江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

戻り暑い日に「大学見本市&ビジネスマッチング」を見る

2019年08月29日 20時51分00秒 | Weblog
今日8月29日木曜は昨日までの雨模様からまた30度を超える暑い暑い。そんな日に吾輩は東京ビッグサイトの青海展示棟で開かれているJST (科学技術振興機構)主催の「大学見本市&ビジネスマッチング」を見に行きました。





この見本市は大学等の研究成果を社会還元 し技術移転することにより産学連携を進めようとするものである。我々の学生時代と違い現在は産学連携は当然のことで大学が社会と隔絶された象牙の塔の時代は完全に終わっている。今回約400の各種シーズを展示するとともに30の大学名組織としての研究成果を提示発表する。JSTが国益をかけて科学技術の裾野を広げようとする意欲を感じられる。いろいろの展示を見ると先端の技術を実用化すべく努力しておられる姿が見られる面白い。
400 もの展示の中で、吾輩がみたの
1、北里大学の「炎症性 腸疾患の新規抗体薬の開発」のブースでは助教の石原沙耶花先生からalpha4beta7の活性型構造を認識するモノクロナール抗体を作成する技術を説明してもらいました。 感激!すごい!
2、中央大学のブースでは「ステレオ内視鏡出力の多視点裸眼 3D観察技術の洗練化」という癌センターとサレジオ工業高等専門学校との共同研究とかで、内視鏡を立体化して3Dの立体画面にすると言う素晴らしい研究であった。


これが内視鏡で体内を立体化した画像
3、広島大学の「放射光スマート実験室」は
放射光科学研究センターを作って内外の研究者研究機関とグローバルな新しい「企業のラボに放射光を」をやっていると生田目先生?と言う教授さんが丁寧に説明してくださいました。面白いすばらしい!
4、神戸大学のブースでは「データサイエンスで社会を変える」と言うテーマで、見えないものを透視する波動散乱場の逆解析とイメージング技術で、独居高齢者の異変や放牧牛のストレス状態など今まで気づかなかった兆候を検知するセンシングとデータを分析すると言う研究のようであります。
    なんか面白そうな研究のようで、我々まで楽しくなる。
   こういう風に400ものブースが研究を発表し、成果を社会へ貢献、実用化、企業化しようとしているようです。何か日本の科学技術は末たくましいような気がしました。






8月最後の日曜日 暑い 和船に乗る

2019年08月25日 14時52分00秒 | Weblog
 8月25日日曜日は8月最後の日曜日。暑い。
   でも吾輩は江東区の  横十間川親水公園で和船の乗船体験をして参りました。





江戸文化を伝える  櫓漕ぎ和船 を  江東区が文化として  地元のボランティアたち  「和船友の会」 と一緒に  和船乗船体験をしている。地下鉄のパンフでこれを発見したものですから軽佻吾輩はすぐ見に行きました。ついでに、櫓を漕ぐ体験もさせてもらいました。
  和船友の会  は現地 江東区のボランティアのグループで、比較的老人が多く楽しみながら和船をこぐ文化を維持しているようでありました。場所柄メンバーは話をしている限り、かなりな社会社会的経験者のグループのようでありました。つまり江東区の観光振興と老人に対する遊び場を提供する福祉の両面を兼ねている政策のようであると考えました。
   さすがに暑い中大変で,ボランティアの皆さんはアフターの飲み会が待っているそうであります。



暑い土曜日は忙しい (その2)

2019年08月24日 21時17分00秒 | Weblog
8月24日の土曜日は浜離宮から落語クルーズに
乗って、そのあと新宿大久保の氏神様諏訪神社の例大祭を見に行った。
 これで済まないのは8月の終わりの頃である。諏訪神社から近くの戸山公園を歩いて近くの地下鉄副都心線で原宿まで行きました。
   ここでは8月24日25日と「2019年原宿スーパーよさこい祭り」をやっており、今日は原宿の明治神宮参道の前の特設舞台で踊っていました。表参道をいっぱいになって踊り尽くすよさこい踊りは明日25日の予定である とか。しかし今日は原宿口や代々木公園などで舞台でのライブをやっていました。















暑い土曜日は忙しい

2019年08月24日 20時59分00秒 | Weblog
8月24日土曜日。今日も31度cで暑い。
 8月も下旬に入るとなんか夏の終わりにせかされる思いがする。

