旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

真説・ザ・ワールド・イズ・マイン

2008-01-23 22:57:32 | 老人のつぶやき


昨年BSマンガ夜話で紹介され、気になっていた「真説~」を買って読んでみました。

番組を見てある程度下知識は持っていたつもりですが、予想以上に過激な
暴力表現、描写でした。(そりゃTVではとても映せないようなシーンが多いしね)
かなりのボリュームですが、ほぼ一日一冊ペースで、おもにストーリーを追って
一気に読みきりました。(心身、特に眼が疲れました…)
番組では、本来あまり注視されない背景(日常の風景)まで
かなり丁寧に書き込んであることも評価されていたので、その確認も含め近日中に
もう一度じっくりと読み返しにかかりたいと思います。

ちょっと小さいのでわかりづらいかもしれませんが、写真手前左が主人公の一人
「モン」の初期の顔(第一巻)。手前真ん中が最終巻(第五巻)のモンの姿。
怪獣「ヒグマドン」との出会い(闘い)、恋人?マリアの死など諸々経て、
野性味が薄れると共に、どんどん神がかり的な存在になっていくモン。
片やもう一人の主人公「トシ」(写真右)は、逆に凶暴性を加速させつつも
最後まで「人間」であり続ける、ある意味小さな存在の象徴。
賛否分かれたという神、あるいはそれに近い大きなものの影響が色濃くなる
最終回への展開は、番組では否定的な見解が多く、いしかわじゅん、
岡田斗司夫両氏はきっぱり「失敗でした」と言い切っていましたが、
ここまで地球規模に話を広げると、この展開、ある程度は致し方ないんだろうな…

デビルマン、火の鳥、あるいはアニメだとイデオンなどもそうですが、
そうした大きな力の前では人類(人間)の存在、力はあまりに小さく、
最終的には旧人類の滅亡が次の新たな生命を生み出す(リバースする)展開は
理解できなくはないけれど、人の死があまりに簡単すぎて、それぞれそれなりに
一生懸命生きてきた存在、証があっけらかんと否定されてしまうのが、
ちょっと虚しい終局ではあるんですね。

あまりにも濃い作風で拒絶反応をおこして当然、けっして万人向けでは
ない作品かもしれませんが、はまればものすごく面白いのは間違いない、
機会あればお読みになってみてください。

マンガ夜話を見て、気になった作品は多々あれど、実際買ったのは今回が初めて。
普段漫画雑誌は読む習慣がなく(読んでるのは新聞掲載の4コママンガ、
ののちゃん、地球防衛家のヒトビト、べるばらKidsくらいだな)、
今どんなのが流行っていて、面白いのか情報をほとんどもっていないので、
今度またこういう買い方をしてみたいと思います。


♪ あなたをそばに感じると
   わたしの体は満ちてくる
   重さや温度 色や匂い
   なくしかけてた何もかも

   あなたの糸は途切れない
   ひとりになっても 遠くでも
   私が小さく固くなり
   重さや色が薄れても

     声が聞こえる 誰か呼んでいる
     とても懐かしい その声は途切れない

   自分の影と遊んでる
   わたしをわたしが見つめてる
   どこから来たの どこへ行くの
   最後はどこへ帰るの

   わたしを見てるそのわたしを
   誰かが黙ってみつめてる  
   ほんとの名前知らないけど
   たとえばそれは神様


  (神様/詩:谷山浩子)







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流氷、サロマ湖沖に

2008-01-22 19:54:22 | 旅鴉の唄

今日お昼、NHKの「ふるさと一番」見ていたんだけど、すでにサロマ湖沖に
流氷が来ていましたよ。

もうずいぶん長いこと流氷を見ていないんですが、行く予定がなかっても、
今でも「流氷接岸」とかのニュースを見聞きすると「心が騒ぐ」のは何故かいな?

