旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20220510 北海道春編② 終わりある旅&旅行前鬱 舞鶴港~小樽港

2022-05-10 05:10:01 | Weblog



5月10日(水) 晴れ時々曇り

迷ったが、窓口で帰りの切符も同時に購入した。往復割引を適用させるためだ。
このところの旅は、帰宅日を正確に定めないことがほとんどで、そのほうがより
フリー感があり好みなのだが、旅費を少しでも抑えなければならない懐事情を
優先させると致し方ないところか。仮に万一滞在日数が伸びて切符を変更しても、
差額さえ払えば交換してもらえるしね。

費用面に加え、今回帰りを急がなければならない事情がその他複数あって、
ひとつには、旅立ち前にある会社の面接試験を受けており、その結果次第では、
近々召集がかかる可能性があったからだ。就活の詳細はいずれまたの機会として、
もしも採用となれば、そこで勤めている間は、長期旅行はまず難しくなるだろう。
それでも働こうと思ったひとつの理由は、最近「旅行前鬱」と私が勝手に名付けた、
旅立ち前の憂鬱な気分がますますひどくなるばかりなので、この勤務をある種
試金石にしようと思ったからだ。その結果として、鬱症状が軽減され以前のように
前向きに旅行を楽しめるか、それとも逆に、いっそきっぱり旅することをやめて
しまうのか、おそらく両極端なものになると思われる。

ただし、現在でも鬱蒼とした気分は旅立ちまでで、いったん飛び出してしまえば、
これまで同様、能天気に旅生活を楽しめてはいるのだが。


   

晴天が続き、波も穏やか、遠望の雪山は狩場山地か。


    

日本海に沈む夕日。


    

新潟行のフェリーとちょうど積丹沖ですれ違った。船越しに神威岬の灯台が
見えている。


電波が回復すると、先の会社から採用が決まった旨の連絡が入っていた。まさかこの
高年齢者を雇ってくれるのかと感謝する一方、反面ブラッキーな感もぬぐい切れず、
ちょっと勘ぐってしまう、不気味で怖い。一応「お世話になります」と返答したが、
実際のところまだどうしようか決めかねていた。

案の定火急な呼び出しがあったのを、「ちょっと用事(この旅のことなのだが)が
ありまして…」と先延ばししてもらい、それでもやはり早めの帰宅が必要だったので、
往復割引を効かせて正解だった。

そんなこんなで、さらに日程が押してきて、明日の晴れ間を逃すべきでないと判断し、
金に糸目をつけず(いや、つけるけど)、久方ぶりにオール高速道路を使い長距離移動、
一足飛びに現地へ向かった。


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