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旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

谷山浩子ソロライブツアー2009~大阪 ザ・フェニックスホール

2009-10-17 09:59:13 | 歌は世につれ


番組の途中ですが閑話休題、10月12日、昨年に続いて谷山浩子さんのコンサートに
行ってきました、その報告を。

場所は同じく梅田のザ・フェニックスホール、ソロライブ=全曲浩子さんのピアノ
弾き語りです。前回は二階席でしたが、今回は一階。一番後ろではありましたが、
それでもやはり距離は「グッと」近まりました。

ソロライブは会場ごとに曲を変えて演奏しているようですが、今回の京都、大阪公演は
「考えるのが嫌になっちゃって…?」 なんと「しりとり」で曲を決めたようです。
一曲目はクルル・カリル、私の記憶が正しければこの曲のみ前回も演奏、
以下の曲はリクエスト曲も含めてまったく違っていました。

「しりとり」ってことで意表を突く曲順…っていうか本来のコンサートの構成なんかは
ほとんど無視して?進み、たとえば三曲目だったか、いきなり序盤に
七角錐の少女 が登場。スケールの大きな荘厳な曲で演奏時間も長い重めの曲。
次は「よ」から始まる曲? 夜のブランコ が頭に浮かびましたが、ずばりこの曲!
浩子さんの作る歌は様々なタイプの曲があり、鬼気迫るような熱唱で
叙情たっぷりに歌い上げる曲も私は好きなんですが、この歌もそんなタイプ、
私のお気に入りの一つ。「不倫」をテーマにした歌のようですが、女の情念を込め?
情感あふれる説得力あるボーカルで迫ります。もしチャンスあらば、リクエストしたい
曲でもあったので、この歌が聞けただけで来たかいがあったというものです。


♪ 指輪ははずしてきて まぶしくて胸が痛い
   あなたの黒い指が からみつく
   夜のブランコで待ってる

   あなたの机の上 ほほえむ写真を伏せて
   愛なんて言葉忘れて 会いに来て
   夜のブランコで待ってる 



そのリクエストコーナー。「じゃんけん」に二回くらい勝つんですが、あと一、二回
勝てば勝ち抜けるって時に決まって負けてしまいました、最後の詰めが甘い私。
リクエストで選ばれたのは 月見て跳ねる おやすみ 素晴らしき紅マグロの世界
ねこの森には帰れない の4曲でした。「しりとりで選んだ結果、今回はまったりした
のが多く、アップテンポな曲、代表曲は少ない」と最初MCであったので
もし私が選ばれてたらノリのいい キャンディーヌ をお願いしたかったかな。
月見て~はあの前のめりで弾むようなリズムをピアノ一台で表現するのに
大変そうだったけど、いかに自分の曲とはいえ、リクエストされてすぐに「完成型」で
披露するのって凄いよねえ。紅マグロ~はブログのカテゴリー名に勝手に拝借して
いる曲、ねこの森~は17歳の時に作った曲とのことですが、いまでも彼女の
代表曲のひとつ。17歳にしてこれを作った才能と年月を重ねてもなおフツーに
当時の歌を歌いこなせる柔軟な感性、その両方に感服します。

今回は休憩なし、楽しいおしゃべりと新旧織り交ぜた曲の数々、山猫おことわり
と続く展開もすごかったけど、あっという間に時間が経ち きみの時計がここにあるよ 
でラストです。そしてアンコールは よその子 。私のお気に入りのアルバム
『宇宙の子供』のトップを飾る8分におよぶ大作でフィナーレです。
終わっても拍手が鳴りやまず、再びのカーテンコールですが、会場の使用時間が
すでに超えているとのことで、残念ながら演奏はなく挨拶のみでの再登場です。
今回代表曲をほとんど演奏しなかったのをちょっと後悔されているいるようで、
「次回は代表曲をたくさんやります」と言われていたので、(私を含めた)谷山ファン・
ビギナーズには、次の公演が早楽しみですね。


で、写真は9月9日発売の最新のDVD『うたのえほん』です。当日日本橋の
上新電機・ディスクピアで買おうと立ち寄ったんですが、店内入ってすぐ、
一番目立つ所に大きくディスプレイされていたものの、肝心の商品が…ない…
店員さんに聞いたら朝から客が次々来て売り切れたとのこと!
仕方ない、会場で買うことにしたんですが、こちらでは直筆サイン付き!
結果オーライだったかな?



コメント
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