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10m級の巨石群、世界最強最古のパワースポットは日本にあった!

2010-07-07 22:38:09 | 雑談
10m級の巨石群、世界最強最古のパワースポットは日本にあった!

金山町観光協会/岐阜県下呂市、

世界最強最古のパワースポットが日本に! 話題の金山巨石群は要チェック!!

イギリスのストーンヘンジ(紀元前約2500年ごろ)やエジプトのアブシンベル神殿(紀元前約1300年)など、暦の役割を果たしていると言われる古代遺跡は世界各地にありますが、その最古のものがなんと日本にあるってご存知でしたか?

下呂温泉で知られる岐阜県下呂市にある、金山巨石群がそれ。

1998年から調査がはじめられた金山巨石群は、周辺の発掘調査で約8000年前の土器や石器が発見されたことから、縄文時代早期の縄文人が利用したのでは? と考えられている遺跡です。近年ではドイツやアメリカなど海外からも研究者が訪れており、また、先日発売された雑誌『AERA』(6月21日号)では「最強最古のパワースポット」と紹介され、注目度もグッとアップしているようですよ。
 


さて、この金山巨石群ですが、3つの巨石群からなっており、

「岩屋岩陰遺跡巨石群」では、夏至の前後60日間は遺跡に光が差し込まないが、冬至の前後60日は光が差し込む。

「東の山巨石群」では、冬至の前後60日間は、遺跡に光が差し込まない。

など、遺跡の巨石の配置が太陽の運行と密接な関係を持っています。なかでも、太陽の光がより複雑な動きを見せているのが「線刻石のある巨石群」で、


夏至の前後60日間だけ、A地点では山から登る太陽の光が射し込み、B地点では山へ沈む太陽の光が射し込む。

夏至の前後30日間だけ、C地点では、太陽が南中する正午ごろに、巨石の隙間から光が差し込む(光の形が石面に刻まれた刻印と重なる日がある)。

冬至の前後60日間だけ、D地点では、山へ沈む太陽の光が差し込む。

などなど、時間帯や光の射し込む場所によって、天体の動きをより細かく観測できるのだそう。そのため、季節を知るのはもちろんのこと、うるう年も計測できるなど、高い精度を持つカレンダーとしての利用が可能だったようです。

さらには、巨石のくぼみを利用して、当時の北斗七星や北極星を観測していた可能性も高く、天文台としての機能もあったとも。いや~、縄文時代の人って頭よかったんだなあと素直にビックリです。

アカデミックな研究はまだこれからとあって、謎めいた部分が多い金山巨石群ですが、周辺には資料館もあり、古代の人々への想いを馳せながら散策するのにピッタリ。10m級の巨石群から圧倒的なパワーをもらえるうえに、大きなインスピレーションも与えてもらえるとあって、パワースポットとしての人気も上昇中です。

今から出かけるなら、夏至の光がより楽しめる7月20日ごろまでが狙い目ですよ。


金山町観光協会/岐阜県下呂市、

(田村朋子)


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