江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

敦賀 金崎城跡を見る

2021年12月24日 15時59分00秒 | Weblog
青春18切符 これは老人でも使えるロマンあふれる切符である。
 思いついて京都から敦賀まで湖西線に乗ってみた。同じ切符で旅行をしているらしい老人たちを見かけた。同じ発想の人がいるんだ。
 敦賀では市内観光のバスで回ったら気比神社と気比の松原が有名である。
 

国宝の鳥居。



その後 
金ケ崎城へ登る。海と背後に山に囲まれた天然の要害である。




ここ金ケ崎城は1336年 新田義貞が後醍醐天皇の 尊良 恒良両親王を報じて足利軍と戦い 敗れた。尊良親王と義貞の息子義顕は自害。将兵300以上が殺害された。尊良親王のために建てられたのが金ケ崎宮である。


それから500年も経って 殺された将兵の関係者が立てたのが神社が摂社となっている。


その後1570年 織田信長が越前の朝倉義景討伐に向かって ここ金ヶ崎に進んだ。しかし近江浅井の裏切りで、2方向から責められることになり、急遽撤退。これが「金ヶ崎の退き口」と言われるもので、木下藤吉郎が命をかけて殿( しんがり)を務め信長の信任を得る。この2ヶ月後に姉川の合戦で浅井朝倉連合軍を打ち破り、天下取りに向かって進むことになる。
 歴史上2回の大事件を経験しているが今は金が崎宮として 恋愛成就 恋の宮となっている。
 敦賀のレンガ倉庫で カニ刺しを食べました。いけすのカニを刺身してくれるのだからおいしい。幸せ。


帰りの敦賀駅のホームで思わぬ人に出くわした。

福井県は恐竜をテーマにした県であるとか。


 


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終い弘法 を見る

2021年12月21日 15時39分00秒 | Weblog
 12月も下旬に入ると何かと忙しい感じがする。
 京都 東寺では毎月2 1日 弘法の市が立ち そのうち12月21日が年の終わりの「終い弘法」と言われている。
 昔から有名な市であり 京都の人は正月の準備の買い物をするそうである。多くの人が買い物に集まっており京の風物詩である。
 私も大原女が出している店で鯖ずしを買おうと思ったが まず見物をしてから帰りに買おうと考え まず東寺を見物した。そして帰りにはもう既に売れてしまって なかった。残念。

国宝 東寺の五重塔 金堂 それに重文の講堂 さらに国宝 太師堂と大変なものだ。









東寺の仏様たちは文化財保護法で撮影が禁止されており入舘のパンフで 立体曼荼羅を見る。






弘法大師の御影堂は司馬遼太郎のお気に入りの場所であったようだ。さすが文章がうまい。

 今日の京都は大変良いお天気。
昨日の東京も大変良いお天気で 年末の午後2時間日比谷公園で納めのテニスを行った。
 この時感じたのは この風もなく暖かいいい時 を 時よ止まれ 永遠にと。
 そして今日もまた 大変素晴らしい時間を味わえた。
 これぞ 生きている喜び 大事にしたいと思っている。
 
 

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浅草散歩

2021年12月12日 14時06分00秒 | Weblog
今日12月12日もいいお天気。
思いついて浅草に出かけました。





浅草寺の本堂は立派なものだ。後にスカイツリーをも控えている。

側に六角堂があった。


地蔵尊のありがたいお心をおすがりしたい気分になるこの年頃である。





そばに狂い花があった。時期に外れて咲くと言う生き方もある。



浅草に外国人が押し寄せてコロナの影響がだいぶ少なくなった感じがする。同時に日本人も結構出ている。

 今日の吾輩はホッピー通りの一角で鯨の刺身を食べた。

人生は食べるために生きている それが大部分である そんな気がする昨今である。




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大雪といっても

2021年12月11日 14時43分00秒 | Weblog




今日は 二十四節気の大雪である。
でも今日はあったかいいいお天気で 大雪の雰囲気ではない。むしろ晩秋の雰囲気。

コロナが一時的にもおさまっているこの時期にいろいろ活動するのが良い。

 さしあたり特段の所用がない吾輩は 散歩でもするのが良い。しかし以前に比べ体力の劣化が進んでいる現在あまり激しい動きはできないのが悲しい。

高齢化社会の結果か 最近とみに 吾輩と 同じような老人の ほっつき歩きが目につく。  
 老人が美しく時間を潰す これを考えるのは現代か。




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東京の朝

2021年11月27日 09時38分00秒 | Weblog
今日11月27日は木枯らし一番が吹くかもしれない とか。  朝の東京は暑寒 じっとしていれば寒いが動くと暑い。そんな朝に散歩。


