冬の北海道の旅、近く流氷見物を予定されている方には参考までの情報でした。

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少し早いのですが、GWの話題など

2008-01-22 19:41:13 | 旅鴉の唄


たまたまつくば山麓さんからの修正コメントがGWの話だったので、
思い出したのを忘れないうちにご報告。
以前このブログ内でご紹介した

岡田成治写真展

が、今度は札幌で開催されるようです。
以前の東川町へは近くにお住まいの長之介さんは見に行かれたそうですが、
残念ながら私は画策したものの行けなかったんですね。

期間:5月2日~7日
場所:富士フィルムフォトサロン札幌

だそうです。これ以上の詳細がわかれば、また本欄でご案内します。

「今度こそ!」と思うものの、GWは出勤する日もあり、一般の方のように
長期連休にはならない私。
まあ元々GWは「人は多い」「チケット高い、とりにくい」「宿も同じく」
「その割りに見所少ない」と思っている私なので、あまり気にはならないんですがね。

ちょこっとこれを見るのを主目的に札幌に行くか?今から思案ですね。

こんな時こそ役に立つのがJALの「株主優待券」。
株といえば今日もドカ~ンと大幅値下げ!!
もし資産に余裕があり、株主優待等狙っている方なら、「今が買い時」
なような気がするけど、もしかしたらもっと値が下がるのかな?これも思案のしどころ。
各株式会社さま、どうぞ「ただの紙切れ」にだけはしないでね!
(って今時電子化で実際には手元に株券があるわけではないけどね)


*今日は予報より早く、昼過ぎから雨が降り始めました。
  気温も上がらず底冷えの一日。山では雪に変わっていたみたいですね。








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大寒

2008-01-21 21:09:51 | 老人のつぶやき

暖冬傾向とは裏腹に、ここ数日関西も寒い日が続いています。
今朝、和歌山~大阪南部の海岸沿いの平野部ではギリギリ雨どまりでしたが、
山沿いではうっすらと雪が積ったようです。

和泉山脈も雪化粧してましたよ。


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つくば山麓さんの写真カレンダー「2008年度版」

2008-01-18 17:49:00 | 老人のつぶやき

このところ毎年恒例のつくば山麓さんの写真カレンダーが届きました。
たぶんこれをご覧頂いていると思うので、ブログ上をお借りしてお礼申し上げます。
毎年ありがとうございます!!

小さなお子さんがいるにもかかわらず、このフットワークの軽さ、頭が下がります。
旅、山登り、温泉めぐり、それに写真撮影と精力的に行動されています。
多少輻湊している月もあるようですが、ほぼ毎月、しかも毎年のように
これだけの作品を撮り集め、十二月分並べるのは大変なことですよ。
(本来独りもんの私の方がもっと身軽に動けるはずなんですがね、反省しきり…
このところ休みが多く、体調まずまず、ようやく前向きに次の旅のことなど
考え始めた私ですが)

フィルムカメラ・ニコンF6、F2での作品が多いんですが、12月がデジ一で撮影。
D80を購入されたようで、いつかまたその使用感等もお聞かせください。

目ざとく気づかれた方もいらっしゃったでしょうが、写真を飾る立ては
拓真館でず~っと昔に買ったもの。
たぶんまだ「拓真館のお姉さん」がいた時代のものですね。
ついてこれるかな?


*今日の和歌山は予報よりも穏やかないい天気で、空気は冷たかったけど、
  日差しは暖かく降り注ぎました。
  庭の木々に寒肥を施しました。いい花、たくさんの実をつけてや~。
  ダイコンを一本収穫。もうちょっと大きく成長する気もするんだけど、
  今晩の鍋物の大根おろしに使うので「引き抜け」との指令が出たので、
  致し方ないですね。お鍋のおいしい季節です。





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ワイン試飲第二弾~梅りんご

2008-01-17 20:52:47 | 素晴らしき紅マグロの世界


昨夏に購入したお試しワインの試飲第二弾ですが、いまさら試飲でもないよな…

「梅りんご」っていう品種のりんごを使ったワインなのかなと思って購入したのですが、
どうやら梅&りんごのブレンド物?みたいなんです。
道内物のくだものを使用と記載されているけど、りんごはともかく、
梅の北海道産ってあまり聞いたことがないんだけど…
そういえば、洞爺湖畔の壮瞥公園に梅畑があったけど、
あの周辺が産地なんだろうか?
味はやや甘口、フルーティー。アルコール度数も低めでジュースみたいな飲み口。
色は薄めの琥珀色、後口にほのかに梅が香ります。

もうちょっと詳しく知りたいと北海道ワインのHPを調べましたが、
一切触れられていない…
どうやら同社は製造のみで、企画販売は北海道くだもの物語協議会
というところがやってるみたいなんです。

その協議会を検索してもあまり詳しいHPにたどり着けませんでした。

かなりのレア物? 試験販売したものの、売上げ伸びず、企画倒れ、
すでに幻の製品と化したのか?
それとも逆に北海道内では幅広く知られ、親しまれているシロモノなんだろうか?


