【立中山のミヤマキリシマ群落と平治岳と大船山/2017.06.04撮影】
【立中山のミヤマキリシマ群落と白口岳/2017.06.04撮影】
坊がつるでテント設営、休憩後、まず向かったのが立中山(たっちゅうさん)だ。この日は日曜日で、
いきなり平治岳では大混雑しているだろうから、ミヤマキリシマの群落がある割にはマイナーな
場所をまず選んだのと、平治岳の開花が遅れているようなら、こちらをメインの撮影地とする
こととなって、その下見を兼ねての行き先選択であった。
でもさすがはキリシマの日曜日、ここもけっこう人がいて、また、次々登ってくるので、独り占めして
ゆっくり観賞というわけにはいかなかった。キリシマはややピークは過ぎてはいたが、近年見た中では
一番咲きそろっているように思えたので、ここを中心に撮影してもいいかなと考えた。
しかし結局ここに戻ることがなかったのは、平治岳がピークに近い状態だったからだ。上の写真の
左が平治岳で、下から見上げてもかなりピンクがかっている様子がわかる。逆に写真中央の
北大船~段原付近はピンク色がほとんどなく、ピーク手前、あるいは花の状態があまりよくない
ことがうかがい知れる。それで今回は、結局北大船には一度も足を運ばずじまいだった。
だが結果はともかく、来るべき日に備え、本来は自分の目で状況を確認しておくべきであった。
足を運ばないという点では、下の写真中央やや右の白口岳もずいぶん長く登っていない。
立中山への登り口でもある鉾立峠から直登のルートがあり、かつては上り下りしたこともあった。
しかし今では、あの急な傾斜を見ただけで「や~めた」となる。
少なからず経験を積んで、読み(花の咲き具合などの)が深くなったことが一因には違いないとしても
それは言い訳で、寄る年波に勝てず、体力を温存しなければ日程を消化し、無事登山を終えられなく
なったことが実情なのだ。体調、体力と相談しながら、だましダマシやるしかない。
晴天が続いている和歌山市です。桜は火曜~木曜日にかけてが一番の見頃となり、金曜日にやや風が
強くなって散り始めました。桜の時期にここまで晴天が続くのはあまり記憶にないことで、名所は
にぎわったことでしょう。
小高い山の上に咲く高津子山の桜はまだ見頃かもしれないと、今日訪れてみました。麓の桜も
見ておきたかったので(落花盛んで、その桜はピークを過ぎていましたが…)、下から歩き始めて、
もうすぐ駐車場というところで遊歩道が突然なくなっていて驚きました。ブルーシートで覆われていて
詳しい状況はわかりませんが、斜面が崩壊して、道が崩れてしまっているようです。
引き返すのもしゃくなので、そのままシートの上を慎重に歩き続けたところ、駐車場に至る最後の
階段が途中でなくなっていてどうしようもありません。仕方なく斜面をそのまま突っ切って、道なき道を
歩き、駐車場への車道へ取り付きました。高津子山でこんなスリルを味わうとは思いませんでしたよ。
この無料駐車場は「知る人ぞ知る」的な穴場の存在でしたが、近年、桜が再整備されるにつれ
広く知られるようになり、お花見の時期には駐車が困難なほどでした。ところが駐車場自体が
立ち入り禁止の処置を受けているので、今日は静まり返っていました。一部の方々が、さらに下に
車を止めて、徒歩で上がってこられているだけでした。
立ち入り禁止の赤い看板のすぐ先で、階段が途中からなくなっています。
さらに広角で写したもの。駐車スペースの一部は崖の斜面にせり出していて、その下の土砂が
流出したのだろうか? 再整備する気とお金が和歌山市にあるのかどうか?
高津子山頂上付近の桜の様子を写したものをいくつか掲載しておきます。
和歌山市街地方面。
中央の松林は養翠園という紀州徳川家の別邸跡。
ボランティアの方々により桜の整備が進められていて、苗木がまた増えていました。
頂上の東屋を望む。
高津子山の桜は少しピークを過ぎてはいるもののまだまだきれいで、明日の日曜日も十分にお花見が
楽しめそうですが、無料駐車場の利用はできないのでご注意願います。
我が家の葉物野菜の収穫シーズンは終焉を迎えつつありまして、しかし、最後の煌きとでも申しますか、
本日は大量に収穫することができました。
フダンソウ(うまい菜)がボールに4杯、コマツナ(小松菜)が大きなボールに収まらないくらいとれました。
あとから植えたコマツナは間引いて最終形態にしました。間引き菜もけっこうな量ありますね。
ラディシュは収穫を開始して、今日はひとまず4個引き抜きました。
畝の土を整備して、キュウリを植えつけることを想定して用意しておきました。次週いい苗が手に入れば
いいのですが。
ジャガイモは疫病にもめげず、グンと大きく育っています。写真は一番生育の早い、プランター(特大)
のものです。このまま病気が広がらず、収穫までこぎ着けられることを祈るばかりです。