江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

センチメンタルジャーニー 草津温泉

2021年10月23日 23時55分00秒 | Weblog
20数年ぶりに草津温泉に行った。
 動機は特段あるわけじゃないが なぜか草津の湯も味わってみたいと言う思いがした。
 今はネットでの注文がポピュラーであり我輩もJRの草津LINEの申し込みをやってみた。
 20数年前は自分の車をドライブして 日本ロマンチック街道 草津まで行った覚えがある。ただしこの時は運転するのが主で周辺を見る余裕はあんまりなかっただから ひたすら運転をした。そこで草津温泉に入った時 周辺を見る機会もなく1番近くの共同湯の大滝温泉に入った覚えがある。
 あれから20数年 いろいろの経験もしました。そういう中で やはり草津と言う思いもあった。で新宿のバスタから草津温泉までのバスが出ているのを発見。乗ってみましたよ!
 
 草津よいとこいちどはおいで!
今回はじっくり草津を見るために湯畑のすぐ近くの 湯元舘に泊まりました。これで安心 車で行くドライバーと違って1カ所に拠点を決めればそこをベースに いろいろ動け 物が見える。
 この数年の経験則により タウンウォッチング に一番良いのはコミュニティーバスに乗ることである。
 それで吾輩はタウンウォッチングバスAコース Bビーコース Cコースを順次乗りました。これでまず草津町の全体をフォローしたいというの目的です。1コース100円が個がいい。
 街をバスで一周すると大体が見えてくる。
 草津よいとこいちどはおいで!  草津は温泉の街である。全国多くの地域の温泉を探訪した我輩が やはり温泉は草津が立派と思います。登別 秋田の玉川温泉もいい。







湯畑はやっぱり圧巻である。日本一だな。
 熱の湯では



湯もみ娘の実演。他にこれはと言うものがないもんだからこれが1番人気。
 赤い腰巻と絣の着物ハチマキをして頑張って湯揉みをしているが 見るところ50代のおばちゃん。若い女の子はこんなことをしないんだろうし 多分草津を出ていくんだろうナ。雇用確保のためにも地元女子の為にもおばちゃんがんばって。 
 温泉地では温泉が全て。いかに付加価値をつけるか 草津町は何か考えてるみたい。選挙の途中で 小渕優子候補が頑張っていた。乱戦の群馬で安泰だな。  
 
 次は西の河原へ。






西の河原露天温泉に入りました。これは良い。この後5時半から男女混浴ができるとか。吾輩はもうそんな元気もなく帰りました。

 途中 昔ながらの射的のお店がありました。懐かしい。


こうして湯へ帰ってきて さぁ今日の晩飯をどうするか考えました。

  吾輩は 温泉旅館が自分の温泉源を引き入れ そこに客を取り込ん 豪華な食事と宴会を提供する これが旅行であるというビジネスモデルに 対して非常に抵抗感を持っている。これは江戸時代末期から明治の初年までのビジネスモデルであり 根本的に考えるべきではないかと思っている。まして旅館やなんとかで建物に巨大投資をして青息吐息の旅館を見ると それはないんじゃないかと思う。
 温泉街の飲み屋に行ってみたらやはりあまり食欲を催ような雰囲気ではなかった。まぁそうだろう 
 いずれにせよ吾輩は経営評論家ではない単なる退屈御家人である。草津町役場当局と意見を交わすほどの立場でもないが。

 翌日は朝起きるとみぞれが降っていた。やはり北国である。そろそろ しぐれのシーズンだが 種田山頭火と違って草津温泉にはしぐれは似合わない。

 10時のチェックアウト時間まで バスでタウンウォッチングした街並みを余裕持って歩けた。
 そこで 草津なる 主な温泉を自分の足で巡ることにする。
 20数年前は車でもありここに泊まることもなかったので表面だけ触ったが 今回は年の功で実態を見ようとする知的好奇心=野次馬根性である。
 

こういう温泉街の雰囲気が残っている。いや現役である。


共同浴場千代の湯。朝早いからまだ人が来ない。
 次の共同は 煮川の湯。ここはなぜか案内所等には掲載されていないマイナーな地域の共同行である。すぐ後には有名な大滝の湯がある。ここは合わせ湯がキャッチフレーズである。我輩も20年前にはここに来た。しかし前にある 煮川の湯は 地域の湯であまり知られていない。熱い湯 酸性の強い湯らしい。

 この時は朝早くで人がいなかったので
写真が撮れたが その後 ホテルチェックアウトの後 在の人と一緒に風呂を楽しんだ。
 昔は48度とか言う熱い湯であったようだが どこかで事故が生じ 今は草津町当局の指示で 42°Cにあって 我輩も楽しめた。これはベリーグッドである。 
 すぐ後の大滝の湯 これは湯畑の湯と煮川の湯との 合わせ湯が 看板であるが今回はパスした。

  次は住民との共同湯 地蔵湯である。







ここも住人が風呂に入っているので写真が撮れなかった。草津町はここに総合的な多目的施設を作ろうとしてるようで 職人さん達が働いていた。いいことだ。
 
 草津の湯の守り神 光泉寺に登る。わずか100段位を登るのに息が切れる。いよいよ我輩も劣化が進んでいる。

弘法大師様のお寺。

草津の 歴代湯守 の顕彰碑である。さすが湯町。


白旗の源泉がぶくぶく沸いている。






こうして草津温泉の有名 外湯 巡りだ
った。多くの旅館には昔からの独自の源泉があるのだろうが 公共の湯は良い。

1泊2日で草津温泉を充分楽しんだ。これで思い残す事は無い。草津は本来スキーリゾートなんだ。

この後草津のバスセンターから新宿バスタまでJRの路線バスで帰った。ただ途中で高速道路が混んでいたのは予想外であった。
 しかし充実充実。










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