FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

ちばあきお・キャプテン谷口

2009-08-16 12:17:14 | 日記
この前駐車場の草むしりしていて草むらのニオイに

むせてしまった。咳き込みながら、植物の生命力を

体感した気がした。

雑草育ちすぎ!って言っても始まらないことを言いつつ

ひたすら作業をした。帽子が必要だった。タオルがいる。

虫除けスプレー絶対持っていくべし。小さいシャベルもね。

でも何と言っても、麦わら帽子。ストローハット。

これがないと頭はもちろん体のダメージがひどい。

草むしりって、良いところもある。

やったぶんだけ結果が目に見えること。

部屋の片付け模様替えも気分良いけれど、こっちは

外であるだけで数段気持ちがよい。

ガッツリとやぶ蚊に食われてしまう自分もただの生物だなぁ、思ったり。

町田の片隅の自然に教えられること多々あり。

あ、あと軍手も必須アイテムだ。雑草生い茂る中に素手を突っ込ませる

のは相当気持ち悪いよ。

なんで草むしりの話しをしてるのかというと、ちばあきおの

「プレイボール」を読んでいるからなのです。

主人公の谷口が、墨谷高校一年生で、グランドの草むしりをやらされる

シーンが印象的だった。その仕事っぷりは先輩が見ても感心するくらい

見事なんだけれども、谷口の野球の全てに関する愛情と打ち込む性格など

が分かりやすく描かれている。丁寧に描き込んでいる絵も大好きだ。

絵柄は、今流行りの細い線のザクザクした冷たくドライな感じとは

正反対の柔らかく温かみがある。

オイラの大好きな漫画家のちばてつやの実弟というのも良いね。

しかし売れっ子漫画家であり続けることって過酷だ。

オイラがこんなミクロ世界観をブログで時々書き続けていたって、

「全部出し切った感」が全身覆いつくして、

もうキーボードも触りたくないくらいになるんだから。

もっと前作以上の作品!もっと売れる作品を!なんて

毎日言われたら、おかしくなるよ。

そんな過酷な世界で生き抜いた漫画家や作品群が世界標準に

なるのは当然かもしれない。

藤子・F・不二雄全集が売り出された。

第一期、二期・・・と新築分譲マンションの売出しみたいに

始まった。買わないけどね。

白土三平全集は欲しい・・・。でも、やめとこ・・。

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