさんは他の看護師(Kさん)とともに挨拶にやってきた。
Σ(・ω・;|||
うわっ!虚弱体質不完全体!!
Oさんは明らかに不健康な体格に弱々しい声、頼りない…。
体拭きがどうたらこうたら言っているのだけれど、自分の体調がどうにもこうにも悪く、ひたすらベッドの柵に持たれてうわごとのような言葉しか出なかった。
「もう、それどころじゃないって感じね」というKさんの言葉で体拭きはなしになった。
Kさんはサバサバしていて、ハッキリとものを言う。Oさんとは正反対の看護師だ。
ふたりは一度退散したが再びやってきた。今度は抗生剤の点滴を繋げに来たのだ。栄養を送るメインの点滴に50mlの小さい薬を繋げるのだ。
話によると、今まで内視鏡室での仕事をしていたとのことだ。僕の検査の時にも立ち会ったことがあるとかないとか、どうにもうさん臭い話をされた。
「こうして患者さんを診るの初めてなんですよ」と自信なさげな声で言いだして「大丈夫かしら…」みたいなことまで言い出す始末。
(/||| ̄▽)/マジかよ...。
…ダメだ、絶対に。
…イヤな予感がする。
Oさんは点滴のつなぎ方や、調節の仕方をKさんにひとつひとつ教わっている。
しかも、なぜに僕が実験台なんだヽ(__ __|||)…
と、その時である。
【つづく】
これは、入院一週間目ぐらい10月初旬の話である。
先日、錆びた釘を飲み込むという苦しい夢の話をしたが、そこに登場してきた看護師の話。
マジ殺されかけたから…(-o-;)
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10月は異動の時期であるが、看護師の世界も同じらしい。ひとりの看護師がやってきた。Oさんだ。「主査」とかいう役職が付いている。
名前は、今風の略し方でいうと「OGWさん」ということになるが、面倒なので「Oさん」とする。
よくわからない役職名だけれど、「看護師歴長い=若くない」ということは言えるだろう。
残念である( ̄∧ ̄)
入院して7日目ぐらいだろうか、まだまともに眠ることができず、入院中で最も体調が悪い日だったと思う。熱も38度近くあった。
Oさんは他の看護師(Kさん)とともに挨拶にやってきた。
Σ(・ω・;|||
うわっ!虚弱体質不完全体!!
Oさんは明らかに不健康な体格に弱々しい声、頼りない…。
体拭きがどうたらこうたら言っているのだけれど、自分の体調がどうにもこうにも悪く、ひたすらベッドの柵に持たれてうわごとのような言葉しか出なかった。
「もう、それどころじゃないって感じね」というKさんの言葉で体拭きはなしになった。
Kさんはサバサバしていて、ハッキリとものを言う。Oさんとは正反対の看護師だ。
ふたりは一度退散したが再びやってきた。今度は抗生剤の点滴を繋げに来たのだ。栄養を送るメインの点滴に50mlの小さい薬を繋げるのだ。
話によると、今まで内視鏡室での仕事をしていたとのことだ。僕の検査の時にも立ち会ったことがあるとかないとか、どうにもうさん臭い話をされた。
「こうして患者さんを診るの初めてなんですよ」と自信なさげな声で言いだして「大丈夫かしら…」みたいなことまで言い出す始末。
(/||| ̄▽)/マジかよ...。
…ダメだ、絶対に。
…イヤな予感がする。
Oさんは点滴のつなぎ方や、調節の仕方をKさんにひとつひとつ教わっている。
しかも、なぜに僕が実験台なんだヽ(__ __|||)…
と、その時である。
【つづく】
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