今日8月24日は事実上8月最後の土曜日に思われる。したがっていろんな行事がある。野次馬の吾輩はできるだけ行ってみたい。

その1、浜離宮大江戸文化芸術祭2019
のパンフをもらって行ってみました。
文化庁の文化資源コンテンツ創生事業と言う政策の一環に環境庁や中央区その他民間の実行委員会が新たにこういう芸術祭を夏場に開こうとするものである。それは食- 笑-武-楽-衣-華-光-遊-茶 という概念を用いて文化資源にしようとする  まあ観念的なものだな。こういうのに鼻白む人も多かろうが、一方外国人には日本的と思われるかもしれない。  まぁいずれにせよ暑い8月の終わりにこういうイベントをやろうとするのだから相当の意図があるんだろう。
 そういう中で「落語クルージング」がありましたので乗りました。
浜離宮から隅田川を登って吾妻橋でUターンをして浜離宮に帰る90分のクルーズ船の中で落語を聞かせると言うイベントである。




三遊亭万吉と言う真打と春風亭市蔵と言う二枚目の共演であった。



その2、諏訪神社例大祭
隅田川落語クルージングの後、高田馬場の諏訪神社に行きました。ここは高田馬場-西早稲田-大久保-新宿1丁目-百人町1丁目-下落合1丁目の総氏神であり、昔から大きな神社。昔とずいぶん住居表示が違う。






秋風を感じながら サッカーを見る

2019年08月18日 21時59分00秒 | Weblog
 8月18日、日曜日。今日も暑い暑い。
午前中からクーラーをかけながら読書。半分テレビ(NHKの昔のシルクロードとかTBSの007)を楽しむ。
  午後4時に暑い日の中を出かけました。
今日は小石川運動場(文京区の運動施設)に散歩がてら汗をかきながら行きました。

  今日はサッカー関東リーグ(社会人サッカー)の試合があるので行ったわけです。関東リーグと言うのは20チームが参加する社会人のチームであって、Jリーグに当てはめればその4部に相当するそうであります。

  今日は東京ユナイテッドFC と. 東京23フットボールクラブ.  との試合が17時30分から開かれます。

  ここは小石川後楽園のすぐ西隣で最高の場所でありますが文京区の施設で,運動場であり,サッカーグランド1面でグランドが一杯になります。
したがって観客席はありません。したがって観客は無料であります。でも誰かがサポートして資金援助しないとチームとしてはやっていけないとは思いますが… . 

  暑い中を歩いて30分弱 小石川まで。約1時間弱 両チームの選手の練習を見ました。そして17時30分に試合開始。

  その頃になるとなんと涼しい秋の風が吹いてまいりました。本年初めての秋の気配であります。
  こういう条件の良い中でサッカーを見せてもらいました。


試合前の練習中。後の緑は 後楽園庭園の樹々あります。その後は後楽園ドーム。右の方に後楽園ホテルがみえます。



試合の見物料は無料でありますから観客はこんな感じ。小学校の運動会の観客席の如し。


我輩も見物しております。







サッカーは大変動きが激しい。小石川の狭い運動場は、サイドラインの3メーターが観客席。そういうところでJ4の皆さんは試合をやっているのである。
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試合はほぼ引き分けで終わりそうであったが、最後の5分間で東京ユナイテッドFC が連続してシュート、2得点を上げて勝ちました。
   私はよく分かりませんがどうもこのチームはこの近辺の会社が主体で、いろんな地元のサポーターを支援者として集めているようです。それがJ1 J2でないチームの現実の姿の
ようです。
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 90分+ αの試合中は本当に秋風が吹くような気分でありました。
   試合終了後家まで帰るのはやはり暑かった汗だくでありました。
 簡単に秋が来るものではないのかもね。




暑い日に DVD で ballet を見る

2019年08月17日 14時06分00秒 | Weblog
 8月17日、今日は朝から 37度c の予報が出ている。お盆が終わり、台風一過のフェーン現象で めっちゃ暑い。
  こういう時はアラブ人のライフスタイルを真似て 冷房をかけて家の中でじっとするに限る。
  そこでこ吾輩は図書館でballet の DVDを   借りてきました。
  「くるみ割り人形」 と  「シンデレラ」






シンデレラ





暑い日はどこにも出かけずに、家にいて芸術(童話)を楽しむのも乙なものである。

5億年後の生命体 展示を見る

2019年08月16日 10時15分00秒 | Weblog
南青山の岡本太郎記念館で「5億年後の生命体」と言うアート展をやっていた。

これは 河口陽一郎という東大名誉教授で、アーティストの肩書を持つコンピューターグラフィックスの専門家?で 数理アルゴリズムと言う技術手法で、インタラクティブアートのグラフィックスの作品を作っているものである。(なんのことかさっぱりわからない‼️) 

