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活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

悪霊の島(上・下)

2009-10-15 03:46:00 | 活字の海(書評の書評編)
著者:スティーブン・キング((文藝春秋・各2100円) 訳者:白石朗 評者:養老孟司  毎日新聞 2009年10月11日 東京朝刊 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 本書サブタイトル(上巻):《恐怖の帝王》、堂々の帰還。 本書サブタイトル(下巻):溺れ死んだ双子。闇に沈む船。 書評サブタイトル:今回も主人公は得体の知れぬ敵と戦う う…ん。 微妙だなあ。 正直、この書評を読んだ . . . 本文を読む
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建築する動物たち

2009-09-11 00:00:05 | 活字の海(書評の書評編)
著者:マイク・ハンセル (青土社・2520円) 訳者:長野敬、赤松眞紀 評者:養老孟司  毎日新聞 2009年9月6日 東京朝刊 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 本書サブタイトル:ビーバーの水上邸宅からシロアリの超高層ビルまで 書評サブタイトル:脳のない生き物が見せる巣作りの能 なんとなく判ったつもりで、実は全く理解していないことは、 世に多々有る。 でも、普段あまりにも意 . . . 本文を読む
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女神記

2009-08-16 01:28:50 | 活字の海(書評の書評編)
著者:桐野夏生 (角川書店・1470円) 評者:池澤夏樹 書評サブタイトル:怨みという感情をつかさどるもの ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 先日、イザナミに関する記事を書いた後。 さて、今日は何を書こうかと、積読の新聞記事から適当にチョイス したものが、イザナミを主人公としたこの「女神記」の書評だった。 これは、イザナミが僕に”私をもっと知れ!そして書け!”と、 のたもうているの . . . 本文を読む
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害虫の誕生

2009-08-09 02:31:28 | 活字の海(書評の書評編)
著者:瀬戸口明久 (ちくま新書・756円) 評者:小西聖子 本書サブタイトル:虫からみた日本史 書評サブタイトル:虫をめぐる近代日本の環境史 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 世の中には、色々なものが好きな人がいる。 昆虫も然りで、有名どころでは養老孟司氏や、故・手塚治虫氏等が いらっしゃる。 だけれど。 ゴキブリや蚊が大好きという方は、あまりいないのではないか? そりゃ、0では . . . 本文を読む
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自然はそんなにヤワじゃない

2009-08-06 00:24:24 | 活字の海(書評の書評編)
著者:花里孝幸 (新潮選書・1050円) 評者:養老孟司 毎日新聞 2009年8月2日 東京朝刊 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 本書サブタイトル:誤解だらけの生態系 書評サブタイトル:「生物の多様性」を多様にとらえるために 地球の自然を、引いては生態系を考えるときに重要なファクターが、 二つ有ると思う。 一つは目線の取り方。 もう一つは、時間スケールの考え方。 . . . 本文を読む
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東照宮の近代―都市としての陽明門

2009-07-31 01:54:35 | 活字の海(書評の書評編)
著者:内田祥士(よしお) ぺりかん社刊 価格:5040円(税込) 評者:藤森照信 毎日新聞 2009年7月26日朝刊 書評欄より サブタイトル:日光の建立現場で何が起きていたか ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 あなたは、色の溢れる油絵が好きですか? それとも、濃淡で全てを表現した水墨画が好きですか? あなたは、オーケストラの豊かな音場による交響曲が好きですか? それとも、繊 . . . 本文を読む
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随時見学可

2009-07-18 00:00:02 | 活字の海(書評の書評編)
著者:大竹昭子 みすず書房刊 価格:2310円 評者:堀江敏幸 書評サブタイトル:十の短篇をつなぐ異界への通行手形 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 人は、自分の居場所というものを、どのように認識しているのだろうか? 職場で、家庭で、あるいは趣味の場で。 様々な”場”に、人は存在する。 そこで人は、その場に相応しい自分としての立ち振る舞いを、 意識して行う。 それ . . . 本文を読む
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最終目的地

2009-07-11 02:26:13 | 活字の海(書評の書評編)
著者:ピーター・キャメロン 新潮社刊 価格:2520円 訳者:岩本正恵 評者:江國香織 サブタイトル:それぞれの過去とふいに現れる未来 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 ある人を中心として、様々な登場人物が集い、また離れていく。 そうした小説は数多くある。 というよりも、殆どの小説は主人公を軸として、上記のような構成を 取っていると言えるだろう。 その中で、その中心とな . . . 本文を読む
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ゲームと犯罪と子どもたち

2009-07-09 00:00:50 | 活字の海(書評の書評編)
著者:ローレンス・カトナー、シェリル・K・オルソン インプレスジャパン・3675円 訳者:鈴木南日子 評者:小西聖子 本書サブタイトル:ハーバード大学医学部の大規模調査より 書評サブタイトル:より深刻なのは「現実の」暴力 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 先入観を排して、物事の本質を見極める。 基本であるが、それ故に実践するのは難しい。 何せ、先入観というだけあって、その人のもの . . . 本文を読む
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フジツボ―魅惑の足まねき

2009-07-08 00:20:09 | 活字の海(書評の書評編)
著者:倉谷うらら 岩波書店(岩波科学ライブラリー)刊  2009年6月 ¥1575 評者:中村桂子(JT生命誌研究館館長)  2009年7月5日 毎日新聞 今週の本棚より サブタイトル:「偉大な」生物への思いあふれる不思議な本 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 その対象が、何であるかはともかくとして。 誰でも、何かしら好きなものはあるだろう。 好きなものに対しては、人は誰しも。 . . . 本文を読む
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