やや不安定で雲が多めの日もあるものの基本晴れの天気が続き、今日も晴天だった和歌山市です。
毎年恒例のレモンの収穫作業を行いました。カゴの中に52個、これまですでに9個とっていたので、
計61個の収穫です。ただし枝にまだ20~30個ほど残してあるので、今年もたくさんとれそうです。
昨年、たまたまとり忘れた実をあとから切ってみると、とてもみずみずしかったので、今回はわざと
収穫を二回に分け、そのまま枝に残すグループをつくってみました。これが吉と出るかどうか…
木へのダメージを心配します。
今年は梅雨時にひどい風が幾日かあったので、表皮が傷ついている実がほとんどです。いわゆる
売り物にはなりそうもない見掛けですが、中身は全く問題なく、水気たっぷり果汁を味わえます。
その作業と並行して、枝の剪定を行いました。市指定のゴミ袋二杯分くらい刈り込みましたが、
ぱっと見あまり変化がないくらいまだまだ枝葉を茂らせているレモンの木です。
気を使ったのが、樹上に張られたジョロウグモらしきクモの大きな巣で、上部を電線に固定し、
下糸をレモンの枝に張り巡らせた天空の楼閣を構えていたんですわ。結局下糸は、写真中央下に
写っている一本のみ残り、あとは枝と共に切り払われたので、宙ぶらりんな状態、風に大きく揺れる
不安定さです。
たぶんすぐに修繕するとは思うのですが、クモくんにはちょっと気の毒なことをしてしまいました。
でも本当は、その残っている一本につながっている枝も切りたかったのを我慢したんですよ。
写真の記事は、和歌山版では昨夕掲載された朝日新聞のものです。
アニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」の女子高校生主演四人組のキャラクターたちが、
南極観測船・しらせに「乗船」、現在乗組員たちと共に南極に向かっている様子が
防衛省統合幕僚本部のツイッターで紹介されているという内容の記事です。
宇宙~は個人的にかなりお気に入りの作品(個人的にイチ押しの四本柱の次くらいに
ランクしている)で、ブルーレイに残し、すでに二回くらいは見返していると思います。
一方、大ブレイクが続く「鬼滅の刃」は、私的にはさらにその次の位置にランクされる
作品で、ブルーレイに残すかどうかかなり迷ったギリギリなアニメです。詳細長くなるので
端折りますが、ひとつの理由は終わり方で、「続きは劇場版でどうぞ」みたいだったのが
気に喰わず、こうなると映画館にも行かず、DVDを買うこともない私は続きを楽しめないので、
残すことなく消去でもいいかなと考えたんですね。結局迷った末に残した際には、まさか
ここまで全国的に広く支持される作品になるとは思ってもいなかったのですが… これほどの
国民的アニメになると、間違いなく劇場版もテレビ放映されるでしょうから、結果的に
残してよかったですかねえ。もし残さず消去していたら、自分と世間との評価の乖離に
悩み多き者になるところだったのかも。
でもまあいずれにせよ、これほど幅広く共通項足りえるアニメ作品は、最近ほとんどなかったん
じゃあないかな? 『全集中・水の呼吸』とか『大正こそこそ話』とか、ネタを振ると多くの方が
反応してくれるでしょうし。
その点上記の宇宙~などは、近年大量生産されるアニメのひとつでしかなく、ある程度限られた
人しか話題を共有できないのが少し寂しい気がします。
朝日新聞と言えば、ちょっと前の天声人語で、未来少年コナンの再放映の話題が取り上げられて
いました。あの天声人語で…と思う一方、執筆者が60歳前後の我々と同世代となりつつある
でしょうから、幼少からアニメに親しんできた面々が、そうした社を代表するリーダー的存在の
地位まで昇り詰めているということの表れでしょう。
アニメ話をもうひとつついでにしておくと、昨深夜放映された「全美少女戦士セーラームーン
アニメ大投票」を録画したものをさっそく見てみました。セーラームーンは初回放映当時まったく
見たことがなく、近年NHKBSで再放映されたのを第三部まで見ただけですし、あえて見る必要もないと
正直思いましたが、主役を演じる声優・三石琴乃さんを拝見したく録画してしまった感じです。
三部まで見た感想としては、ストーリーや設定は特別奇をてらったり、目新しいものはないし、
マンネリ気味の話が延々続き、私としては退屈してしまった印象です。最近のアニメのテンポの速い
展開と比べると、なおさらそれが目立ちます。しかし随所にしびれるエピソードが挿入され、以前
この欄で取り上げた『なるちゃん号泣!~』の回が、大投票のエピソード部門の第三位にランクイン
していたのは驚きです。やっぱりこの回は、全編通じても、ファンの印象に残るような名場面だった
ようですわ。出演者(声優陣)は、台本を読んだ段階で泣いてしまったとの話です。
第一部終盤、ご本人が体調を崩し代役が勤めていた最終話のパートを、三石さん自身が再・生アフレコ