  人類が存在しないかもしれない5億年後の未来を創造したCGだ。









岡本太郎的な「芸術は爆発だ」そういう世界のようだ。ちなみに岡本太郎の生前のアトリエ。






8月15日 皇居二重橋前

2019年08月15日 14時27分00秒 | Weblog
 2019年8月15日  皇居二重橋前広場






      74年前  かんかん照りの暑い中、ここで大勢の人が土下座して、慟哭している写真を見たことがあろう。

 74年後の同日、台風10号の雨雲の流れが早い。曇り空ではあるがやはり蒸し暑い。

  ただ、皇居前広場には外国人の姿がやけに目立つ。

  

暑い日に オーケストラを聴く

2019年08月12日 21時26分34秒 | Weblog
 8月12日。いよいよお盆の休みに入る。でも大変暑い。13時の暑さのピークの時に電車に乗って荻窪まで行きました。

今日は杉並公会堂で「やっとかめ」室内管弦楽団の演奏を聴きに行きました。

「やっとかめ」とは名古屋の方言でお久しぶりと言う意味で、学生時代に名古屋でオーケストラ活動をした人たちが、現在首都圏で久しぶりに音楽を演奏しようではないか、と言う形で年一回のペースで演奏会をやっているアマチュアの団体である。

吾輩は音楽に詳しくはないが音楽を愛する人たちが楽団を組んで演奏会をやるというのはほんとに素晴らしいことだと思う。

今回 吾輩の夏休みでもあり、何らかのご縁で黒管弦楽団を聞かせてもらった。

題目はメンデスメンデルスゾーンの交響曲作品64、その他 ワーグナーの作品 、さらにメンデルスゾーンの交響曲5番ニ短調  宗教改革  と言う本格的なものであった。




プロでないアマチュアの楽団が、プロの指揮者 沖澤のどか氏とか、ヴァイオリンの 山本友重氏など、プロの奏者を指導者に,頑張っておられるのは全く頭が下がる。 こういう人生があるのだ。 ちなみに、退屈御家人は、昨8月11日に、門前仲町の、富岡八幡宮 の夏祭りを見に行きましたが、ここで、余興に ジャズミュージックの団体演技をやっていたが、こちらはいまいちだったね。

暑い日に 玉川上水の緑道を歩く

2019年08月10日 21時06分00秒 | Weblog
8月10日土曜日、今日も大変暑い。
吾輩は渋谷区の高級住宅街と言われる大山地区を、朝8時に電車に乗って代々木上原まで散歩に行きました。
大山公園を中心とする大山の街はなるほど高級住宅街の雰囲気を持っており、坂のアップダウンのある大変美しい街。
  しかし、朝の散歩は大変暑い。普段は夕方4時半過ぎに散歩しているが、朝の散歩は実に暑い。
 来年のオリンピックのマラソンを心配する。殺人的になるぞ!ちなみに吾輩は午前中の暑さに悲鳴をあげて1時間半程度でもう逃げて帰ってきました。半分熱中症的な症状を感じる。危ない。危ない。ー

 渋谷区大山地区を通って京王線の笹塚駅まで歩こうとして適当に歩いているうちに旧玉川上水の緑道に出会いました。

吾輩は以前から玉川上水に沿って全地域の踏破したいと言う思いを持っておりましたが、それは昔の夢で、今は毎日6000歩の散歩が精一杯で8000歩または10,000歩も歩くと大変くたびれる。体力の劣化を痛感しております。したがって昔のように体力にものを言わせて冒険的行動はもうできなくなりました。要するに  おじい   であります。悲しいがこれが現実。
 今回たまたま大山町散歩の途中で玉川上水を暗渠にした緑道を歩きました。 

具体的には甲州街道沿いの笹塚から初台まで約2.5キロ程度かと思われます。

   でもこれが私の昔の夢の1部。思わぬ時に実現できました。ありがたい限り。



この緑道は1995年ぐらいにできたもので、両側に大きな古木が残っている。都市化が進んだ東京で玉川上水が、暗渠と緑道として落ちつくところに落ち着いた感じです。
  三鷹市の井の頭から高井戸あたりまではまだ玉川上水が残っているとしても、それより先は甲州街道沿いに上北沢を通り笹塚初台そして新宿西口公園高層ビル街(これは昔の淀橋浄水場の跡地であり昭和47 8年ごろに浄水場の機能を失って高層ビル街に変わった。まさにすごい戦後の歴史である。こういうことを知っている人は少なくなったね)を通り そして玉川上水が江戸に入るところは、現在の新宿御苑の端にある新宿大木戸のあたりである。