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歯科医良好?~歯みがきシュシュシュの巻

2008-01-16 20:59:14 | 老人のつぶやき


前々回歯医者さんに行った時(かなり昔の話ですが)、ずいぶん痛い目にあって、
その治療の最後に「歯みがき指導」してくれまして、
「もう二度とこんな痛い思いはごめんだ!」と改心、それまでいい加減だったのを
自分なりに改善し一生懸命みがいていたつもりなんですが…

ところがそれにもかかわらず、前回不良箇所多々あり、時間をかけての治療。
その後も「今度こそ!」とがんばったつもりだったのですが、この始末。
なにせちょっと油断するとすぐ歯石がこびりついてしまう体質みたいで、
歯みがき方法改善と共にもう少しマメな定期診断を「今度こそ本当に」
誓いたいところですね。

初回の治療(歯石削除)のあと、「お使い下さい」とプレゼントされたのが
写真真ん中の大正製薬・デントウェルⅡ歯みがき&ブラシセット
どうせ遠まわし、値段に含まれているんでしょうがね(あるいは、メーカー(問屋)
の協賛品か?)。
普段使っている歯ブラシは写真右の花王・クリアクリーン・プラス
フロスが歯間に入り込んでくる感覚がいいので気に入っているんですが、
歯石たまったしな…(歯ブラシだけのせいではないと思うよ)
せっかくだし今度デントウェルを試してみたいと思います。

そして遂に購入歯間ブラシ! 薬局行くとたくさん種類があって迷いましたが、
ライオン・ビトイーン・極細タイプを買ってみました。
面倒くさいし時間もかかる、毎日ってわけにはいかないでしょうが、
なんとか使う習慣をつけて、「今度こそ本当に本当に」
スキッ歯状態を出来るだけ長く維持できればと思います。

医者嫌いのおとんちゃん、定期診断も忘れずにね!



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歯科医良好?~歯石発掘の巻

2008-01-15 21:17:31 | 老人のつぶやき


まず歯の状態をチェック。先生の口から
「C1、C2…」などと出てきた時点で、「これはタダではすまんな」と観念します。
ここは患者に小さな手鏡を持たせ、自分の歯を確認しながら状況を説明してくれます。

そしてレントゲン撮影、即座にパソコン・モニターに画面が映し出されます。
それを見ながら今後の治療方法の説明。
今時はどこでもこんな感じでしっかりと事前に方針等説明してくれるんですね。

数本の虫歯の他にも一部歯が欠けていたり、
被せていた詰め物の中がおかしかったり、少々不都合な点があるようです。
ただ、幸い歯ぐきの状態はいいようで、その点、安心しました。
いよいよ治療開始ですが、本日は歯石の除去のみです。

先生ではなく若い女性看護士さん(歯科技師?っていうのかな?
資格をもった人だと思います)が治療にあたります。
この作業も「うまい下手」の差があり、下手されるとかなり痛いんですが、
今回はあまり痛みは感じず、うまい具合にきれいに掃除してくれました。

しかし、これは私だけなんでしょうか? 
作業途中たびたび、つばを飲み込みたくなるんです。
「バキューム」で吸引してくれていますが、それでもつばがたまるのか?
それとも緊張がそうさせるのか?
もう少しこまめに休憩、うがいさせてくれたらいいんですがね…
これを耐える、我慢するのがきついんですね。

まあ、どうにか作業終了。
歯ブラシの使い方と歯間ブラシを使うよう指導されました。
久々「スキッ歯くん」の登場です。(本来私は前歯(下)がスキッ歯なんですが、
歯石がたまると埋まってしまうんですよ)

治療費 3,940円也。けっこうかかるな~。痛いけど仕方ない出費ではあります。

で、次の予約です。あまり想像したくないんですが、
「次回はかなり本格的な治療で時間がかかる」らしく、その空きがあるのが
かなり先とかで、もしかして今回も長期戦の様相かも…


