尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船3隻侵入(日テレNEWS NNN) - goo ニュース
2023/11/01 08:31
沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に1日午前2時すぎから中国海警局の船3隻が相次いで侵入しました。
付近には日本の漁船2隻が航行しています。
海上保安庁によりますと1日午前2時すぎから尖閣諸島の魚釣島、南小島の周辺の日本の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入しました。
付近には、それぞれ乗組員2人の日本の漁船2隻が航行しています。
海上保安庁の巡視船が中国海警局の船に対し領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行い、日本漁船の安全を確保しています。
中国海警局の船による領海侵入は先月17日以来です。
尖閣諸島近海に中国海警局船舶が領海侵入しています。
産経新聞(06:38)によると、領海外側の接続水域には午前4時半現在、別の中国公船1隻が航行しているとの事。
いつまでこの様な事を繰り返すのか。
また尖閣諸島は日本固有の領土というならそれなりの対応をなぜ日本政府はしないのかとも。
何度もその機会があった筈です。
特に政権奪還を目指す11年前の自民党公約では尖閣諸島に公務員常駐をすると明記していました。
それが今やなかった事にしています。
与党を批判するべき野党もこの公約を守れとは言いません。
こんな事こそ、政権批判の材料に最適なのに、それをしない野党です。
「尖閣諸島は日本固有の領土だ」と国内外に言うのなら、なぜ公約通り公務員常駐をしないのか。。。。
相変わらずの中国の顔色を窺う態度の日本政府。
対して中国は徐々に徐々に外堀を埋めるかのような態度です。
特に3年前の日中外相会談後の記者会見でのそれぞれの態度は忘れられません。
「真相の分かっていない日本の漁船が絶えなく釣魚島周辺の敏感的な地域に入ってきている」
これでは尖閣諸島は中国領と認めたようなものです。
茂木氏は中国側を批判もせず、シェイシェイですから呆れます。
こんな事だから舐められるのです。
そして尖閣諸島周辺の領海侵入が常態化しているにも拘らず、日本は海警局船に警告するだけ。
尖閣諸島は日本領なのだから島内調査や湾港の整備、そして公務員の常駐をしないのかです。
恐らく中国を刺激したくない、との考えなのでしょう。
その態度が中国を増長させるのです。
2年前には公務員常駐を実現しようと勉強会を報道もありました。
尖閣の公務員常駐 自民有志が勉強会 - 産経ニュース (sankei.com)
更には尖閣諸島を行政区とする石垣市が尖閣諸島に標柱を設置しようと国に要望したのに、
それも拒否した日本政府です。
日本政府は尖閣諸島を守ろうとしているのか。
そして漁業者の安全を確保するつもりはあるのか、と問いたいです。
徐々に徐々に中国は国際社会に向けて尖閣諸島の領有権を主張していますが、
日本が及び腰では中国の主張が正しいと誤解されます。
最近では海上ブイを強制撤去もせず、抗議だけ。
更には海洋調査までされる始末です。
中国に譲歩したら、あとは惨めなもの。海上ブイの次は“同意のなき海洋調査”。奄美大島沖の日本のEEZ(排他的経済水域)内で中国の海洋調査船がワイヤのようなものを海中に下ろして何やら好き放題やっている。巡視船が無線で中止要求だが中国は知らぬ顔。覚悟なき政権に期待なしhttps://t.co/lxA4XCPCH9
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) October 31, 2023
尖閣諸島を狙いに来ている中国。
邦人をスパイ容疑で拘束し、何年も自由を奪う中国。
それでも中国は大事だと、日本人の命よりも貿易を優先するかのような日本であり、
日本の元総理に親中派の議員たち。
近々あると言われている台湾有事では先島諸島が巻き込まれ、更には沖縄本島も危ないでしょう。
中国を刺激したら何をされるか分からないからと、尖閣諸島への公務員常駐をしり込みしてきた日本政府。
この気弱な政策の付けが近々回ってくるだろうと懸念するが、岸田さんはどれだけ危機感を持っているのか疑問です。