  こういう話をすると   私-江戸の退屈御家人も東京に住んで54年を超える、歴史を感じるのであります。


暑い日に ラジウム温泉に入る

2019年08月07日 19時29分00秒 | Weblog
8月7日は暑い。我輩は山梨の増富温泉に行きました。ここはラジウム温泉で有名♨️。

7時30分発の  あずさ3 号で 「 私は  私は あなたから旅立ちますー」の歌どおりの心境。

新宿駅中央線は丁度夏休み真っ最中。若者のグループや家族連れの避暑客や登山姿の
おじさんおばさんが多い。

我輩は韮崎まで行き、ここでバスに乗り換え、増富ラジウム温泉へ。



ここはラジウムが売り物。八ヶ岳を西に、フォッサマグナの東という雄大な位置づけ。でも鄙びた山裾🏔
25度c、30度c 35度c 37度c 40度c の低温温泉がありここでゆっくり  ラジウムが入った温泉で 更にゆっくり浸かるというのがミソ。
  我輩も30度cの湯に30 分以上浸かっていたらうっとり  空 の心境になる。いい温泉だ。


パンフしか載せられないのが
残念だが、いい温泉♨️と思う。


空は夏空。   そして八ヶ岳に入道雲が。





帰りの特急あずさの中で、小泉純次郎氏の婚約発表ニュースを見て驚いた。
  本年一番の驚き。

暑い日に落語を聴く

2019年08月05日 20時33分00秒 | Weblog
 8月5日、今日も東京地方は34度5分 むちゃくちゃ暑い、酷暑日といえよう。

暑さを避けるにはアラブのおじさんみたいに、防壁の厚い自宅にこもって、夕方になって少し涼しくなってから動き出す。それまではひたすら家の中で暑さを避けている。これがアラブの生き方である。
 日本では   「天国は除湿完備の夏館」 を実践するに限る。

 しかし家にこもっていると熱に囲まれ、うつ病になる恐れがある。そこで吾輩-馬鹿なおじさんは暑い中に出かけようとする。

 そこで発見、落語を聴くのがいいね。

国立演芸場の8月上席(月の上旬の出番を上席といい中旬は中席というようだ)は金原亭馬生一門の出番を中心としている。
  それも2200 円。老人割引きで1400円。しかも今日は甘酒(夏の季語ー甘酒は夏に飲むものである) を振る舞ってくれると言う。吾輩は節操もなく行きましたよ。



平河町の国立演芸場は老人割引があるので夏の暑い時は老人ばかりのような感じがする。

円生の自画像か。


前座の可愛い女性落語家


これが今日の演目一覧。
馬生と言う人は11代目で、江戸前の落語をうまく語っている。これがよく吾輩の波長にも合うようになってきた。
 今問題になっている大阪の吉本興業の笑のスタイルとずいぶん違うような気がする。

それだけ吾輩も50年も江戸に住んだため江戸に馴染んだのか、まさに「退屈した御家人」になろうとした結果が、ついに今、そうなっているのかもしれない。

暑い日にピアノ演奏会を聴きに行く

2019年08月01日 20時17分00秒 | Weblog
今日は8月の 1日。旧暦では8月1日は八朔で、この日は、早稲の実をお世話になっている人に贈る習慣があり、 ここから「田の実 = 頼み」となり、日毎の恩に礼をする日になったとか。
  芸妓さんや舞妓さんは
 8月1日にお師匠さんやお茶屋さんに、「お頼み申します」「おきばりやす」と挨拶まわりをする習わし。

   八朔は八朔として、今日は上野の東京文化会館で  東京音楽大学のピアノ演奏会を
聴きに行きました。
 これはピアノ演奏家コース成績優秀者の発表会のようなものだ。


これが東京文化会館小ホール。写真は禁止だからここまで。

演奏会は同大学のピアノの優秀な人たち 21名を3回に分けて発表しようとするものである。吾輩は15時30分のコース7人分を聞きに行きました。暑い中を昨日はテニス、 今日はピアノと 暑さに負けないように。

  やっぱり若い人達の溌剌とした演奏はイイね。
でも ピアノ科の学生さんはバッハやリストやラフマニノフやドビッシーやラベルと言う人の曲を演奏するのだが、私みたいな素人が普段聴いている曲 いわゆる人口に膾炙した曲とは全然違う曲 ばかりで。専門家はいろいろな可能性、いろいろな埋もれた作品を演奏して研修しているのだなと感心しました。

  難しい曲を演奏するプロの卵の演奏中の指を見ていると、マジシャンの指の動きを思い出しました。ほんとうにすごい世界だ。

若い人に圧倒された後は、
上野から御徒町へ。ここの吉池で鮎を買って、家で焼いて食べました。
  美味いものはうまい。

昨日はテニス🎾 と馬肉のすき焼き、今日はバッハのピアノ曲と鮎の塩焼き。

   これぞ人生、生きている喜び。