されたのには、背筋がぞくぞくしましたしね。スタジオの出演者もこれには大感激、大泣きでした。
皆さんのセーラームーン愛がさく裂したトークも楽しかったですし、石田燿子さんの生歌も素敵。
月に代わってお仕置きされないよう、録画しておいてよかった番組でした。
カキチシャの収穫です。もうひとつ勢いがないのは、ヨトウムシの食害を受けていたからかも
しれません。上に向かってどんどん背丈を伸ばしていくとも聞いていましたが、今のところ
その気配はありません。ビニールでカバーしているから背丈を伸ばせない可能性も。
もう少し様子を見ます。
コマツナ(小松菜)の二回目の間引きと追肥。写真は作業後のもの。
フダンソウ(うまい菜)の一回目の間引きと追肥を行いました。
あとから発芽したニンニクにも軽く追肥しました。また、全体に雑草取りをしておきました。
咲き始めた紫色のストック。
フランネルフラワー。
よく咲いているビオラ。
先日買ってきたフランス小菊。
鈴なりに花を咲かせたシャコバサボテン。
朝日新聞紙上の連載インタビュー記事「語る~人生の贈りもの」に、今週からスーツアクター・
俳優の古谷敏(ふるや さとし)さんが登場しています。
古谷さんと言えば、ウルトラマン。彼が当時日本人離れした手足の長いスタイルでウルトラマンを
演じたことで、ウルトラマンの造形美や超人ぶりがより際立ったと言っていいと思いますね。
さらにウルトラQでも海底原人ラゴンやケムール人を演じ、特にケムール人ではその手足の長い
スタイルが、ケムール人をより「人類を超越したいかにも宇宙人らしいフォルムの不気味な存在」
として、強い印象を我々に与えてくれました。
また、ウルトラセブンではアマギ隊員役でレギュラー出演し、その他Qや怪奇大作戦でも脇役で
出演されるなど、円谷作品ではおなじみで、やはり我々世代のヒーローのひとりに違いない方ですね。
ただ、私が存じ上げていないだけかもしれませんが、その後は俳優としては表立った活躍は
されていなかったのが、ここへきてウルトラマンのスーツアクターであったことが脚光を浴び、
メディアにもたびたび取り上げられているようです。
昔から私は、ドラマやアニメの制作者(裏方)サイドに注目しがちでしたので、そうしたいわば
「陰の功労者」の存在に光が当たるのは喜ばしいんですよね。
先の旅の道具がほぼほぼ片付き、今日は車の内部の掃除をしました。車中泊旅行では、
どうしても車内は生活汚れがこびりつくので、できれば早いうちにさっと拭き掃除して
風を通しておきたいものです。
それでも、ダート道を走りまくる北海道の旅と比べると土ぼこりの汚れはほとんどないので、
拭き掃除はさほど大変ではないと思っていたら大間違い。水で絞ったぞうきんがみるみるうちに
黒くなりました。特にドアの内側周辺を拭くと、黒っぽい汚れが顕著です。いったいこれは
何の汚れなのか?
今回は、阿蘇、霧島、錦江湾周辺の火山灰地帯を走ったり、宿泊したので、もしかしたら
積もった火山灰を巻き上げたものが、パッキンをすり抜け侵入したものかもしれません。
今回は顕著な噴煙が上がったり、自らは火山灰を感じたり意識したりすることはまったく
なかったのですが、どうにもそれ以外、このこびりついた黒い汚れの説明がつかないのです。
もしその仮説通りなら、火山灰との共存、共生は、我々部外者が想像するよりもはるかに
大変なのかもしれないですよね。
写真はその掃除中、たまたま目にして見つけたもので、カーポートの支柱横のブロック塀に
へばりついたアゲハチョウのさなぎです。
雨風を防ぎ、敵から身を隠すには最適でしょうけど、羽化する際、支柱が邪魔になるんじゃあ…
隙間、数センチしかないんですよね。
大きな花を咲かせ始めたキンセンカ。
今が盛りのサザンカ。
旅立ち前に種まきしたコマツナ(小松菜)とフダンソウ(うまい菜)です。本当は、ビニールを被せて
簡易温室にしておきたかったのですが、そうすると家人が水やりできない(いちいちカバーを外してまでは
してくれない)ので寒冷紗を掛けておいたところ、どうにかこうにか発芽はしていました。
日陰のもやし状態のコマツナ。一回目の間引きと追肥をしておきました。
フダンソウは込み入ったところを軽く引き抜いておくにとどめました。少なくともあと
一週間くらいは様子を見てから間引くことになるでしょう。
両方とも寒冷紗を外し、ビニールカバーに替えておきました。
カキチシャ、右側の株に黒いしみのようなものがあるのがわかるでしょうか。これは
ヨトウムシのフンで、探すとすぐに見つかったので捕殺しておきました。整備した土か、
買ってきた苗の根元に卵があって、それから孵った幼虫かと思われます。
ただ一か所だけ芽が出なかったニンニク。ダメ元であとから植え付けた球根が発芽していました。
ほかのはもうこれくらいに生育しているので差がついています。出遅れた分、追いつき
追い越せるでしょうか。