今日は二十四節気72候では 朔風葉を払う であり時候どおり木枯らし風の風に葉っぱが舞っていた。

 南アフリカで新種の変異株が発生。オミクロン とか。おかげで日本の株価は大暴落。アメリカ株も世界各国も大暴落。この先どうなるやら。

 仙人も霞を食っているばかりでもあるまいから何かせねばなるまい。



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勤労感謝の日

2021年11月23日 12時12分00秒 | Weblog
今日は勤労感謝の日。昔で言う新嘗祭。
吾輩は個人的な感謝のため 渋谷 宮下公園で大阪は鶴橋のホルモン焼きを食べました。

 





神宮前はケヤキが色づき始めました。   
昨日の雨と違って今日は暖かい祝日です。


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柿たわわに 秋深む

2021年11月18日 16時25分00秒 | Weblog


柿たわわ たわわたわわと 陽の温み







ヴィオロンの秋の音が聞こえるか。













 
 今日 秋の散歩の前に たまたま新大久保のコーリアンタウンに行った。ここはコロナで元気のない日本のと違って 若者など大勢で元気いっぱい。「韓国がもう日本を超えた」と言う彼らの言い草がわかる。それほどエネルギーがいっぱい。
 猥雑な元気元気の下町タウンのあとに、静かに秋の気配を眺めるのも また楽しからずや。
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日比谷公園も色づく

2021年11月15日 12時36分00秒 | Weblog
今日15日もいいお天気。日比谷公園も穏やかに色づき初めている。











陽だまりの中で近在のサラリーマンたちがめいめいにお弁当を楽しんでいる。



テニスコートに子供も楽しんでいる。

吾輩も仙人になった気持ちで 穏やかな秋の1日を楽しんでいる。



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神宮のいちょう並木

2021年11月14日 12時13分00秒 | Weblog
今日14日日曜日 いいお天気。
神宮のいちょう並木を見るべく散歩。



やっと色づいてきた。


日曜と言うこともあって大勢の人が銀杏見物をしている。まるで芋の子を洗うがごとし。




銀杏並木に行く前に 東宮御所の北側で権田原に行く道。

東京にも着実に秋が来ているのだ。


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西陣 を歩く

2021年11月06日 08時58分00秒 | Weblog


山名宗全の西軍の陣地跡。今も西陣としては名を残す。



表千家 裏千家のあたりから

本法寺から上御霊神社あたりにかけて
細川勝元の東軍が布陣していた。


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飛鳥 センチメンタルジャーニー

2021年11月06日 05時17分00秒 | Weblog
 良いお天気に恵まれた1日 飛鳥地方を自転車で回った。





石舞台古墳はこれで3回目になるか4回目になるか。

 今回の一番の目的は甘樫丘に登ること。ここは蘇我氏の大邸宅があったところ。現在は鬱蒼とした森で地元の老人達が散歩を楽しんでいるコース。


左が畝傍山。右の方に耳成山と雨の香具山が見えるがスマホでは映らない。


天武天皇と持統天皇夫婦の合葬墓






飛鳥大仏と聖徳太子16歳の像。
飛鳥寺の西門の先に蘇我入鹿の首塚があった。

住職は鎌倉時代のものではないか なぜここにあるのかわからないと。

 ここは大化の改新のとき大海王子軍が わずか100メーター先の甘樫丘の蘇我軍と対峙した地とか。その後 壬申の乱のとき大友皇子がここに布陣したとか。



飛鳥板蓋宮の跡。 このきれいな石敷は昔のままなのだろうか?






