江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

陸奥一人旅 雪の浄土ヶ浜

2017年01月22日 22時13分56秒 | Weblog

西日本や関東にも雪が降るような冬型天気の中での、東北旅行。

一番の動機は、浄土ヶ浜のホテルでカニ食べ放題の広告があったので、話のタネに浄土ヶ浜なる美しい浜を見ようとと。

1、20日〔金〕の朝、ハヤブサ101号で、一関まで。ここで乗り換え平泉へ。藤原3代100年の都は世界遺産。ここを巡回バスで1巡。途中で毛越寺や中尊寺、義経最後の高館などを巡る。どこで降りてもそこを見学した後、巡回バスで次へめぐるスタイル。吾輩は、昔行ったことがあるから、どこも下りずに巡回バスで市内を1巡しただけ。

2、平泉から東北線で盛岡まで。新幹線ができた今ではローカル線になったが、この線こそ「津軽海峡冬景色」の途中部分なんだ。地図を見ながら、昔をしのんだね。

3、盛岡からバスで浄土ヶ浜まで。2時間半。雪の残る岩手の山中を長いバス旅。この時は天気は悪くなかった。夕方ホテルに着くころ雪が降り始めた。立派なホテルでリゾート的なのはいいが、吾輩の趣味でない。ただ前記の今回の旅行の動機がカニだがそれないのは残念。そりゃそうだ、それ相応の金を払わずにうまいものを食うのは、ありえない。納得。

4、翌21日は、次の日程の あまちゃんの北三陸鉄道 を旅するだ。その前に、あさ雪のホテルから無理して、浄土ヶ浜まで見物。雪の中で墨絵のようなモノクロトーン。やはり夏がいいよな。

ここで、北三陸鉄道の出発まで1時間ある。そこで宮古の魚菜市場へ雪道を転ばぬよう行きました。

なかなか素敵な市場だが、もってかえられないから何も買わなかった。  こうして時間をつぶし、北三陸鉄道宮古駅まで帰って、11:20のあまちゃん電車に乗っていると、出発まじかに、電車の運転手が この先に雪で倒木があり、復旧作業をしており、いつ復旧かわからない。宮古ー盛岡のJR山田線も雪で不通と。JRで振替で、バスに乗れると。それは何と、昨日の盛岡ー宮古の逆コースだ。しかし、電車が動かないのではやむを得ない。結局、宮古ー久慈の あまちゃん列車の旅 はおじゃん。やむを得ず、盛岡から新幹線で八戸へ。

5、八戸はいい街だ。えんぶりという祭りが昨日終わったばかり。有名な日曜の朝市も冬場はシーズンオフとか。でも、八戸は美味いものの町。だから再度来たのだ。もっと見物するところがある。飲み屋が街、たべもの街がよい。ここはいいね。俺はリピーターだ。

ホテルの近くで、サバ料理を楽しむ。サバの刺身、鯖焼き、サバの大根煮、サバの漬け丼、サバの菊棒ずし、サバ汁のいちご煮、等々サバずくし。 ここは最高だ。また行く気になるね。

6、22日〔日〕は、本八戸へから東北線で新幹線の八戸へ。ここですぐ新青森へ。ここから奥羽本線に乗って大鰐温泉駅へ。見ていると雪が深い。長靴がないので、これでは歩けない。大鰐の共有の外湯に入るつもりだが、断念。そこで、秋田犬で有名な大舘まで行く。

ここから花輪線で、奥羽山脈や八幡平を越えて盛岡まで行く。    列車の時間待ちで、途中に大滝温泉駅があり、ここに有名な温泉があると。 大滝温泉駅へ行ったろ、行ったろと考えて、いざ降りようとしたら、ここは無人駅に近い雰囲気で30cmも雪が積もっている。ホームに降りたが、歩けない、これでは無理だと泣く泣くあきらめた。今回の温泉旅行はついに未遂に終わったね。

次に花輪角館駅で時間待ち2時間。ローカル線の時間感覚を味わったよ。

 

こうして盛岡についた。新幹線で東京まで一直線。期待したようで期待外れの旅行であったようで、まあ、こんなものかと。

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