*今朝の和歌山はこの冬一番の冷え込みで、0℃前後、初氷を観測。
  朝日・夕刊の熱血マンガ学は萩尾望都作・11人いる!でした。
  あっ、読み返すの忘れてるな~。
  高い評価を受けている傑作SF少女漫画です。
  続編も収録の文庫本版が出ていますよ、一度ご賞味あれ。
 
 









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カゴで手作りお野菜~寒冷紗交換

2008-01-14 17:46:19 | 案山子と人と烏


「カゴ~」は2000年度に朝日新聞で連載された、野菜の育て方を紹介した
シリーズ記事でした。

市販の一般的なプランターではなく、スーパーの買い物カゴみたいなのを
容器にして家庭菜園をします。
そのままでは土が粗い網目からこぼれてしまうので、内側に寒冷紗を
フィルターのように敷き、覆います。
プランターに比べ通気、排水が格段に良く、根の張りがいいので、
「野菜作りにはこちらの方がいいですよ」と記事では勧めていました。

長く使っての私の感想、所見ですが、
排水が良過ぎて、湿気が少なすぎるのがミミズには受けがよくないようで、
カゴの土からはあまりミミズが出てきません。
また、一般のプランターも併用して使っていて、苗の良し悪し等
別の諸々の条件も同じでないので単純に比較はできませんが、
最終的な収穫具合に極端な差が出るようには思えません。
が、根の様子を比べると明らかにカゴの方が育ちがよく、
力強く張っていることが多いようですね。

それから年月が経ち、初代の寒冷紗の痛みが顕著になりました。
(見づらいけど、写真手前です)
けっこういいお値段がする寒冷紗ですが、思ったよりは丈夫で長持ち、
7年くらい使えたから、そんなにCPは悪くないのかも。
今回初めての更新です。
カゴもだいぶくたびれてきたけど、もうちょっとがんばってもらいましょう。

このカゴには直前までピーマンが植えられていました。
まだまだ青々葉が茂げり、小さいながら実もついていましたが、
さすがにもう潮時と処分してしまいました。
最後には実があまり大きくならなかったので数には入れていませんが、
三本で850個以上収穫できたようです。
大風が少なかったのとコガネムシの幼虫が大量発生しなかったので、
ここまでがんばってくれたんですね。


*昨日から和歌山も真冬の寒さが戻りました。
  DVD-Rに保存してある写真を焼き直そうとして大苦戦!
  本当にパソコン・オンチで情けない限り…
  あれやこれやドタバタやってるうちにせっかくの連休も
  あっという間に終わってしまいましたとさ。


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歯科医良好?~ようやく重い腰を上げるの巻・その2

2008-01-13 19:15:58 | 老人のつぶやき

どの医者でもそうかもしれませんが、特に歯医者さんって「飛び込み」では
行きにくいですよね。
治療技術、方法やその腕にかなり差があるように思うんです。
私のような小心者には「あまり痛くない」のも重要なポイントです。

東京の「美人女医」も気になりますが、物見遊山気分で遠出しても仕方ないしね。

クチコミでの情報が一番確実でいいと思うんですが、
今回は母が通っていたK歯科医院にすることに決めました。
家から歩いて数分のところにも歯科医はあるのですが、わざわざ遠くへ参ります。
今年こそ歯を診断してもらうぞ!と新年に先立ち誓いを立てた私は
(ちょっと大袈裟ですが、これくらい力まないと重い腰が上がらないんです)、
1月10日の非番日にいそいそと車でお出かけです。

K歯科医院、本来予約制ですが、ダメ元、飛び込みで窓口へ。
幸いOKとのことで、30分ほど待たされ、いよいよ「まな板の上の鯉」状態です。

治療台は三つあり、入れ替わり立ち代り患者が絶え間なくやってきます。
かなり流行っているようです。

しばらくして先生が私のところへ。
50歳前後の男性で物腰が柔らかくやさしい感じ。
母が知人何名かに紹介したところ、皆に評判が良かったようで、なるほど
第一印象はまずまずです。

「どこも悪くなかったら、歯石の除去だけお願いします」と言いましたが、
残念ながらやはりそれだけではすまないようです。


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