水落による古代の時計跡と石神遺跡。
表面からは何もわからない。想像もつかない。でも説明書には何かすごいものがあったらしい。

 その他いろいろあったが飛鳥地方はのんびりしておって自転車でめぐるにはちょうど良い。

 今回は久しぶりのセンチメンタルジャーニーを楽しんだ。





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京都 曼珠院

2021年11月04日 10時52分00秒 | Weblog
秋の紅葉🍁に誘われて 曼珠院門跡を訪ねた。







まだ20 °近くあるので 紅葉は進んでいない。

 それでは 心清めて季節の移ろいを楽しもうと。


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センチメンタルジャーニー 草津温泉

2021年10月23日 23時55分00秒 | Weblog
20数年ぶりに草津温泉に行った。
 動機は特段あるわけじゃないが なぜか草津の湯も味わってみたいと言う思いがした。
 今はネットでの注文がポピュラーであり我輩もJRの草津LINEの申し込みをやってみた。
 20数年前は自分の車をドライブして 日本ロマンチック街道 草津まで行った覚えがある。ただしこの時は運転するのが主で周辺を見る余裕はあんまりなかっただから ひたすら運転をした。そこで草津温泉に入った時 周辺を見る機会もなく1番近くの共同湯の大滝温泉に入った覚えがある。
 あれから20数年 いろいろの経験もしました。そういう中で やはり草津と言う思いもあった。で新宿のバスタから草津温泉までのバスが出ているのを発見。乗ってみましたよ!
 
 草津よいとこいちどはおいで!
今回はじっくり草津を見るために湯畑のすぐ近くの 湯元舘に泊まりました。これで安心 車で行くドライバーと違って1カ所に拠点を決めればそこをベースに いろいろ動け 物が見える。
 この数年の経験則により タウンウォッチング に一番良いのはコミュニティーバスに乗ることである。
 それで吾輩はタウンウォッチングバスAコース Bビーコース Cコースを順次乗りました。これでまず草津町の全体をフォローしたいというの目的です。1コース100円が個がいい。
 街をバスで一周すると大体が見えてくる。
 草津よいとこいちどはおいで!  草津は温泉の街である。全国多くの地域の温泉を探訪した我輩が やはり温泉は草津が立派と思います。登別 秋田の玉川温泉もいい。







湯畑はやっぱり圧巻である。日本一だな。
 熱の湯では



湯もみ娘の実演。他にこれはと言うものがないもんだからこれが1番人気。
 赤い腰巻と絣の着物ハチマキをして頑張って湯揉みをしているが 見るところ50代のおばちゃん。若い女の子はこんなことをしないんだろうし 多分草津を出ていくんだろうナ。雇用確保のためにも地元女子の為にもおばちゃんがんばって。 
 温泉地では温泉が全て。いかに付加価値をつけるか 草津町は何か考えてるみたい。選挙の途中で 小渕優子候補が頑張っていた。乱戦の群馬で安泰だな。  
 
 次は西の河原へ。






西の河原露天温泉に入りました。これは良い。この後5時半から男女混浴ができるとか。吾輩はもうそんな元気もなく帰りました。

 途中 昔ながらの射的のお店がありました。懐かしい。


こうして湯へ帰ってきて さぁ今日の晩飯をどうするか考えました。

  吾輩は 温泉旅館が自分の温泉源を引き入れ そこに客を取り込ん 豪華な食事と宴会を提供する これが旅行であるというビジネスモデルに 対して非常に抵抗感を持っている。これは江戸時代末期から明治の初年までのビジネスモデルであり 根本的に考えるべきではないかと思っている。まして旅館やなんとかで建物に巨大投資をして青息吐息の旅館を見ると それはないんじゃないかと思う。
 温泉街の飲み屋に行ってみたらやはりあまり食欲を催ような雰囲気ではなかった。まぁそうだろう 
 いずれにせよ吾輩は経営評論家ではない単なる退屈御家人である。草津町役場当局と意見を交わすほどの立場でもないが。

