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活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

稲作漁撈文明--長江文明から弥生文化へ

2009-06-26 00:06:45 | 活字の海(書評の書評編)
著者:安田喜憲  (雄山閣・5040円) 評者:養老孟司 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 ロジカルシンキングが苦手でもある。 感性と感覚で生きる文系 and O型人間である僕にとって、 物事の判断基準は勢いと好みであり、なるようになる。ならない ときはごめんなさいが、座右の銘である。 #と、えらそうに言う話では、勿論無いのだが。 それでも、多少はそうした本も読み込 . . . 本文を読む
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見えない巨大水脈 地下水の科学

2009-06-12 00:04:07 | 活字の海(書評の書評編)
著者:日本地下水学会/井田徹治 講談社ブルーバックス刊 987円 2009年5月21日 初版刊行 サブタイトル:使えばすぐには戻らない「意外な希少資源」 書評サブタイトル:◇生命と文化を支えてきた「陰なる水」 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 地下水と聞いて、現代人が思いつくものといえば、例えば工業用水の 過剰取水による地盤沈下だろうか? あるいは、ダウジングによる水脈調査を行っ . . . 本文を読む
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見る -眼の誕生はわたしたちをどう変えたか

2009-05-28 00:10:08 | 活字の海(書評の書評編)
著者:サイモン・イングス (早川書房・2730円) 訳者:吉田利子 評者:養老孟司 サブタイトル:目的しか見えない現代人が見えてくる ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 この書評を読んだとき、僕はドン・ミゲル・ルイスの 「四つの約束」を思い出した。 ルイスが提唱する、よりよい生を全うするための四つの 約束とは、以下のようなものである。  1.正しい言葉を使うこと  2.なにごとも . . . 本文を読む
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極北で

2009-05-27 00:03:46 | 活字の海(書評の書評編)
著者:ジョージーナ・ハーディング 新潮クレストブックス・1995円 訳者:小竹由美子 評者;湯川 豊 サブタイトル:極寒の地に一人残った男の真意 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 10代の頃。 多くの人が通ってきた道であろうが。 その年代が掛かる精神的麻疹(はしか)の様な厭世観に 取り付かれたことがあった。 パイオニアやボイジャーによる、深宇宙探査プロジェクト。 ああいったものに . . . 本文を読む
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一日一センチの改革―ゴミゼロへの挑戦

2009-05-06 10:45:07 | 活字の海(書評の書評編)
著者:鈴木 武 致知出版社 (2008/01)刊 ¥ 1,575 実は、直接本書の書評に触れた訳ではない。 本書を紹介する、ある実業家(教育家、といった方がいいのかな)を 取り上げたコラムにて識ったものである。 そのコラムとは、Agoraの2009年5月号に掲載されていた、 「旅への一冊 『気づき』を喚起する」文:飯田守。 取り上げられたのは、帝京大学の理事長兼学長でもある沖永佳史氏。 . . . 本文を読む
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ぬかるみに注意

2009-04-30 02:18:08 | 活字の海(書評の書評編)
著者:生田紗代 講談社刊 2009年1月 ¥1470 評者:井上荒野(作家) 2009年4月6日 読売新聞 サブタイトル:もやもやした「何か」 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 違うんじゃないのか? この書評を途中まで読んだときの、ファーストインプレッションである。 評者が、本作を読んで感じたもの。 それは、サブタイトルに如実に示されている。 『もやもやした「何か」』 . . . 本文を読む
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孤児たちの城

2009-04-22 23:39:45 | 活字の海(書評の書評編)
著者:高山文彦 新潮社刊 価格:1680円 評者:若島 正 毎日新聞 2008年11月23日 東京朝刊 サブタイトル:ジョセフィン・ベーカーと囚われた13人 書評サブタイトル:愛憎の軌跡が問いかける生の意味 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 ジョセフィン・ベーカー。 1906年に生まれ、1975年に逝去。 正に、20世紀の只中を、数奇な運命の下、生きた女性。 歌手やダンサーとして . . . 本文を読む
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寿命論--細胞から「生命」を考える

2009-04-10 04:51:56 | 活字の海(書評の書評編)
著者:高木由臣 毎日新聞 2009年3月1日 東京朝刊 価格:1,019 評者:海部宣男  サブタイトル:なぜ生物は死すべき運命を背負ったか ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 永遠の命を求めて…。 その昔、鉄郎はメーテルと共に、銀河鉄道に乗って旅をした。 その世界では、生身のままでは不死の夢は実現できず、機械の体を 手に入れたものだけがミレニアム(百年王国)を満喫していた。 . . . 本文を読む
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やんごとなき読者

2009-04-07 23:29:19 | 活字の海(書評の書評編)
著者:アラン・ベネット (白水社・1995円) 訳者:市川恵里 毎日新聞 2009年4月5日 東京朝刊 評者:池内紀 サブタイトル:齢八十、趣味に目覚めたその人は…… ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 うーん。と、唸らされた。 上手い。上手過ぎる登場人物のキャスティングである。 確かに、評者がいうように、この小説は日本では、上梓できない だろう。 皇室をパロディの元ネタにするな . . . 本文を読む
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青い城

2009-04-06 23:51:08 | 活字の海(書評の書評編)
著者:モンゴメリ 出版社:角川文庫(740円税別) 訳者:谷口由美子 評者:江國香織  毎日新聞 2009年4月5日朝刊 サブタイトル:絶望的でロマンティックな独身女性の決意 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 頭を、抱えてしまった。 書評を読めども、作品がちっとも頭に入ってこないのだ。 もっと言い方を変えれば、評者が感嘆した部分に全く共感できないのだ。 いったい、この本のど . . . 本文を読む
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