 翌日は朝起きるとみぞれが降っていた。やはり北国である。そろそろ しぐれのシーズンだが 種田山頭火と違って草津温泉にはしぐれは似合わない。

 10時のチェックアウト時間まで バスでタウンウォッチングした街並みを余裕持って歩けた。
 そこで 草津なる 主な温泉を自分の足で巡ることにする。
 20数年前は車でもありここに泊まることもなかったので表面だけ触ったが 今回は年の功で実態を見ようとする知的好奇心=野次馬根性である。
 

こういう温泉街の雰囲気が残っている。いや現役である。


共同浴場千代の湯。朝早いからまだ人が来ない。
 次の共同は 煮川の湯。ここはなぜか案内所等には掲載されていないマイナーな地域の共同行である。すぐ後には有名な大滝の湯がある。ここは合わせ湯がキャッチフレーズである。我輩も20年前にはここに来た。しかし前にある 煮川の湯は 地域の湯であまり知られていない。熱い湯 酸性の強い湯らしい。

 この時は朝早くで人がいなかったので
写真が撮れたが その後 ホテルチェックアウトの後 在の人と一緒に風呂を楽しんだ。
 昔は48度とか言う熱い湯であったようだが どこかで事故が生じ 今は草津町当局の指示で 42°Cにあって 我輩も楽しめた。これはベリーグッドである。 
 すぐ後の大滝の湯 これは湯畑の湯と煮川の湯との 合わせ湯が 看板であるが今回はパスした。

  次は住民との共同湯 地蔵湯である。







ここも住人が風呂に入っているので写真が撮れなかった。草津町はここに総合的な多目的施設を作ろうとしてるようで 職人さん達が働いていた。いいことだ。
 
 草津の湯の守り神 光泉寺に登る。わずか100段位を登るのに息が切れる。いよいよ我輩も劣化が進んでいる。

弘法大師様のお寺。

草津の 歴代湯守 の顕彰碑である。さすが湯町。


白旗の源泉がぶくぶく沸いている。






こうして草津温泉の有名 外湯 巡りだ
った。多くの旅館には昔からの独自の源泉があるのだろうが 公共の湯は良い。

1泊2日で草津温泉を充分楽しんだ。これで思い残す事は無い。草津は本来スキーリゾートなんだ。

この後草津のバスセンターから新宿バスタまでJRの路線バスで帰った。ただ途中で高速道路が混んでいたのは予想外であった。
 しかし充実充実。









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それぞれの秋

2021年10月20日 13時37分00秒 | Weblog
 昨日の雨模様から今日は一転晴天。
天気晴朗なれど風強し。
 
 久しぶりの外出。










マスコミは選挙選挙で仕事ができて良いようだ。吾輩みたいに仕事のない人は時間を潰すのが大変なのだ。



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両国橋から柳橋を歩く

2021年10月14日 18時19分00秒 | Weblog

 今日は久しぶりに両国橋から柳橋を歩いた。いろいろ歴史があり楽しいところだ。
 タウンウォッチングの楽しみ と言う 老人の哲学を学んだ。
 一方 今日は衆議院の解散の日。 大体 1/3ぐらいの議員が身分を失うのだが、今回はもう少し多くの議員が入れ替えになろう。知り合いの議員が少なくなってきた。時の流れは速い。


江戸時代の一番賑やかな所。歩く前に まずは腹ごしらえをと 桔梗屋でどじょうの丸鍋と鯉コクを食べる。

緊急事態が解除されて徐々に人が出始めた。

さぁ両国橋を渡る。



両国橋から上流のほうにスカイツリーとアサヒのビールタワーが見える。左先には柳橋の前に観光船が通っている。

 透明の観光舟には人が載っていなかった。やっぱり平日の昼間だ。

   
両国橋を渡るとそこが柳橋。

柳橋。後のレンガ色の建物が亀清楼。
 明治時代 新橋の料亭街には新政府の役人とかそういった類の人が多く 柳橋の料亭街には町人や旗本などが利用したそうな。
  春の夜や 女見返る 柳橋
  贅沢な 人の涼みや 柳橋     いずれも 正岡子規




昔からの船宿も多い。





この後両国橋界隈を歩いた。相撲部屋が多いはずだが残念ながら見つからなかった。代わりに 吉良邸の裏門跡を発見した。


その後墨田区のタウンバスで一周してみた。
  老人の遠足。






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